こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2025年2月にフランス南西部の街ペズナス(Pézenas)へ行きました。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
ペズナスの基本情報
ペズナスは、オクシタニー地域圏、エロー県にある人口約7,700人の街です。
エロー県の県庁所在地である、モンペリエから車で約1時間のところにあります。
2021年に訪れたときの動画ももしよければご覧ください。
ペズナスを訪れるベストシーズン
ペズナスのベストシーズンは、春から秋にかけてだと思います。
ただペズナスは元々大変人気のある観光地なので、秋の終わりや冬でもわりと観光客がいます。
私たちが訪れたのは2月後半の週末でしたが、週末だったこともあってか観光客はそこまで少なくなくありませんでした。
ただ、どうしても行ってみたいお店がある場合などは、秋から春にかけて休んでいるお店もあるので、必ずよく調べてから行くことをオススメします!
ペズナスの治安
ペズナスは、車で行く方がほとんどで、パリのような観光客がわんさかいる、ザ・観光地という感じの場所でもないので、治安はそこまで悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、フランスです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ペズナスの近郊の街や村
ペズナスの近隣の観光スポットを紹介します!
ベジエ(Béziers)
ペズナスから車で30分ほどでベジエに行くことができます。
ベジエは2度訪れたことがありますが、まだYoutubeやブログでは紹介できていません。
ブログは現在編集中なので、公開したらこちらでまた紹介しますね。
その時はぜひご覧ください♪
サン=ギレム=ル=デゼール(Saint-Guilhem-le-Désert)
フランスの最も美しい村のひとつに選ばれている村で、ペズナスから車で35分ほどで行くことができる村です。
Youtubeで動画を公開しているので、もしよければぜひご覧ください♪
もしよければぜひご覧ください♪
ペズナスのおすすめ観光場所
ペズナスは小さい街なので、街を散策するだけなら、1時間もあれば十分だと思います。
ここから先は、これからペズナスを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめするのペズナスの観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。
私たちが利用した駐車場のすぐそばに、観光案内所があったので、そこで地図ももらいました。
案内所ではオススメの観光場所なども教えてもらったりできるので、どの街や村でも行ってみることをお勧めします。
サンジャン教会 (Collégiale Saint-Jean)
ペズナスの街にある一番大きい教会、サンジャン教会。
サンジャン教会は、要塞の外側にあった教区教会の代わりに、1312年から1314年頃に、かつてのテンプル騎士団の礼拝堂を譲り渡されました。
そして1317年に鐘楼が、1519年に新しい聖歌隊席が増築され1600年に教会からコレージュと改名されます。
1733年に鐘楼が崩壊した後、アヴィニョンの建築家の設計で、1737年〜1746年に再建されました。
また教会には、13世紀に木で作られた黒い聖母像があります。
この黒い聖母像がこの教会に来た経緯は、伝説によると
・ラングドック海岸で発見された説
・騎士団長がロードス島で発見し、 トゥールーズのラ・ドーラード教会と姉妹という説
大きな災害が起こった際や、干ばつの時雨を降らせて欲しいと人々は黒い聖母像に祈ったそうです。
また教会内には、過去に教会に飾られていたものや、教会で使用していたものなどが展示されており無料で見学することができます。
ラコスト邸(Hôtel de Lacoste)
1509年から1518年の間に、このラコストの邸宅は建てられました。
この天井にあるリブ・ヴォールトは、1638年に作られました。
私たちが訪れた時、上の階ではアーティストの方の展示が行われていました。
階段のところにある、石の手すりのデザイン(形)もとても素敵ですね。
お城 (Chateau)
街を少し上がっていったところに、昔お城があった場所を見つけることができます。
この城に関する最初の記述は1118年にまで遡ります。そして1262年には王室の城館となりました。
1632年に完全に破壊されたのち、1900年その跡地に給水塔ができました。
ペズナスの旧市街で見つけた素敵なドア
ペズナスの街を歩くと、素敵なドアがたくさんありました。
ドアも素敵ですが、ファサードもどれも本当に素敵です。
カラフルで素敵なドアもたくさんありました。
こちらは昔音楽家の方でも住んでいたのでしょうか。
こちらのドアも古そうですね。
中世の時代にタイムスリップしたような街並み
ペズナスの旧市街を歩くと、まるで中世の時代にタイムスリップしたような気分になりました。
素敵な路地もたくさんありました。
この細い路地にも、可愛い雑貨屋さんやアンティークのお店がありました。
写真や動画を撮りたくなる場所が多すぎて、移動に時間がかかりました。笑
特に私が好きだったのが、フォワール通り(Rue de la Foire)です。
この通りには、ハンドメイドの雑貨屋さんがたくさんありましたが、石造りの建物や歩道がとても素敵で、特に写真や動画をたくさん撮りたくなりました。
このカラフルな建物も街の雰囲気にあってよかったです!
私が訪れた日は、小雨が降っていましたが、雨で石畳の道がキラキラと光っていて、さらに美しいなと思いました。
ペズナスで会った可愛い猫たち
ペズナスは人気の観光地なので、一年中比較的観光客がいます。
そのため、猫に会うことはないかなぁと思っていましたが、猫に会えました!
昔のお城があった場所近くにいた猫ちゃん。
ガンベッタ広場には3匹の猫に会いました。
ジブリに出てくる猫ちゃんみたいだった黒猫。
ずっと広場の真ん中にいた猫。
とても不思議な鳴き方をしていた猫。
逃げてしまって写真や動画を撮れなかった猫もあわせると、6匹以上見ました。
ペズナスは、猫にとっても住みやすい街なんでしょうね!
