@quatresaisons44)です!
こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(今回はグリモー(Grimaud)という南フランスの村(港町)について紹介します。
わたしたちは2022年6月に港町の方へ、2023年の6月に村の方を訪れました。
(下の写真は村の方です)
村を訪れた時に撮影した動画をYoutubeにて公開しています。
ぜひこちらもご覧ください!
Contents
グリモーの基本情報
グリモーは、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏のヴァール県にある人口約4,500人の街です。
グリモーは山側と海側があり、山の方は歴史は古いですが、海側の方は、以前は水深が非常に浅かったため人が住めず、ボートで到達することも不可能でした。
そこで建築家のフランソワ・スポリーは1962年に港の建設計画を立て、1966年に工事が始まりました。
グリモーの治安
グリモーは、車で行く方がほとんどで、パリのような大きな街の観光地という感じの場所でもないので、治安はそこまで悪くないと思います。
(港の方は少し注意が必要です)
ですが、ここは外国で、フランスです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
グリモーの近郊の街や村
グリモーの近隣の観光スポットを紹介します!
ボルム・レ・ミモザ
グリモーから車で30分くらいでいくことができます。
名前の通りミモザももちろん有名ですが、お花が美しいことでも有名な村で、特に夏のブーゲンビリアは素晴らしいです。
Youtubeでも紹介したことがあるのでもしよければぜひご覧ください!
ドラギニャン(Draguignan)
ドラギニャンはグリモーから車で約50分で行くことができる街です。
ドラゴンの街とも呼ばれ、ドラゴンに関するものを街中で見つけることができます。
また、割と新しくできた美術館も絵画好きには絶対訪れて欲しい場所です。
Youtubeやブログで紹介しているので、ぜひご覧ください。
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グリモーの村のおすすめ観光場所
グリモーは村と港の2か所あるので、両方行きたい場合は、半日から1日見ておくといいと思います。
ここから先は、これからグリモーを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめするのグリモーの観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。
私たちが利用した駐車場のすぐそばに、観光案内所があったので、そこで地図ももらいました。
以下で見どころを紹介していきます。
グリモーのお城(Chateau de Grimaud)村
グリモーのお城まで行くには、入り口の門までも結構歩く必要があります。
このグリモーのお城は11世紀にはすでにあったことが書物などに記載されています。
14世紀半ばから経済的・人口的危機とペストや戦争が重なり、住民たちは自分たちを守るために1370年代には城壁を築きました。
15世紀に拡張され、17世紀にも塔を増築したり建物を拡張しますが、18世紀末に放棄され、石切り場として利用されるようになりました。
それにも関わらず、一部立ち入り禁止の場所もありましたが、私たちが上れるくらいまでは原形は保っていたのでよかったです。
グリモーの村にある風車
墓地のそばには、16世紀からある風車があります。
この地域にはもっとたくさん風車があったそうですが、現在はこのひとつだけだそうです。
この風車まで見学に行くには、お城から歩いて8分ほどかかるそうです。
サン・ミッシェル教会 (Église Saint-Michel)
グリモーにある教会、サン・ミッシェル教会。
花崗岩と石灰岩で造られたサンミッシェル教会は、12世紀後半から13世紀初めごろにできました。
内部には、暗くて見えにくいですが歩道やアーチを飾る古いフレスコ画の痕跡があるそうです。
ステンドグラスは1975年に宝石商のジャック・ゴーティエによって作られた
グリモーの時計台
時計台通りの1番高いところに時計台があります。
この鐘楼は16世紀〜17世紀頃に建てられました。
グリモーの村で見ることができるブーゲンビリアと夏の花
グリモーの村へ夏に行くと、ブーゲンビリアをたくさん見かけます。
路地とブーゲンビリアの組み合わせもステキです。
家の正面の壁にくっつくように咲くブーゲンビリアも素晴らしかった。
夏に南仏で見かけるこの花もたくさん咲いていました。
このちょっと坂道になっているところも素敵でした。
この通りには、アトリエがありました。
グリモーの港町のおすすめ観光場所
続いては、グリモーの港町を紹介します。
港町へは、こちらの門から入っていきます。
港町の地図。
グリモーの港町の教会(Église Saint-François )
グリモーの港町にある教会はエキュメニカル教会という、つまり西洋の宗教から派生するすべての礼拝を執り行うことができる教会だそうで、プロテスタントとキリスト教の礼拝が毎週行われています。
この教会は、カマルグにあるサンテ・マリー・ド・ラ・メールの教会にインスパイアされています。
南側の講堂の上部にヴィクトル・ヴァザルリによる一連のステンドグラスが配置されています。
ポート・グリマールの創設者フランソワ・スポリーは、この教会の地下墓地に眠っています。
私たちが訪れたときは、教会の内部には入ることができず、ステンドグラスも見れなかったのでとても残念でした。
教会の頂上まで上がることができます。(私が訪れた時は1€でした。)
頂上まで上るとグリモーの港町や、サン・トロペ湾の絶景を望むことができます。
グリモー港町の街並み
港町の方の街並みは、まるでディズニーランドのようでした。
街中をあまり写真を撮っていないので、またちょっと探して後ほど追加します!
