こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2024年10月に南フランスの街、ミヨー(Millau)へ行きました。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
- 1 ミヨーの基本情報
- 2 ミヨーの近郊の街や村
- 3 ミヨーのおすすめ観光場所
- 3.1 ノートルダム・ド・レスピナッス教会(Église Notre-Dame de L'Espinasse)
- 3.2 劇場(Théâtre de la Maison du Peuple)
- 3.3 ミヨーとコース地方の美術館(Musée de Millau et des Grands Causses)
- 3.4 鐘楼(Tour du Beffroi)
- 3.5 屋内市場(Aux Halles de Millau)
- 3.6 サクレクール教会(Eglise du Sacré-Cœur de Millau)
- 3.7 ポンヴュー(Pont Vieux)
- 3.8 ヴルトル門(Porte du Voultre)
- 3.9 ミヨー橋(Viaduc de Millau)
- 4 ミヨーで利用したパン屋さん、Boulangerie Pâtisserie GALZIN
- 5 ミヨー滞在時に利用したホテルChâteau de Creissels
- 6 ミヨーへの行き方
- 7 まとめ
ミヨーの基本情報
ミヨーは、オクシタニー地域圏、 アヴェロン県にある人口約2万千人の街です。
ミヨーの治安
ミヨーは基本的には車で行く方が多く、パリのようなザ・観光地という感じの場所ではありませんが、この地域の中では少し大きめの街でイベントがあったりすると人が集まったりすることがあります。
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ミヨーの近郊の街や村
ミヨーの近隣の観光スポットを紹介します!
ペズナス(Pezenas)
ペズナスへはミヨーから車で約1時間ほどで行くことができます。
ペズナスについては、以前Youtubeやブログで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
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ラ・クーヴェルトワラード(La Couvertoirade)
ラ・クーヴェルトワラードはフランスの最も美しい村のひとつに選ばれている村です。
ミヨーからは車で約40分ほどで行くことができます。
Youtubeやブログで紹介しているので、ぜひご覧ください♪
ミヨーのおすすめ観光場所
ミヨーはそこまで大きくないので、街を散策するだけなら、1時間〜2時間もあれば十分だと思います。
観光案内所では街についての見どころも教えてくれるので、相談するのもいいと思います。
現在観光案内所となっているこの建物は、17世紀の邸宅でした。
残念ながら私たちが訪れた日曜日は営業していませんでした。
以下で見どころを紹介していきます。
ノートルダム・ド・レスピナッス教会(Église Notre-Dame de L'Espinasse)
ノートルダム・ド・レスピナッス教会は、11世紀に建てられました。
1070年、マルセイユのサン・ヴィクトール修道院のベネディクト会に連絡を取り、修道院を設立することを許可され、修道院を設立し、教会の名前は「サント・マリード・ミヨー」と名付けられました。
現在のこの教会の名前は、13世紀にここで崇拝されていた聖遺物、(キリストの冠の棘)に由来して名付けられました。
宗教戦争の間、プロテスタントは3回にわたり教会と修道院を襲撃し、建物を破壊しました。
当時ミヨーではカトリックの礼拝が禁止されていたため、教会は1601年まで廃墟のままで、鐘楼は1613年に崩壊しました。
建物の再建は1633年に開始され、1646年に教会は再開します。
1939年には、Jean Bernard が後陣の天井に、聖母マリアとキリストの生涯の場面を描きました。
オルガン。
教会はフレスコ画だけでなく、飾られているものひとつひとつもどれも素敵なものでした。
あまりよく見えなくて申し訳ないですが、ステンドグラスや絵も素晴らしかったです。
教会の状態もとても良く、ミヨーの街でこの教会をとても大事にしているんだとわかりました。
Youtube動画にはもう少し教会の様子を載せているので、ぜひご覧ください。
劇場(Théâtre de la Maison du Peuple)
駐車場へ行く時に、この建物はなんだろうねと彼と話して写真を撮っていた建物が実は現在劇場として使用されている建物でした。
1905年に人民会館として開館し、この街の社会活動や労働者生活の中心として使用されてきました。
ミヨーとコース地方の美術館(Musée de Millau et des Grands Causses)
