プロヴァンス地方 南フランス

南フランス、ドラギニャンの見どころやオススメレストランやアクセス方法などを紹介!ドラゴンの街と呼ばれる、カラフルで可愛い中世の雰囲気が残る街です♪ Draguignan

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南フランスの街、ドラギニャンの見どころを紹介!

こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!

2025年3月に南フランスの街、ドラギニャン(Draguignan)へ行きました。

南フランスの街、ドラギニャン

こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。

もしよければぜひご覧ください。

ドラギニャンの基本情報

ドラギニャンは、フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ヴァール県にある人口約40,700人の街です。

ドラギニャンはドラゴンの街とも呼ばれ、街中にドラゴンのイラストや銅像、飾りなどがあります。

ドラギニャンを訪れるベストシーズン

ドラギニャンのベストシーズンは、春から秋にかけてだと思います。

私たちは春の初め頃の3月後半に訪れましたが、ほとんどのお店はオープンしており、レストランや観光場所に困ることはありませんでした。

ただ、水曜日に開かれていたマルシェは少し規模が小さかったです。

私たちが訪れた時期も、お花は咲いていましたが、4月を過ぎると、さらにお花が美しく咲く季節になってくるので、街を散策するのはもっと楽しいのではないかなと思いました。

ドラギニャンの治安

ドラギニャンは、車で行く方がほとんどで、パリのように観光客がたくさん来るようなザ・観光地という感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。

ですが、ここは外国で、フランスです!

夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。

田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)

何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!

エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!

ドラギニャンの近郊の街や村

ドラギニャンの近隣の観光スポットを紹介します!

コティニャック(Cotignac)

コティニャックへは、ドラギニャンから車で約40分ほどで行くことができるフランスの最も美しい村に選ばれている村です。

コティニャックについては、以前Youtubeで紹介しています。

もしよければぜひご覧ください♪

ファイヤンス(Fayence)

ドラギニャンから車で40分ほどで行くことができる小さな街です。

Youtubeで動画を公開しているので、もしよければぜひご覧ください♪

もしよければぜひご覧ください♪

またファイヤンスに私たちが大好きなホテルがあって、ブログやYoutubeで紹介しています。

もしよければぜひこちらもご覧ください!

ドラギニャンのおすすめ観光場所

ドラギニャンの旧市街は小さいので、散策するだけなら、1時間もあれば十分だと思います。

ここから先は、これからドラギニャンを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめする観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。

まずは観光案内所で地図をもらって、計画を立てるのがいいと思います。

南フランスの街、ドラギニャンの観光案内所

観光案内所では地元産の商品も販売していたので、気に入ったお土産も見つかるかもしれません。

ドラギニャンの観光案内所のお土産コーナー

以下で見どころを紹介していきます。

サンミッシェル教会(Église Saint Michel)

中心地からすぐ近くのサンミッシェル教会。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会

教会には鐘楼もあって、遠くからでもとても目立ちます。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会の鐘楼

修道士によって運営されていた最初の教会は、1104年にはすでに、様々な書物に登場していました。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会

最初に城壁の外にあったこの教会は、13世紀にできた2番目の城壁とともに街の中に組み込まれました。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会

その後何度かにわたり増築や改築が行われ、1864にこの現在の姿になりました。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会

教会内のステンドグラスがとても素敵で、たくさん写真を撮りました。

ドラギニャンの教会、サンミッシェル教会

この上の写真の3つ以外にも素晴らしいステンドグラスがたくさんありました。
(Youtube動画にも公開しているので、ぜひご覧ください。)

時計塔(Tour de l'Horloge)

街を上がっていったところにある時計塔。

南フランス、ドラギニャンにある時計塔

この時計塔は、13世紀町の権力の象徴、また展望台として、建てられました。

最初の城壁の一部で、貴族の牢獄や、住居として使用された部分がありました。

破壊と再建が繰り返され、現在の塔は4つ目の塔で17世紀に建てられたものです。

時計塔は、6月15日から見学することができるようです。

下の写真の場所が、時計塔の入り口のようでした。

ドラギニャンの時計塔の入り口

私の訪れた3月末ではまだ閉まっていました。

礼拝堂(La chapelle Saint Sauveur)

ロマネスク様式の礼拝堂は、時計塔のすぐ近くにあります。

ドラギニャンの礼拝堂

11世紀の城台地の唯一の名残で、エルサレムの聖ヨハネ騎士団のものでした。

その後、礼拝堂は当初の目的を失い、集会所、火薬庫、羊小屋、家屋として使用された後、町によって買い取られ、1993年に歴史的建造物に指定されました。

礼拝堂には入ることができませんでしたが、ここからの眺めは本当に素晴らしかったです。

ドラギニャンの礼拝堂からの眺め

ドラギニャンの美術館(Le Musée des Beaux-Arts de Draguignan)

ドラギニャンには、とても素敵な美術館があります。

フランス南西部の街、ドラギニャンの美術館

18世紀末に建てられたドラギニャンの美術館は、かつてはフレジュス司教の夏の離宮でした。

1970年代から改修工事が行われておらず、老朽化した美術館には、ほとんど来館者が来ない状態が続きますが、6年半の大規模な改修工事を経て、2023年11月16日に再オープンしました。
150点以上の絵画、彫刻、オブジェを常設展示し、1階には、17世紀から20世紀初頭までの芸術家の作品が展示されています。

南仏の村や、日常風景などの絵も飾ってあり、素敵なコレクションをゆっくりと楽しみました。



入場料はひとり6€です。

ドラギニャンや近くの街や村へ行く機会があれば、こちらの美術館オススメです!