グリモー港の住宅街
住宅街は何ヶ所かありますが、私たちが行きたかったレストランがあったのがFrançois Spoerry(フランソワ・スポリー広場)という場所だったので、その辺りを散歩しました。
(ちなみに私たちが利用したレストランはもうなくなりました)
住宅街の方は、住んでいる人ももちろんいると思いますが、別荘として休みの期間だけ利用している方も多くいるようでした。
車のナンバーの多くは、このグリモーがある地域ではなく、他のフランスの地域や、ドイツ、ルクセンブルク、オランダ、ベルギー、スイスなどをたくさん見かけました。
私が訪れたのは6月後半だったので、お花がとても美しく咲いていて、少し歩くだけでもとても癒されました。
住宅街に船が停まる場所までありました。
かなり高級なのではないかと彼と話していました。
グリモーの港町のお土産やさんTerre de Provence
グリモーの港町の方ではお土産屋さんが結構ありました。
こんな感じのプロヴァンスグッズを売っているお店もあれば、
今回買い物で利用したTerre de Provencというお店は、近かったら何度でも通いたくなるような素敵な商品がたくさんありました。
南仏発祥ブランドのハンドクリームや、
南フランスらしいカラーの食器
写真はありませんが、帽子やカゴバッグ、かわいい柄のトーションなどもありました。
私が特に気に入ったのは、このコースター。
これはもしかしたら南仏っぽい柄ではないかな?と思いつつも、コースターをふたつ買いました。
それからレジの横にあった可愛いカメのキーホルダーも買いました。
購入品です。
カメのキーホルダーは3.90€
コースターは、ひとつ6€
でした。
コースターはクオリティが本当に良くて、またこれだけでも買いに行きたいくらい気に入っています!
近くへ行く予定がありましたら、こちらのお店、ぜひオススメします。
住所:Rue des 2 Ports, 83310 Grimaud
グリモーの村で利用したレストランCafé Le Clem's Restaurant
グリモーで利用したレストランは、Café Le Clem's Restaurantとい村の中心部にあるレストランです。
家族経営のこぢんまりとしたレストランで、来た時は大混雑でしたが帰る時はだいぶ空いていました。
彼が注文したハンバーガーは、チェダーソース、ベーコン、オニオン、と牛肉と野菜が入っています。
私はニース風サラダを注文しましたが、すごいボリュームでした。
余談ですが、グリモーの村ではレストランを探すのが少し難しかったです。
例えばこちらのお店はGoogleに電話番号も出していないので、予約もできず、その日に開いているかもよくわかりませんでした。
もしグリモーの村の方でレストランを探す際には、到着したらすぐ予約したり、開いているお店に入ったりするのがいいかもしれません。
【Café Le Clem's Restaurant】
住所:3 Bd des Micocouliers, 83310 Grimaud
グリモーの港町のレストランCAFE FRINGALE
グリモーの港町で休憩に利用したレストランCAFE FRINGALE。
暑かったのでアイスを注文。
アイスを食べると喉が渇くので、ドリンクも注文しました。
眺めもとても良かったです。
住所:Pl. du Marché 14, 83310 Grimaud
電話番号:0033 4 22 73 99 91
営業時間:9時00分~23時45分 月曜のみ18時30分まで※夏以外の時間は変わる場合があるので、よくご確認ください
ホームページ
グリモーへの行き方
グリモーへはバスあるいは車で行くことができます。
グリモーで利用した駐車場
グリモーの村の方では、観光案内所のほぼ向かいにある駐車場を使用しました。
入れるところは結構狭いので、大きな車の方は注意が必要です!
港の方では、こちらの駐車場を利用しました。
私たちが訪れたときは、港の方の駐車場の方が見つけるのが大変でした。
グリモーへバスでの行き方
874番というバスで、サンラファエルから行くことができます。
(サンラファエルには鉄道駅があり、ニースやパリなどからの電車もあります。)
このバスで、村と港の方とどちらも行くことができます。
874番のバスの時刻表はこちら→874のバスの時刻表
また、港から村まで往復するバスも出ています。
1と2番のバスです。
バスの時刻表は見つけられませんでしたが、下の地図からGoogleマップをスマホで開き、バスの番号のところをクリックすると、次に来るバスの時刻を確認することができます。
参考になれば嬉しいです。
まとめ
今回は南フランスのグリモーという村と港町を紹介しました。
南フランスでは結構有名な街ですが、日本人にはあまり知られていないので、これを機会に行ってみたいなと思ってもらえると嬉しいです!
近くには有名な街や村もあるので、ぜひ一緒に行って欲しいなと思います。
南仏へ旅行ならこちらもマスト!
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