こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2025年10月に南フランスの街、アルビ(Albi)へ行きました。

こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
- 1 アルビの基本情報
- 2 アルビの近郊の街や村
- 3 アルビのおすすめ観光場所
- 3.1 アルビ大聖堂(Cathédrale Sainte-Cécile)
- 3.2 トゥールーズロートレック美術館(Musée Toulouse-Lautrec)
- 3.3 ポンヴューとポンヌフ(Pont Vieux & Pont neuf)
- 3.4 ラ・パッセレル(La Passerelle)
- 3.5 サン=サルヴィ教会(Collégiale Saint-Salvi)
- 3.6 サントマドレーヌ教会(Église Sainte-Madeleine d'Albi)
- 3.7 トゥールーズロートレックの生家(Maison Natale De Toulouse Lautrec)
- 3.8 室内マーケット(Marché Couvert)
- 4 アルビのレストランChez briquette
- 5 アルビのホテルMercure Albi Rives du Tarn
- 6 アルビへの行き方
- 7 まとめ
アルビの基本情報
アルビは、オクシタニー地域圏、タルン県にある人口約50,600人の小さな街です。
ピンク、オレンジ、黄土色などのさまざまな色合いの焼成レンガは、アルビの街の建築の特徴です。
ローマ人によって導入され、非常に特徴的なレンガは、この都市全体に優雅で温かな調和をもたらし、アルビにイタリアの雰囲気を醸し出しています。
大聖堂やベルビ宮殿などとともに、2010年にアルビの司教都市として、世界遺産に登録されました。
アルビの治安
アルビは、フランスでも有名な観光地で、ヨーロッパのあちこちだけでなく、世界中から人気の高い観光地のため、治安はそこまで悪くないですが、スリなどに気をつけなければいけません!
自分の身を守るためにも、夜にはなるべく外出しない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、
目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
アルビの近郊の街や村
アルビの近隣の観光スポットを紹介します!
コルドシュルシエル(Cordes sur Ciel)
アルビから車で20分ほどで行くことができる、フランスの最も美しい村にも選ばれている村です。
コルドシュルシエルについては、以前Youtubeで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
ロデーズ(Rodez)
ロデーズへはアルビから車で1時間ほどで行くことができます。
素晴らしい大聖堂があり、必見です!
Youtubeやブログで紹介しているので、ぜひご覧ください♪
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アルビのおすすめ観光場所
アルビはそんなに大きい街ではありませんが、見どころが多いので1日あると安心ですが、大聖堂とロートレック美術館くらいなら半日でも可能です。
大聖堂の近くに観光案内所があったので、そこで地図をもらいました。

案内所内ではちょっとしたお土産も買えるので、営業している時に近くを通ることがあればぜひ寄ってみてほしいです!
ここから先はこれからアルビを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめするのアルビの観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。
アルビ大聖堂(Cathédrale Sainte-Cécile)
アルビ大聖堂は、アルビの司教が1282年8月15日に聖セシル大聖堂の礎石を据え、現在の姿の大聖堂が完成するまでに、2世紀以上の歳月を要しました。

この世界最大のレンガ造りの大聖堂は、ユネスコの世界遺産に登録されている司教都市で、要塞のような威容を誇っています。
この南側にある美しい門は、Dominique de Florenceという方が作った門で、防御よりも装飾的な役割が強く、大聖堂の壁とレンガ造りの円形の塔に支えられています。

このファサードにもたくさんの銅像が埋められていて、豪華ですね。

その独特な様式、南ゴシック様式(13世紀)、そして軍事的な外観は、当時同時代の大聖堂(シャルトル・ランス)とは一線を画し、この街の支配者たちの権力と威厳を反映していました。
大オルガンの下にある1474年から1484年の間に制作された最後の審判は、まるで図解付き聖書のように見える
18,500平方メートルのフレスコ画と装飾により、ヨーロッパで最大の塗装大聖堂となっています。

有料にはなりますが、大聖歌隊席を見学することができます。
私は行きませんでしたが、もし行くならオーディオガイド付き(日本語あり)で、6€で宝物室も見学することができます。
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トゥールーズロートレック美術館(Musée Toulouse-Lautrec)
トゥールーズロートレック美術館は大聖堂のすぐ隣にあります。

