こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
今回は、イタリアの村ドルチェアクア(Dolceacqua)という村を紹介します。
この村は、フランス国境の近くにあるため、フランスの街マントンから車で約1時間で行くことができるので、日帰りも可能です!
Youtubeには、私たちが訪れた時のことをで動画で紹介しています。
お時間ありましたらぜひご覧ください。
Contents
ドルチェアックア基本情報
ドルチェアックアは、イタリアのリグーリア州インペリア県にある、人口約2,000人の村です。
ドルチェアックアを訪れるベストシーズン
ドルチェアックアのベストシーズンは、春から秋にかけてだと思います。
私たちは10月後半の週末に訪れましたが、お店もほとんど営業していて、観光客もかなりたくさんいました。
おすすめは5月から10月くらいに行くのが良いと思います。
それ以外の時はお店が長期休暇に入ったりすることがあるので、よく確認してから行くことをオススメします!
ドルチェアックアの治安
ドルチェアックアは、車で行く方がほとんどで、ミラノやローマとは違い、田舎の観光地〜という感じの場所なので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、イタリアです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったヨーロッパ人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ドルチェアックアの近隣観光スポット
ドルチェアックアの近隣の観光スポットを紹介します!
サンレモ(Sanremo)
音楽祭で有名なサンレモも近くにあります。
サンレモは2022年に訪れた時のことをYoutube動画で公開しています。
2つあって、こちらは旧市街に行った時のものです。
セボルガ(Seborga)
セボルガは北イタリアにあるリグリア地方にある人口300人以下の公国です。
ドルチェアックアから車で30分ちょっとで行くことができます。
ブログやYoutubeでも紹介しているので、もしよければぜひご覧ください!
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ドルチェアックアの見どころ・おすすめ観光
ドルチェアックアは、割と大きな村ですが、見どころは全部近い場所にあるので、観光は2時間もあれば十分だと思います。
(階段の上がり下がりや、村の住宅街が結構迷いやすいため2時間と書きました)
聖アンソニー修道院付属教会(Chiesa Parrocchiale di Sant'Antonio Abate)
聖アンソニー修道院付属教会(教会の日本語名は翻訳機能を使って訳したので、少し違うかもしれません)は1471年に建てられたバロック様式の教会です。
この場所には以前他の教会があったそうです。
この教会は、19世紀に拡張されました。
他にも美術館にいるような美しい絵画がたくさん飾られていました。
入り口のドア。
入り口付近に飾られている、1515年に制作されたルネサンス期の聖デボタ(モナコとコルシカ島の守護聖人)を描いたこの多翼祭壇画が有名だそうです。
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
この橋は、画家・クロードモネも絶賛したというヴェッキオ橋です。
この橋は15世紀に建てられて、33メートルの高さがあります。
モネがここからの景色を描いた絵があり、それはパリのマルモッタン・モネ美術館で見ることができます。
2023年4月にマルモッタンモネ美術館へ行って、見てきました!
ドルチェアクアの旧市街
旧市街はタイムスリップしたような気分になれます。
お城まで上っていく感じです。坂道が結構急で、道中大変かもしれませんが、まるで廃墟のような住宅街が雰囲気があって素敵でした。
路地。
ドルチェアックアのお城Castello dei Doria
ドルチェアックアのお城は、村の一番上にあります。
この建物です。
【お城の簡単な歴史】
12世紀、ヴェンティミーリア伯爵家がドルチェアックアに最初の城の建設を依頼してから、その後何世紀にもわたって城は姿を変え、また家主も変えていきます。
ルネッサンス時代の終わりには、新しい装飾や家具が施された部屋や壮大な防御機構を備えた、要塞化された偉大な貴族の居城となりました。
その後、グリマルディ家が占拠していた城は、1527年にアンドレア・ドリアが城を征服したことで、再びドリア家のものとなりました。
この城は過去に、何度も多くの攻撃に耐えましたが、1744年7月27日、オーストリアの後継者争いの最中に、フランコ・スペイン軍に部分的に破壊されました。
17世紀には、誰も住まなくなり、城は1887年の地震✴︎でさらに被害を受けました。
1942年、最終的にお城はドルチェアックア市の所有となりました。
2018年にはほとんどの改修工事が終わって、お城を完全に見学できるようになったそうです!
