【南西フランス名物のカスレ】カスレの発祥の地と言われるカステルノダリーでいただく! - カトル・セゾン

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【南西フランス名物のカスレ】カスレの発祥の地と言われるカステルノダリーでいただく!

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みなさんこんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@tofurabbit)です♪

フランスの南西部・オクシタニー地方(ミディ・ピレネー地方)に、カステルノダリー(Castelnaudary)と言う街があり、カスレの発祥の地と言われています。
わたしはフランス料理の中でもカスレは大好物で、今でも年に何度か訪れる南西部へ行くとと必ずいただきます。

村にはたくさんのカスレのレストランもたくさんあります。

今回は、カステルノダリーのカスレについてご紹介したいと思います。

カスレの歴史

カスレは100年戦争のときにできた食べ物とされています。

カステルノダリーは戦争中、イギリス軍からひどい攻撃にあいそのとき生の野菜などの食べものがなくなりました。
そこですべてのものを煮込んで作った料理、カスレが作られるようになったと言われています。

カスレに使われている白インゲンは、以前はフェーブ(そら豆)を使っていたそうですが、イタリア人がペルーから持ち帰った白インゲンをカステルノダリーに持ってきてから白インゲンが使われるようになったそうです。

地域によって少しずつ違うカスレの種類

カスレには3箇所で独自のカスレが存在しています。

  • トゥールーズのカスレ
  • カルカッソンヌのカスレ
  • カステルノダリーのカスレ

そしてどこの地域も自分のが一番と言っているそうです。

正直私的にはどこのレストランでもそこまで違いはないように思えますが、地域によっての違いをいかにまとめてみました。

またカスレは軟水のお水を使って作られます。

そうです!この地域のお水は軟水です!

私も以前トゥールーズに住んでいましたが、ケトルにカルキがそんなにつかなくて驚きました。
(パリや私の今住んでいる南仏はカルキがすごいです)

トゥールーズのカスレ

トゥールーズのソーセージ、鴨のコンフィ、玉ねぎ、ちょうじ(ハーブの一種)、シャプリュール(パン粉)、白インゲンを使うそうです。

カルカッソンヌのカスレ

イワシャコ(キジ科)と言う食用の鳥、ムートン(羊の肉)を使ったものがオリジナルだそうです。

カステルノダリーのカスレ

ガチョウのコンフィ、豚肉、豚肉の皮、ソーセージ、人参、ねぎ、セロリ、白インゲンなどを入れるそうです。

カスレを食べるためにカステルノダリーへ!

カスレといえばカステルノダリー

と言う私の考えは、トゥールーズに住む前からあったにもかかわらず、トゥールーズに住んでいた2年間に一度も行く機会はありませんでした。
しかし、私の彼は、トゥールーズから引っ越した後も、研修などで行く機会があったため、一緒に行ったり、後から車で追いかけていったりしました。

フランスの高速道路では、地名の説明に絵を利用しています。
ここ、カステルノダリーはやはりカスレのような絵が出ていました。

カステルノダリーの場所を以下の地図で確認しましょう。

トゥールーズとカルカッソンヌの大体間くらいですね。

カステルノダリーにはやはり多くのカスレを専門に扱うレストランがあります。

カステルノダリーは人口1万人ほどの街。
市内には缶入りのカスレの工場などを発見しました。
また、小さい教会もありました。

"Eglise Saint Michel de Castelnaudary"と言う名前の教会です。

小さいながらもステンドグラスが素敵だと書かれていたのですが、残念ながらわたしたちが訪れたときは開いてませんでした。。。

カステルノダリーではここがオススメ!カスレのレストラン

2019年の2月と10月にカステルノダリーでカスレをいただきました。
わたしたちが行ったのはメゾンデュカスレ(Maison du Cassoulet)というカルカッソンヌにも店舗を持つレストラン。

場所は以下でご確認ください。

私が頼んだのはもちろんカスレです。

カスレはたっぷりはいってたので、食べきれず、彼に手伝ってもらいなんとか完食!

デザートには私はクレームブリュレ、彼はカフェグルマン。

どれを頂いてもとっても美味しかったです。

2回目に行ったときは夜で、一階席は満席で、地下の席を利用しました。

帰る頃にはわたしたちだけになっていました。

なるべく予約したほうがいいとは思いますが、こちらのレストランはかなりの人数を店内に収容できるので、よっぽどではない限り大丈夫だと思いますが、心配な方はなるべくされたほうがいいと思います。

以下に載せていますホームページにはフランス語だけでなく、英語、スペイン語も選択できますし、メールで予約することもできます。
ぜひ、いらっしゃった際はカスレを頂いてみられてはいかがでしょうか。

【店舗情報】
住所:24 Cours de la République, 11400 Castelnaudary
電話番号:04 68 23 27 23
営業時間:ランチ 12時〜14時 ディナー 19時半〜21時半 (毎日営業)
ウェブサイト:http://www.maisonducassoulet.com/

カステルノダリーへの行き方

カステルノダリーへの行き方は2つあります。

  • トゥールーズからTERでカステルノダリーへ行く方法
  • トゥールーズからバスでカステルノダリーへ行く方法

トゥールーズからTERでカステルノダリーへ行く方法

トゥールーズのマタビオ駅(Toulouse Matabiau)からTERに乗って行くことができます。
マタビオ駅は、中心地にある鉄道駅です。

そこから50分ほどでいけます。
カステルノダリーの鉄道駅からは例えば、先ほどおすすめしたレストラン・メゾンデュカスレまで歩いて10分ほどです。

電車の時刻はコチラをご覧ください。

トゥールーズからバスでカステルノダリーへ行く方法

トゥールーズのバスターミナルからも955番というバスで行くことができます。
上記に書かれていたマタビオ駅の隣にあります。

一日7便で、1時間半程かかります。
時刻表は探したのですが古いものしか見つからず。
でもそこまで変わっていないと思うので、もしよければコチラをご参照ください。

まとめ

カスレの発祥の地と言われているフランス南西部のカステルノダリーについてご紹介しました。

わたしは、カスレがフランス人が好きなフランスの名物ベスト5には入るのではないかなと思うくらいフランスでは大人気な食べ物でないかと思っています。
なぜなら、トゥールーズなど、南西部のレストランへ入ると観光客風のフランス人はだいたいカスレを食べているからです。

カスレは地域によってもですが、お店によっても本当に様々で、ぜひ皆様もお気に入りみつけていただければなと思います。

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