こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
今回は南フランスの村、ミルポワ(Mirepoix)を紹介します。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
ミルポワの基本情報
ミルポワはオクシタニー地域圏のアリエージュ県にある、人口は約3千人ほどの村です。
12世紀に激しい洪水による浸水の後、ミルポワの村は再建されました。
ミルポワの治安
ミルポワは、車で行く方がほとんどで、ザ・観光地という感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、フランスです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ミルポワの近郊の街や村
ミルポワの近隣の観光スポットを紹介します!
カステルノダリー(Castelnaudary)
カステルノダリーへは車で35分ほどで行くことができます。
フランス南西部の名物料理、カスレ発祥の地と言われています。
カステルノダリーについては、以前ブログで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
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フランス南西部・カステルノダリー、カスレ発祥の地のカスレと街など見どころを紹介!
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フォワ(Foix)
ミルポワからフォワへは車で40分ほどで行くことができます。
フォワには12世紀に建てられた素晴らしい城塞があり、必見です。
私は2018年に行きました。
トゥールーズから電車でも行くことができますので、機会があればぜひオススメしたい街のひとつです。
ミルポワのおすすめ観光場所
ミルポワは小さい村なので、村を散策するだけなら1時間もあれば十分だと思います。
これからミルポワを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめする観光場所やみておくべき場所などを紹介していきます。
村には観光案内所もあるので、地図をもらったり、スタッフの方に相談するのもいいと思います。
観光案内所では、お土産も販売していました。
サンモーリス大聖堂(Cathédrale St Maurice)
サン・モーリス大聖堂は、とても大きな建物で遠くからでも大変存在感があります。
1298年5月6日に礎石が置かれ建設が始まりますが、何度も中断しながら建設はなんと6世紀にわたって続きました。
1317年に司教座が置かれ、カタリ派の異端から住民を守る役割を担っていました。
建築様式はイル・ド・フランス地方のゴシック様式を反映しており、「南方ゴシック」と呼ばれる力強い壁画様式で再解釈されています。
また身廊は22メートルと、ヨーロッパで最も広いものです。
パリのノートルダム大聖堂の修復にも携わったことのある建築家、ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクが1858年と1859年に修復をしました。
この大聖堂のオルガンは、ドイツのリンク社によって1891年に製造され、このオルガン製造会社がフランス向けに製造した最も重要な楽器です。
未だかつて修復されたことがないそうで、当時のドイツのオルガン製造技術を理解する上で、とても貴重な存在となっています。
ステンドグラスも素晴らしく、ミルポワを訪れたら絶対に訪れてほしい場所のひとつです。
マレシャル・ルクレール広場と屋根付き通路(Pl. Maréchal Leclerc et couvert)
村の中心部にあるマレシャル・ルクレール広場には、フランス語でコロンバージュと言われる木組の家が集中してあります。
これらの家は繋がっていて、屋根付き通路となっており、全長140メートルと南フランスのバスティード(城壁都市)の中で最も長いものとなっています。
歴史的建造物にも登録されており、15世紀に建てられたものです。
木製の柱で支えられた屋根付き通路には、多くの商店やカフェ、レストランが軒を連ねています。
ポルト・ダヴァル(Porte d’Aval)
昔は村に4つの門がありましたが、現在はこのポルト・ダヴァルしか残っていないそうです。
この門は14世紀の要塞都市の唯一の遺構です。
1817年に天文学者ジャン=ジョゼフ・ヴィダルによってデザインされた、この町の紋章が、門の上部に刻まれています。
(私たちが行ったときは、クリスマスの飾りがまだしてあったので、よく見えませんね。)
1930年には歴史的建造物になりました。
ホール(La halle centrale)
このホールは19世紀に建てられたもので、建築家ヴィクトル・バルタールの名前にちなんでバルタール様式と呼ばれているそうです。
穀物の計量場として使われていた古い木造の市場に取って代わりました。
現在は毎週月曜日と木曜日にマルシェが開催されるほか、数多くのイベントもこの場所で開催されています。
たまたま見つけた可愛い家があったベアル通り(Rue du Béal)
村を散歩している最中にたまたま可愛いお家がある通りを見つけました。
ベアル通りというところです。
少し歩くと、ヴィクトルユーゴー通りもありました。
小さい川もありました。
矢印したところに家があり、あんな川に近いところに家があるなんて雨がたくさん降った日は危ないな、なんてちょっと思ってしまいました。
こちらのお家に描かれていた絵がとてもステキでした。
たまたまかもしれませんが、この周辺にはアトリエがたくさんありました。
私が訪れたのは1月でだんだん日は長くなってきていましたが、まだまだ夜が来るのが早いので、こういう明るいカラーのお家があるとなんだか安心してしまいます。
お家もステキだったなぁ。
またいつか機会があれば通ってみたいです!
