こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2024年10月にフランスの街ボルドーへ行きました。
ボルドーへは3度目の訪問でしたが、過去2回は、友人と会うことが目的だったり、乗り継ぎの合間に立ち寄っただけなど本当に短い滞在だったので、今回も日帰りではありますがもう少し街を楽しめることができました。
私のもうひとつのYoutubeチャンネル、sayalogでボルドーを訪れた日のことについて紹介していますので、ぜひご覧ください。
Contents
ボルドーの基本情報
ボルドーは、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の首府、ジロンド県の県庁所在地です。
ボルドーはフランス第9の都市で、三日月形に湾曲しているガロンヌ川沿いに発展した、
「月の港ボルドー」
と呼ばれる歴史地区が、世界遺産に登録されています。
ボルドーといえばワインですが、ワイン以外にも楽しめる、見どころの多い街です。
ボルドーの治安
ボルドーは、とても大きな街で、観光客も多いので、治安はかなり気をつけたほうがいいと思います。
気をつけた方がいい場所は、駅の近く、大きな広場、公園などです。
特に、ボルドーに訪れるのが初めての場合は、土地勘もないので、夜はなるべく出かけないようにした方がいいと思います。
身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ボルドーのおすすめ観光場所
ボルドーをたっぷり楽しみたいなら丸1日は必要です。
以下で見どころを紹介していきます。
サンタンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André )
ボルドーの街を歩くと、遠くからでも一際目立つ大聖堂、サンタンドレ大聖堂。
この大聖堂にはお昼の時間は入ることができないので、先に美術館を訪れた後に戻ってきました。
(私が訪れた日は、お葬式もあったため、15時まで入れませんでした。)
1096年に落成し、12世紀から14世紀にかけて徐々に拡張され、現在の姿になりました。
聖堂はとても大きく、神秘的で、壁一面に美しい絵画が飾られていて、まるで美術館にいるようでした。
大聖堂のステンドグラスのほとんどは、ガラス工芸の巨匠と言われた、ジョゼフ・ヴィリエ(Joseph Villiet)によって設置されました。
大聖堂では、定期的な礼拝とオルガン・リサイタルが行われるそうです。
大聖堂には特別展示が行われている場所があり、2ユーロで見学することができるようでした。
(入り口に座っている方に熱心に誘われましたが、私は入りませんでした。)
ペイベルランの塔(Tour Pey Berland)
サン・アンドレ大聖堂のすぐ隣にあるゴシック様式の鐘楼は、1440年に建設を決定したボルドー大司教の名前がつけられています。
233の階段を上がるのですが、階段が狭いためかリュックが禁止で、預けるところもなかったので、今回は諦めました。
お昼休みを取るので、行く時間にはお気をつけください!
また、予約していなくても入れますが、した方が確実なので、行く時間が確実なときはぜひ予約することをオススメします。
予約は、ホームページからできるので、ぜひチェックしてみてください!
住所:Pl. Pey Berland, 33000 Bordeaux
電話番号:0033 5 56 81 26 25
営業時間:10時00分~12時30分 14時00分~17時30分
9月23日から2025年5月末まで クリスマスと元旦、メーデー以外毎日開館
10時~12時30分、14時~17時30分
2025年5月末から9月末まで毎日開館
10時~18時
※時々例外で閉まることもあるようなので、訪れる前にホームページをご覧ください。
入館料:9ユーロ(2024年現在)
ホームページ
カイヨ門(Porte Cailhau)
カイヨ門は、1493年から1496年にかけて建てられ、かつて町の正面玄関だったそうです。
このカイヨ門の中を見学することができます。
住所:Pl. du Palais, 33000 Bordeaux
電話番号:0033 5 56 00 66 00
営業時間:4月〜10月:10:00〜13:00と14:00〜18:00
11月〜3月:平日14:00〜18:00、土日11:00〜13:00と14:00〜18:00
入場料:7ユーロ
大鐘楼(Grosse Cloche)
たまたま行きたかったカヌレのお店のすぐそばにあった、13世紀にできた大鐘楼。
この防御門は刑務所としても使われていたそうです。
反対側からの写真。
私はこの大鐘楼についている時計が好きでした。
どちらのデザインも素敵ではないですか?!