美術館のあるベルビー宮殿は、1254年から建設が始まり1308年に完成しました。
トゥールーズロートレックが亡くなった後、彼の画商の友人と母親がアルビで美術館を開くため資金を調達し、貴重な絵画コレクションを寄贈しました。

そのため、彼の作品をたくさん見ることができます。

特に幼少期や、パリに行く前の絵などの貴重なコレクションが見れてとても嬉しかったです!
こちらの美術館ではトゥールーズロートレックの絵はもちろん、この古くて美しい素晴らしい建物であるベルビー宮殿の館内も楽しむことができます。

また、大聖堂や街の歴史についての展示もありました。

絵画は他にもボナールや、

マティスの絵もありました。

(今年行ったコリウールを描いたマティスの絵をこの美術館で見れるなんて感激!ブログもチェックしてください。)
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トゥールーズロートレック美術館については、別の記事でも詳しく紹介しています。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
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住所:Palais de la Berbie, Pl. Sainte-Cécile, 81000 Albi
電話番号:0033 5 63 49 48 70
営業時間:10時00分~12時30分 14時00分~18時00分 月曜日は休館日
ホームページ
ポンヴューとポンヌフ(Pont Vieux & Pont neuf)
ポンヴューは「古い橋」という意味ですが、本当の橋の名前はタルン橋(Pont du Tarn)といいタルン川にかかる橋で、1035年から1042年の間に建設されました。
現在見られる最も古い部分は13世紀のもの。

当初、橋は狭すぎて荷馬車が通ることができませんでした。そのため、商品は動物や人力で運ばれていたそうです。
1193年からすでに通行料が徴収されていたことが証明されています。
1245年のアルビのカルチュラーレ(土地権利証書)に記載されているように、課税対象は商品のみでした。
徴収された税金は、橋の維持だけでなく、城壁の維持にも使われました。
13世紀(おそらく1230年から1240年の間)、橋は再建されます。
15世には、橋脚の上に家屋が建てられ、フィレンツェのポンテ・ヴェッキオのような外観となりましたが、これらの家屋は、1766年の洪水により破壊されました。
1820年、四輪の馬車が通行できるよう、橋の路面は直線化され、幅も拡大されました。
この建造物は、1921年3月16日に歴史的建造物として指定されました。
2023年3月から2025年5月までの26ヶ月間にわたって大規模な修復工事が開始されました。
こちらはポンヌフ(新しい橋)で、1867に開通しました。

ラ・パッセレル(La Passerelle)
アルビでは2025年に新しい橋が誕生しました。
それがこの橋、La Passerelleです。

そのすぐ横の橋は電車用の橋で、こちらは歩行者専用の橋です。
街に雰囲気に合うかどうかはちょっとアレですが😅、かなり便利ですよね!
サン=サルヴィ教会(Collégiale Saint-Salvi)
サンサルヴィ教会は大聖堂の近くにある教会です。

黄色い矢印の部分は8つの鐘があり、1959年にアヌシーの鋳造所によって設置されたそうです。
このカリヨンは、8時、12時、15時、19時に美しい鐘の音色を聴くことができます。
(私たちは19時に聞くことができたので、ぜひYoutubeでチェックしてみてください。)
回廊にはお庭があります。

教会からも、裏からもアクセスができます。

教会内についてはまた後ほど紹介します。
サントマドレーヌ教会(Église Sainte-Madeleine d'Albi)
サントマドレーヌ教会は、1848年から1851年にかけて、トゥールーズの建築家ジュリアン・リヴェによって、カプチーノ修道院の旧礼拝堂の跡地に建設されました。

この教会は、1842年に完成し、その設計図は1810年にさかのぼるパリのマドレーヌ教会を模倣したものです。
そのため、19世紀後半にネオゴシック様式が流行していたにもかかわらず、その様式は依然として非常に古典的なものとなっています。
教会の内部は、1860年まで壁画やステンドグラスがなく、完全に白く保たれていました。ミショー司祭の指導のもと、1860年から装飾工事が実施されました。
そして私たちが訪れた時は閉まっていて、残念ながら入ることができませんでした。
トゥールーズロートレックの生家(Maison Natale De Toulouse Lautrec)
アルビにはトゥールーズロートレックの生家もあります。
ただ中を見学することはできないので、聖地という感じでファンが訪れて写真を撮ったりしています。
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室内マーケット(Marché Couvert)
アルビには1905年に開館した、屋根付きの室内マーケットがあり、この建物は歴史的建造物に指定されています。

1860年以降パリの屋内市場をモデルにしたものを、アルビにも建設することを決定し、「バルタル式パビリオン」を採用しています。

写真は撮りませんでしたが、ひとつ下の階にはスーパーが入っています。
お惣菜を売っているお店が多く、ホテルでランチや夕食として食べたり、または座って食べるところがあちこちにあるので、中で食べたりできて観光客にもありがたいですね!