このクラシックなスタイルの邸宅にある美術館は元々、トゥールーズ議会の顧問ペガロールによって1738年ごろに建てられた邸宅です。
展示内容は、古生物学、ガロ・ローマ時代の古代(シギエラ陶器)、皮革加工と手袋製造などについての展示などを無料で見ることができます。
住所:Pl. Maréchal Foch, 12100 Millau
電話番号:0033 5 65 59 01 08
営業時間:10時00分~12時30分 14時00分~18時00分 日曜日と月曜日は休館日
ホームページ
料金:無料(2025年現在)
鐘楼(Tour du Beffroi)
鐘楼は、ミヨーの街のシンボルで遠くからでも見つけることができます。
高さ42メートルもあるこの塔は、2つの塔からなっています。
緑の矢印の四角い塔、は12世紀末にアラゴン王アルフォンソ2世のために建てられ、黄色い矢印の方は17世紀に追加された八角形の塔で、町の鐘と時計が設置されました。
頂上まで210段の階段を上ると、街と周辺のカルスト台地のパノラマを一望できるとのことでした。
住所:15 Rue Droite, 12100 Millau
営業時間:10時00分~12時30分15時00分~17時30分 月曜日と火曜日は休館日
ホームページ
料金:6€(2025年現在)
屋内市場(Aux Halles de Millau)
1889年に開館したこの屋内市場は、水曜日から土曜の13時まで営業しています。
私たちが訪れた日曜日は残念ながら閉まっていました。(日曜日は夏だけ営業しているそうです)
サクレクール教会(Eglise du Sacré-Cœur de Millau)
このサクレ・クール教区教会は、1876年にノートルダム・ド・レスピナッスの副牧師によって設立されました。
1892年9月に開堂式が行われたネオ・ロマネスク様式の教会です。
私たちが訪れた日曜日は残念ながら閉まっていましたが、googleの評価を見ていると、開いていないことの方が多いようでした。
教会はとても大きく、大聖堂かと思うほどでした!
中に入ってみたかったです。
ポンヴュー(Pont Vieux)
中心地から歩いてちょっといったところにポンヴューがあります。
ポンヴューの建設は11世紀にさかのぼるとみられています。
1758年のタルン川の洪水により、現在では2つのアーチと水車小屋のみが残っています。
水車小屋。
ポンヴューは、1934年1月23日より歴史的建造物に指定されています。
ポンヴューの代わりにすぐ隣に新しい橋が、1821年に建設されました。
橋の下の部分も通ることができますが、日によっては水が結構上がってくることもあるようなので、行く時は滑ったりしないように注意が必要です!
また、あまり夕方以降一人で行かない方がいいと思いました。
ヴルトル門(Porte du Voultre)
ポンヴューまで行く途中でたまたま見つけたヴルトル門。
このヴルトル門は少なくとも13世紀から存在しており、この地区全体にその名を与えています。
ここは、昔から農民や皮革職人たちが住む庶民的な地区だったそうです。
この門の先には、サンマルタン教会があり当時住んでいた人たちはこの門を通って教会まで行っていたそうです。
(私たちは今回の滞在でこの教会へは行きませんでした。)
ミヨー橋(Viaduc de Millau)
ミヨーの街の中心地からは離れますが、ミヨー橋(高架橋)という有名な橋がミヨーにはあります。
ミヨー橋は、2460mの長さがあります。
2004年12月に開通し、世界で最も高い自動車用橋として知られています。
フランスの橋梁技術者と英国の建築家によって設計されました。
この橋を見学することができます。
私が調べた10月だと、11時, 14時, 16時の毎日1日3回、40分間の見学をすることができるようですが、前もって予約が必要のようです。
詳しい集合場所などは予約しないと出てこないようなので、知りたい場合は予約をするか、ホームページに出ているアドレスにお問い合わせください
ミヨーで利用したパン屋さん、Boulangerie Pâtisserie GALZIN
実はミヨーを訪れた後、ペイルーというフランスの最も美しい村のひとつに選ばれた村へ行ったのですが、レストランが営業しておらず、帰り道だったこちらに寄りました。
フランスの地方都市で、パン屋さんの存在は素晴らしく、日曜日も営業しているところも多くお手洗いも利用できたりして本当にありがたい存在なのです。
10月の普通の日曜日だったので、店内はガラガラ。
クロックムッシュなどを温めてくれるので、店内でいただきました。
スタッフも大学生くらいの女の子たちがテキパキと働いていていました。
日本では当たり前だけど、フランスの地方都市で、普通は遊びに行きたい日曜日も真面目に働いている若者がいるととてもありがたく思います。
車を停めるところも十分にありましたし、もし食事に困ったらこちらのお店、オススメです!