時計について調べてみましたが、詳細は見つけられなかったのですが、本当に素敵だなぁとじっくり見てしまいました。
ボルドー美術館(Musée des Beaux-Arts)
ボルドー美術館は、大聖堂のすぐそばにありますが、入り口が遠い場所にあるので、結構歩きました。
私が行った時、たまたま入り口の門が閉まっていて、少し迷いました。
ボルドー美術館は、市役所のお庭の中にあります。
美術館は2つの棟で、展示が行われています。
南棟では、主に15世紀から18世紀の古いコレクションを見ることができます。
北棟は19世紀から20世紀のコレクションを展示しています。
私でも知っているような、ピカソ、ボナール、マティス、ロートレックの作品もありました。
下の写真は、マティスの作品。
アルベール・マルケというボルドー出身の画家の作品が比較的多く展示されていました。
私は、このモネの絵が好きでした。
私が訪れた日は、雨が降っていたのでとても空いていて、ゆっくり見学することができて良かったです
この本館から少し離れたところにある、1939年建築の別館でも展示が行われていました。
私が訪れたときは、パリの写真家、ヴァレリー・ブランさんの展示がされていました。
住所:20 Cr d'Albret, 33000 Bordeaux
電話番号:0033 5 56 10 20 56
営業時間:11:00-18:00 休館日:火曜日
入館料:8ユーロ(2024年現在)
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水鏡(Miroir d'eau)
2006年にブルス広場の向かいに建てられた世界最大級の水鏡です。
私が訪れたのは午前中だったので、地元の小学生が見学に来ていてとても賑やかでした。
季節や時間帯によっては、下から水も出るようで、暑い夏には気持ちがよさそうですね!
この水鏡があるガロンヌ川沿いは、ランニングをしている人もたくさんいました。
またそばにはJardins des Lumièresというお庭もあって、ベンチに座ってくつろいだり、美しい花々を楽しんだりする人もいました。
もう少し暖かく、穏やかな日だったら、私もベンチでコーヒーでも飲みながらのんびり行き交う人々を眺めたり、本を読んだりしてみたかったです。
ワインの総合施設、シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)
2016年2月にオープンしたシテ・デュ・バンは、ワイン博物館です。
このとても不思議な形をしている建物は、ワインのデキャンタをイメージしたものだそうです。
ワインの香りや色を体験できるコーナーや、ワインの試飲もできるワインの総合施設となっています。
ワインがお好きな方、ワインについて知りたい方など、オススメです!
ボルドー。
本日の風景より。
①シテ・デュ・ヴァン pic.twitter.com/Us5T9UkdMh— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) July 9, 2022
住所:134 Quai de Bacalan, 33300 Bordeaux
電話番号:0033 5 56 16 20 20
営業時間:10:00~19:00
入館料:22ユーロ(2024年現在)
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ボルドーおすすめ!ランチもできるカフェPIHA
こちらへは2018年に日本から来ている友人と入りましたが、2024年に一人でボルドーへ行った際にも訪れました。
下の写真は2018年に撮ったものです。
最初、カフェ利用で入りましたが、ランチも食べれるということでそのまま長居してしまいました。
2024年に訪れたときは、雨宿りと、教会に入る時間までの暇つぶしで入りました。
注文をしたのは、カプチーノ。
店内の様子。
ボルドーのオシャレさんがたくさんいました!
雨が降っていたので、ほぼ満席でした。
お客さんのワンちゃんと、もしかしたらスタッフのワンちゃんもいたかもしれません!