私たちは、こちらのチーズ屋さんを利用しました。

(続きは後ほど書きます!)
アルビのレストランChez briquette
アルビでは夕食をいただくためにレストラン、Chez Briquetteを利用しました。

実は私たちが訪れた10月後半はレストランが結構やっていなくて、予約していなくてもたまたま入れるレストランがここで、こちらに決めました。
彼が注文した前菜は、かぼちゃと栗のスープで、上にはラードン(ベーコン)がのっています。

私はカベクーというチーズ入りサラダ。チーズにハチミツがかかっています!

メイン料理は、フォアグラのバーガーを注文しました。

ポワレしたフォアグラがとっても美味しかったです!
付け合わせのセロリのピュレも、予想外にかなりおいしかったです。
デザートは二人ともパンナコッタを注文しました。

上にナッツやチョコなどがこんなにたくさんのっているパンナコッタを、初めて見ました。
私には結構甘めでしたが、とても美味しかったです。
偶然に見つけたレストランでしたが、料理はとても美味しくて、こちらで食べれて良かったです。

72€(約12,960円)
住所:6 Rue de la Piale, 81000 Albi
電話番号:0033 6 31 93 32 84
営業時間:12時00分~14時30分 19時00分~21時30分 定休日:日曜日月曜日
アルビのホテルMercure Albi Rives du Tarn
今回アルビで利用したホテルは、Mercure Albi Rives du Tarnです。

私たちが利用した部屋を紹介します。
部屋は思っていたより広くてゆったりと過ごせました。
まずはベッド。

テレビとデスク。

ケトルやお茶のセット、冷蔵庫もあります。

私たちの部屋からは、橋や川が見えなくて残念です。(高い部屋にすれば橋が見える部屋になるようでした)
バスルーム。シャワーのみでしたが、充分な広さでした。

洗面所。

お手洗い

ホテルのロビーからは素晴らしい景色が楽しめて良かったです!
今回は、朝食もホテルでいただきました。




まだ写真があるので、後ほど追加します!
【Mercure Albi Rives du Tarn】
住所:2 Rue de la Visitation, 81000 Albi
電話番号:0033 5 63 47 66 66
チェックイン:14:00
チェックアウト:11:00
宿泊代:135.54€(約24,397円)
駐車場:10€(約1,800円)
朝食代:ひとり17€(約3,060円)
ホームページ
Hotels.com
Expedia
agoda
アルビへの行き方
アルビへは電車やバスあるいは車で行くことができます。
アルビの駐車場
私たちは今回駐車場は、ホテルの駐車場に停めましたが、以前はこちらに停めていました。
大聖堂へはそこまで遠くなく便利な場所で無料でしたが、週末や時期によっては混んでいるので、ぎゅうぎゅうで狭いので、お気をつけて停めてくださいね!
アルビへ電車での行き方
アルビへは電車でも行くことができます。
ほとんどの場合、トゥールーズから行くことが多いと思います。
2025年12月現在1日平均約17本の電車が通っていて、1時間ほどで到着します。
時刻表を見つけたので、行く予定の方ぜひチェックしてみてくださいね。
→トゥールーズからアルビへ行く電車の時刻表
まとめ
今回はフランス南西部にある世界遺産の街、アルビを紹介しました。
私はこのブログを書く前に3回アルビへ行きましたが、いつも雨だったのですが今回晴れて本当に嬉しかったです。
そして行く時は毎回、トゥールーズロートレック美術館と大聖堂しか行かなかったですが、
1泊したおかげで、街のことをもっと知ることができたし、他の場所も見ることができてて良かったです。
今後も行きたいと思っているので、訪れた際には追記もしていきます!
皆さんの旅の参考になれば嬉しいです!
旅行に持って行くなら、電子書籍がオススメです。
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