※現在この項目は編集中で、少しずつ写真アップしていきます。
急いで知りたい方は、Youtube動画をご覧ください。

【Le Musée des Beaux-Arts de Draguignan】
住所:9 Rue de la République, 83300 Draguignan
電話番号:0033 4 98 10 26 85
営業時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日
ホームページ

旧市街へ行くための門

街の中には何箇所かの門があります。

この下の写真の、17世紀にできた細い通り(Traverse Juiverie)沿いの壁は13世紀にできたそうです。
(こちらの門の名前はわかりませんでした。)

ドラギニャンにある門

Porte Portaiguières、こちらは13世紀にできた門です。

ドラギニャンにある門

Porte Romaine、こちらも13世紀にできた門です。

ドラギニャンにある門

この感じだと、お城が13世紀ごろには多分あったのではないかなと思いました。

ドラゴンの銅像や街で見つけたドラゴン。なぜドラゴンの街と言われるようになったのかを紹介!

ついにドラゴンの像を見つけました。
南フランス、ドラギニャンにあるドラゴンの像

街の中心部ではなく、結構離れたところにあります。

ドラギニャンにはドラゴンに関する伝説があります。

伝説によると、ドラゴンはヴァール渓谷で生まれ、5世紀にプロヴァンスの洞窟にドラゴンが逃げ込みました。



ドラゴンは洪水を引き起こし、増水によってドラギニャンの町まで運ばれ、そこで住民を恐怖に陥れ、深刻な病気を蔓延させました。



ドラゴンはドラギニャンで、司教によって無慈悲な戦いで倒されそれ以降、人々はドラゴンに怯えることく平和な日々を過ごせるようになりました。

多分ドラゴンがドラギニャンで死んだという伝説があるため、ドラゴンの街と言われているんだと思います。

街を歩いていると、あちこちでドラゴンのイラストなどを見つけることができて、ドラギニャンではとても大事な存在なことがわかります。

ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

ドラギニャンでは、ランチもいただきました。

最初ネットで探していたときは、違うお店へ行こうとしていたのですが、たまたま通りがかったこのLe Saint Pierreというシーフードレストランが人気がありそうだったので入ることにしました。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

25€のコースがあって、それを彼と二人でそれぞれ注文。

まずは前菜。

私が選んだのはラビオリ。

前菜とは思えないほどのボリュームで、驚きました。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

彼が選んだのは、ブランダード。鱈が入ったポテトのピュレです。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

メインは二人とも同じで、ラム肉。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

一番下にはハッシュポテト、お肉とポテトの間にはラタトゥーユがありました。

お肉はとても柔らかくて本当に美味しかったです。

デザートは、私はアーモンドと洋梨のタルトを選びました。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

彼は、ババオラム。ラムがたっぷり入っています。

南フランス、ドラギニャンのレストランLe Saint Pierre

店内には私たちのような観光客ではなく、地元の常連が多かったようでお店のスタッフの方ととても仲良さそうに話していました。

今回私たちが注文した金額は、62.40€(約10,046円)でした。

【Le Saint Pierre】
住所:12 Rue de la Visitation, 83300 Draguignan
電話番号:0033 4 94 85 88 37
営業時間:11:00〜14:00、19:00〜 22:00 定休日:日曜日
ホームページ

ドラギニャンへの行き方

ドラギニャンへは電車とバスあるいは車で行くことができます。

ドラギニャンの駐車場

ドラギニャンに駐車場は、かなりたくさんありますが、マルシェなどが行われている日は中心地から近い場所は混み合います。

私たちは、観光案内所から近い場所に停めました。

駐車料金の金額が書かれていたので、そちらも載せておきます。

ドラギニャンへ電車やバスでの行き方

ドラギニャンへ電車を使って行く方法は、まずマルセイユやニースから出ている電車に乗ってLes Arcs-Draguignanという駅でバスに乗り換えます。

その後バスに乗り換えてドラギニャンの中心地まで行くことができます。

中心地まで行くことができるバスは、5と845というバスでした。

時刻表を見つけたので、参考にしてください。

時刻表はこちらから

またサンラファエルという街から、826のバスで直接ドラギニャンまで行くこともできます。

時刻表を載せておくので参考にしてください

こちら

まとめ

今回は、ドラギニャンを紹介しました。

ガイドブックにも載らない小さな街ですが、カラフルで可愛い街が素敵だったり、素晴らしいコレクションを持っている美術館があったりと見どころは結構あると思います!

この近くを訪れる予定があったり、みんなが知らない街を訪れてみた方など、機会があればぜひ行ってみられてはいかがでしょうか。

このブログがみなさんの旅の参考になれば嬉しいです!

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