今回のお店の正面の写真はこちらです。
ボルドーでランチした、ベトナム料理レストランQue Toi
ボルドーへは日帰りの滞在だったので、できるだけ食事に時間をかけたくなかったので、アジア料理のお店を探していました。
たまたま、歩いている途中で見つけたこちらのベトナム料理レストラン、Que Toiに入りました。
私は、コーラとフォーを注文しました。(17,10€)
思ったよりお肉がたっぷり入っていて、かなりお腹いっぱいになりました。
アジア人のオーナーの方がとてもフレンドリーで、ひとりひとりにのお客さんに声かけていていました。
私は12時ごろに入りましたが、他に2人いたお客さんも女性ひとりでした。
女子一人旅でも入りやすいと思います♪
12時半過ぎに帰る頃にはかなり混んできたので、早めに行くのがオススメです。
住所:20 Rue Saint-Siméon, 33000 Bordeaux
電話番号:0033 7 83 74 78 91
営業時間:11時30分~15時00分 18時30分~22時30分
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ボルドーおすすめ!カヌレが食べれるカフェ、Cassonade Cannelés & Spécialités
カヌレが食べれるカフェを地図で探していたら、こちらのお店、Cassonade Cannelés & Spécialitésを見つけました。
たくさん歩いて少し休憩したかったので、こちらでルイボスティーとカヌレののったソフトクッキーを注文しました。
彼へのお土産も購入済みです。
ちょっとプチハプニングがこの時あって、店内のお店は、この下の写真しか撮れませんでした。
店内はとにかく狭く、(トイレも狭い)あまり大きな荷物を持っていたり、大人数では入れませんが、すごく便利な場所にあるので、カヌレを店内で食べてみたい!という方にはぜひともオススメしたいお店です。
ボルドーで利用したお土産やさん、Autour de Bordeaux
ボルドーでたまたま通りがかったお土産屋さん、Autour de Bordeauxで自分へのお土産を買いました。
店内にはお土産だけでなく、雑貨などもあってすごく素敵で長居したかったですが、帰りの電車の時刻も気になり始めていた時だったので、さっさと探していたカヌレのマグネットを選んでレジへ。
そしてレジで、ワインのボトルのキーホルダーを見つけて、それも買いました。
2つで、9ユーロでした。どちらもとても気に入っています!
住所:10 Rue de Guienne, 33000 Bordeaux
電話番号:0033 6 32 38 40 95
営業時間:10時00分~12時30分 14時00分~19時00分 定休日:木曜日
ボルドーへの行き方
ボルドーへは電車、バスあるいは飛行機で行くことができます。
ボルドーへ電車での行き方
ボルドーへはパリから行くことが多いと思いますが、パリ・モンパルナス駅から電車が出ています。
私は、ボルドーではなく、その先のトゥールーズまで、パリから電車で行ったことがありますが、パリからボルドーへは、電車によっては結構早く行くことができます。
早ければ2時間ちょっとくらいで行く電車があります。
料金も早く購入すれば、ouigoという安いチケットで、20€くらいで行くことができてバスより安いです(ただ安い分スーツケースの制限など色々あるので、こちらも参考にしてください)
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【格安TGV・OUIGO(ウィゴ)】チケット購入方法と乗り方と知っておくべき注意点も紹介!
こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@tofurabbit)です! フランスの都市間を移動する手段である鉄道には、TGVという高速列車がありますが、その廉価版のサービスがあるのをご存知でしょうか ...
続きを見る
詳しくはこちらも参考になると思うので、ぜひご覧ください。
⇨SNCFのページ(フランス語)へ行きます
ボルドーへバスでの行き方
ボルドーへはバスでも行くことができます。
○Flixbus
最近はかなり値段が上がってきていて、一番安くても20€くらいします。
○Blablabus
Flixbusよりも少し高いかもしれません。
ボルドーへ飛行機での行き方
日本からボルドーへの直行便はなく、もし行くなら、2024年10月現在ですと
○パリ・シャルルドゴール空港(エールフランス)
○アムステルダム・スキポール空港(KLM)
○マドリード・バラハス空港(イベリア航空)
○ロンドン ガトウィック空港(ブリティッシュエアウェイズ)
○フランクフルト空港(ルフトハンザ航空)
などから経由していくことができます。
私も一度ボルドー空港を利用しましたが、ほとんどライアンエアやボロテア航空などの格安エアラインばかりでした。
(実際私が乗ったのも、ライアンエアーでした)
まとめ
今回は、ボルドーを紹介しました。
ボルドーは、中心地まではトラムで移動しなければいけなかったり、フランス第9の都市ですが見どころが散らばっていて、移動にも時間がかかるので、できれば1泊するのをオススメしたい街です。
以前より電車でパリから行くのが早くなったりしたこともあり、パリからくる観光客もかなり増えている印象です。
フランスでもかなり人気の高い、おしゃれで洗練された街・ボルドー。
ぜひフランスへいらしゃいましたら、日帰りや1泊で訪れてみられてはいかがでしょうか。
今回の私の記事が役に立つと嬉しいです!
何かあった時のためのガイドブック、スマホからも気軽にみれる電子書籍版をオススメします!
\\SNSアカウントやYoutubeでもフランス生活の発信をしています//
コーヒーやおうちカフェ、日常についてはsayalogというYoutubeチャンネルのインスタでも紹介しているのでもしよければぜひフォローお願いします。
Instagram(sayalog)
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