住所:4 Place des Martyrs de la Résistance, 12100 Millau
電話番号:0033 5 65 60 38 51
営業時間:6時15分~20時15分
ホームページ
ミヨー滞在時に利用したホテルChâteau de Creissels
私たちはミヨーでは1泊しました。
泊まったホテルは、Château de Creisselsというところで、正確にいうとミヨーの隣の街です。
こちらは12世紀に建てられた中世のお城を改装してできたホテルです。
ビリヤードなどもできるようでした。
Château de Creisselsで私たちが泊まった部屋
私たちが泊まった部屋を紹介します。
ベッド。
デスク。
小さいですが、テレビもありました。
ケトルもありました。
バスルーム。
お手洗い。
窓からの景色。
Château de Creisselsでの夕食
夕食もホテルに併設のレストランでいただきました。
アミューズブッシュは、そば粉の生地を薄く伸ばしてオーブンで焼いたものでした。
食感もよく美味しかったです!
前菜は、ロックフォールチーズ(アオカビのチーズ)のムースです。上には、クルミをカットしたものがのっていました。
ロックフォールチーズの味はあまり強くなく、後から少し感じました。
このロックフォールチーズが好きではない人にも食べやすいかもしれません。
ちなみにこのチーズは、ミヨーがあるアヴェロン地方が産地です。
メインに彼は、仔羊の腿肉の7時間煮込みを注文しました。
お肉の上やまわりには、ポテト、コロッケ、マッシュルームなどの野菜もあります。
お肉はとても柔らかく、美味しかったです!
このお肉のソースは、以前ウィーンで食べたグーラッシュという煮込み料理のソースにとても似ていました。
こちらが私が注文したメインです。挽肉と野菜の下にはライスがあります。
中華料理のような味付けで、この頃ずっと出かけていて、1週間ほど自炊ができなかったのでこの料理を食べれて嬉しかったです。
彼のデザートは、マンダリンと栗に、マンダリンのアイスが添えてあります。ビスケットも入っていました。
マロン入りのビスケットがとても美味しかったそうです。
私が注文したのは、フィグを使った秋らしいデザートです。
アイスもフィグの味で、少しあんこに似た食感がしました。
食後にはコーヒーを注文。フィナンシェも付いてきました。
店内の雰囲気も良く、こちらのホテルに泊まったらぜひオススメしたいレストランです!
食事代はトータルで€(約15,981円)でした。
Château de Creisselsでの朝食
私たちは朝食もホテルでいただきました。
疲れて朝食を取るのがギリギリになってしまったので、あまり他のお客さんには会いませんでした。
バゲット。
パンと、ドライフルーツなど。
ハムやチーズなど。
温かい料理はこちらのみで、ベーコンと卵料理など。
ヨーグルト。
紅茶。
私たちの朝食。
`
ギリギリに行きましたが、まだ結構残っていて選べてよかったです。
コーヒーはスタッフの方に頼むともってきてくれて、これが結構おいしかったです!
住所:Pl. du Prieur, 12100 Creissels
電話番号:0033 5 65 60 16 59
チェックイン:14:00
チェックアウト:11:30
宿泊代:145ユーロ(約23,693円)
朝食代:ひとり17ユーロ(約2,778円)
ホームページ
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ミヨーへの行き方
ミヨーへはバスあるいは車で行くことができます。
ミヨーで利用した駐車場
ミヨーの街には駐車場がかなりあって、私たちはカペル通り沿いにある駐車場に停めました。
通り沿いにずーっと駐車場があります。
2024年の日曜日は無料でした。
ミヨーへバスや電車での行き方
ミヨーの街には鉄道駅があるので、電車で行くことができます。
ほとんどの電車はロデーズからベジエ間の電車となります。
ミヨーの駅から出発する電車を調べる→SNCF(フランス鉄道)のページに飛びます。
本数がとても少ないので、バスも利用するといいかもしれません。
ロデーズまで行く214番のバスの時刻表→こちら
モンペリエからミヨーまで行く681番のバスの時刻表→こちら
同じアヴェロン県のロデーズについて書いたブログやYoutubeもあるのでぜひご覧ください♪
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まとめ
今回はフランス南西部の街、ミヨーを紹介しました。
ミヨーは高架橋で有名ですが、他にはどんな見どころがあるのかなと以前から行ってみたい街のひとつだったので今回は行くことができてよかったです。
次回は日曜日以外のできれば夏ごろに行って、今回行くことができなかった場所へ行ってみたいと思います。
このブログがミヨーへ行ってみたいと思う方の参考になれば嬉しいです。
フランス旅行へ行くならこちらもマスト。
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