ペズナスとフランスで有名な喜劇作家・モリエールとの関係
ペズナスに行くと、モリエールという名前をあちこちで見かけます。
フランスで有名な劇作家・モリエール。
その友人がかつて住んでいた建物では、現在歌手のボビー・ラポワントの美術館になっています。
ペズナスではモリエールが大変有名で、その当時大変権力のあった王子にとても気に入られていたため、1550年代にペズナスに3度訪れて喜劇を披露していたそうです。
ペズナスの名物、プティパテとは?オススメショップも紹介!
ペズナスではプティパテという食べ物が名物となっています。
プティパテがペズナスで有名になったのは、
1768年、当時ペズナスで休暇を過ごしていた
インド総督に同行していたインド人料理人が、
インド料理や、イギリス料理のミンスパイからインスピレーションを得たパテを
ペズナスで作ったことがきっかけで、ペズナスで有名になった
と言われているそうです。
プティパテは、基本はラム、砂糖、レモン、スパイスなどが入った甘辛いお味の食べ物です。
ペズナス以外ですと、アルルのマルシェで販売しているのを購入したことがあります。
今回私がいただいたお店とプティパテを紹介します。
プティパテ専門店、Aux Petits Pâtés - Maison Alary
プティパテの専門店であるこちらのお店、Maison Alary。
定番の味だけでなく、セップ茸やフォアグラ入りなどオリジナル以外のプティパテも食べることができます。
またエプロンなどのオリジナルグッズも販売していました。
私たちは持ち帰りにしたので、こんな可愛い包み紙に入れてくれました。
また、土曜日の午前中はマルシェが行われていましたが、マルシェでもこちらのお店は出店していました。
ペズナスへ行ったらプティパテ、ぜひ食べてみてくださいね♪
住所:9 Rue Chevaliers Saint-Jean, 34120 Pézenas
電話番号:0033 4 67 98 13 12
営業時間:8時30分~18時30分 日曜日は12:30まで 定休日:月曜日
ホームページ
プティパテも買えるパティスリー・ショコラティエ、Maison Lallemand
プティパテも買えるパティスリー・ショコラティエ、Maison Lallemand。
こちらでもプティパテをいただきました。
こちらの定番のプティパテの方が、食べやすかったです。
他に販売していたチョコレートやお菓子なども美味しそうだったので、また行く機会があれば他のものもいただきたいです。
住所:19 Rue Chevaliers Saint-Jean, 34120 Pézenas
電話番号:0033 4 67 98 81 98
営業時間:7時00分~19時00分 定休日:土日
(私たちが訪れた日は土曜日も営業していたので、電話やメールなどで問い合わせるのがいいと思います)
ホームページ
ペズナスのオススメアイスクリームショップMarguerite
ペズナスに行ったら絶対行って欲しいアイスクリームやさん、Marguerite。
これは2025年に訪れたときに撮った外観。
こちらは2021年の時に撮った外観。
店名は現在もお店の前には書かれていませんでした。
カップのデザインも可愛いですよね。
2025年に訪れた時の価格はこんな感じでした。
私たちが初めて訪れた2021年には支店があったのかはわかりませんが、現在は近くの街ベジエやナルボンヌにもお店があるそうで、大人気なのがわかります。
左の彼のはリコリス味、私のはピスタチオ味です。
私たちが訪れた日は雨が降っていたいので、店内で食べている人はほとんどいませんでしたが、持ち帰りで利用している人を何組か見かけました。
とても美味しかった!また機会があれば必ず食べたいです。
住所:3-1 Rue Chevaliers Saint-Jean, 34120 Pézenas
営業時間:14時00分~18時30分 土曜日:13時00分~19時00分
(私たちが訪れた日、土曜日も14時からでした。また、季節によって営業時間が変わることもあるので、Googlemapで再度ご確認ください)
ペズナスの喫茶店LE DUO
少しお腹が空いた時に利用した喫茶店、Le Duo。
私たちは、飲み物とクレープをそれぞれ注文しました。
ご夫婦二人で経営されていたお店で、訪れた日はスタッフの方が少なかったのか、かなりお忙しそうでした。
店内の雰囲気もよく、また行く機会があれば利用したいなと思いました。
ペズナスでゆっくり休憩されたいなら、こちらのお店、おすすめです!
住所:1 Rue des Orfèvres, 34120 Pézenas,
電話番号:0033 6 09 04 81 10
営業時間:9時30分~18時30分(日曜日は10時から) 定休日:月曜日
ペズナスへの行き方
ペズナスへはバスあるいは車で行くことができます。
私たちが訪れた時に利用した駐車場と、バスを紹介します。
ペズナスの駐車場
駐車場は何ヶ所かありますが、観光案内所のちょうど向かい側にある駐車場が停めやすくて便利です。
入り口でチケットをとって、出る時に料金を払うシステムでした。
(料金は忘れてしまいましたが、そんなに高くはありませんでした。)
ペズナスへバスでの行き方
ペズナスへはバスでも行くことができます。
モンペリエという街からベジエという街まで行くバス、603と604で行くことができます。
時刻表を載せておくので、行ってみたい方、行く予定の方などぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
まとめ
今回はフランス南西部にある街、ペズナスを紹介しました。
日本のガイドブックでは載ることの無い小さな街ですが、街並みも素敵だし、可愛いらしいカフェもたくさんあって、機会があればぜひ訪れてほしいと思います。
今後も素敵なフランスの街や村を紹介していくので、またぜひご覧ください♪
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