私たちは訪れませんでしたが、お城があるところまでは上ったので、そこからの眺めはとても素晴らしかったです。
中を見学しなくても、お城の入り口のところまで上ってみるのも、素晴らしい眺めを楽しむことができてオススメです♪
このお城についての情報をまったく見つけることができず、村のホームページを見つけて、そこに少しだけ書いてあったので載せておきますが、情報があまり新しくなさそうです。。。
ホームページはこちら
✴︎この1887年の地震については、近くのイタリアの村バヤルドでも人口の4分の1の方が亡くなったほど大きな地震だったそうです。
バヤルドについてもブログで記事を書いているので、ぜひご覧ください!
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猫もたくさん見かけました。
絵を販売しているお土産やさんの隣のお家にいた猫。
レストランのテラス席の上にいた猫
家の前にいた猫
他にもかなり見ましたが、私たちを見るとすぐに逃げてしまうシャイな猫ちゃんばかりでした。
ドルチェアックアのおすすめレストランI Gumbi
今回私たちがドルチェアックアを訪れたときに、ランチで利用したレストランI Gumbi。
あらかじめいくつかのレストランに行きたいとチェックしていたうちのひとつで、私たちが車を停めた駐車場から一番近かったためこちらに決めました。
私たちはテラス席に座りました。
訪れたのは10月末でしたが、気温は25度以上もあったので、日陰でしたがそんなに涼しくなかったです。
テラス席には可愛いワンちゃんもたくさんいました。
今回私たちはコースではなく単品で注文をしました。
まず彼が注文したのはラビオリです。
こちらセージュというハーブが入ったラビオリです。
私はグリーンパスタのミートソースを注文しました。
このパスタはすごくアルデンテでした!もちもちで美味しかった。
一緒についてきたパン。
彼が注文したデザートはブリオッシュ生地にアイスクリームがのっているものです。
この黒いソースはチョコレートでした。彼はアルコールも少し入っているかもと言っていました。
私が注文したデザートは、 タルトでした。
アイスクリームはマンゴーのようなカラーでしたが、多分バニラだと思いました。
素朴な味で、これはとーっても美味しかった!
彼はコーヒーも注文していました。
イタリアでは、午後からはミルクの入ったコーヒーは飲まないとのことで、エスプレッソにしていました。
こちらのレストラン、スタッフの方がフランス語が話せるからか、フランス人のお客さんばかりでした。
また行く機会があれば、ここで食べたいと思うくらい大好きなレストランになりました。
住所:Via S. Biagio, 7, 18035 Dolceacqua IM, Italie
電話番号:0039 333 653 0088
営業時間:19:30-21:30 金曜日〜日曜日まではランチ12:30-14:00も営業 定休日:月曜日
ホームページにメニューや写真も載っているので、ぜひチェックしてみてください!
ドルチェアックアのお土産やさん。
お城に行く途中の道にある、絵を販売しているお店。
私はこちらで、絵を買いました。
購入したのはこちら。確か3ユーロとかそれくらいで、かなりお買い得でした。
買わなかったけど、寄ったお店。
マグネットを買おうかとても悩みました!
モネが絵を描いた場所のすぐ近くにあったお店です。
ドルチェアックアまでの行き方
ドルチェアックアまでは車あるいはバスで行くことが可能です。
ドルチェアックアまでのバスでの行き方
ドルチェアックアまでは、ヴァンティミリア(Ventimiglia)から7番というバスを利用して行くことができます。
ヴァンティミリアへは、フランスのマントンやニースから電車も出ています、
マントンからですと、15分くらいで到着することができます。
時刻表は探したのですが見つからず、このバスを検索するサイトから時間が見れました。
もしよければこちらを参考にしてみてください!⇨こちら
私たちが利用した駐車場
私たちがドルチェアックアで利用した駐車場はこちらです。
駐車場はかなりありますが、私たちが訪れた時はフランスがバカンス中だったので、駐車場もフランスナンバーだらけで、たくさんありました。
私たちがとめたところは無料でした。
まとめ
今回はイタリアの村ドルチェアックアについて紹介しました。
先ほども紹介しましたが、モネがこの村の絵を描いたことでとても有名になったので、モネのファンがヨーロッパだけでなく世界中から訪れる村となっています。
フランスから日帰りでも行くことができますし、もしお時間ありましたが他の都市なども訪れて、フランスとイタリアの両方を楽しむ贅沢な旅をしてみませんか?
ぜひ私のブログが、みなさんの次の旅の計画を立てる際の参考になれば嬉しいです!
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