ミルポワで利用したクレープレストランL'Apothicaire
ミルポワを訪れた日は1月の週末で、ランチの時間はどのレストランも混んでいました。
お腹がとても空いていた私たちは、すぐ席が見つけられそうな、クレープのレストランに入りました。
テラス席は混んでいたけど、店内はガラガラ。
(日差しがある方が温かいからだと思います!)
私はコーラ、彼はシードル(リンゴのお酒)を注文しました。
クレープはフランス料理の定番ですが、私は年に一度、2月2日のクレープの日にしか食べないのでとても久しぶりに食べました!
彼が選んだのはチーズのガレット。
エメンタル、カマンベール、ブルーチーズと多分シェーブルチーズが入っています。
私はキノコがたくさん入ったガレットを食べました。
デザートにはお砂糖がかかったシンプルなクレープを注文しました。
シンプルなものは、間違い無く美味しいです。
注文してから運ばれるまでも早かったし、とても美味しかったのでどこのレストランに入ろうか迷ったらこちらをオススメします。
住所:14 Pl. Maréchal Leclerc, 09500 Mirepoix
電話番号:0033 9 72 66 54 07
営業時間:10時00分~19時00分
ミルポワのアンティークショップBrocante de la Porte d'Aval
門へ行く途中に、アンティークショップがありました。
中は想像以上に広く、たくさんのワクワクする商品が雑多に並べられていました。
並べ方もステキでした。
特に私が好きだったコーナーは、トーション(布巾)や布が並べてあるコーナー。
時間があったらもっとゆっくり見たかったです。
購入品はこちらです。
他にもアンティークのお店があったので、ミルポワは結構アンティークのお店があるのかなと思いました。
住所:6 Rue Mgr de Cambon, 09500 Mirepoix
電話番号:0033 6 76 83 78 02
営業時間:14時00分~18時00分 月曜日:10時00分~18時00分 火曜・水曜定休日
ミルポワへの行き方
ミルポワへはバスあるいは車で行くことができます。
ミルポワの駐車場
私たちが利用した駐車場は、大聖堂のすぐそばのところです。
私たちが利用した2024年1月は無料でした。
ミルポワへバスでの行き方
ミルポワへはバスでも行くことができます。
世界遺産の街、カルカッソンヌから405番のバスが出ています。
本数がかなり少ないので、よく時間を確認して利用してくださいね!
まとめ
今回はフランス南西部の村、ミルポワを紹介しました。
この村はガイドブックにも載らないようなとても小さな村ですが、観光地化しすぎていなくて、中世の街並みが今も強く残っているので、タイムスリップしたような気分でした。
私たちが訪れたのは週末の昼間だったため、中心地のテラス席には人が集まっていて、みんな楽しそうにおしゃべりしていたのが印象的でした。
村の雰囲気もよく、次回は春か夏に訪れて見たいなと思いました。
ぜひ気になった方がいらっしゃれば、トゥールーズやカルカッソンヌから日帰りでも行くことができるので、ぜひ訪れてみてくださいね♪
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