こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2024年9月に南フランスの村、ヴァロリス(Vallauris)へ行きました。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
- 1 ヴァロリスの基本情報
- 2 ヴァロリスの近郊の街やオススメ観光地
- 3 ヴァロリスのおすすめ観光場所
- 4 サント・アン教会(Église Sainte-Anne)
- 5 羊を持ったピカソ(L'Homme au Mouton de Picasso)
- 6 国立ピカソ美術館(Musée National Picasso)
- 7 可愛い猫に出会えました!
- 8 旧市街を散策!
- 9 陶器のお店がたくさんあります
- 10 ピカソが最初に陶器の作品を作ったマドゥラ工房(Atelier Madoura)
- 11 ネロリウム美術館(NEROLIUM Golfe-Juan - Boutique Ecomusée)
- 12 ヴァロリスでランチ利用したカフェCheesecakes and Pies
- 13 ヴァロリスへの行き方
- 14 まとめ
ヴァロリスの基本情報
ヴァロリスは、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、アルプ=マリティーム県にある人口約2.8千人の小さな街です。
ヴァロリスを訪れるベストシーズン
ヴァロリスのベストシーズンは、個人的には春から秋くらいにかけてだと思います。
私たちは9月に訪れたので、ほとんどのお店は営業していましたが、秋の終わりから春の初めくらいまで、特に小さいお店などはお休みをとるお店も多いと思います。
私は街中を歩いたりするもの好きなので、お花や紅葉が美しい春から早い秋くらいをオススメしますが、美術館がメインで訪れるなら、冬でも全然いいと思います。
むしろ冬の方が、空いてて良いかもしれませんね!
ただ冬は、日が短いですし、南仏と言っても意外と冷えるので、十分お気をつけて訪れてくださいね!
ヴァロリスの治安
ヴァロリスは少し小さな海辺の街なので、場所によっては少し治安が悪そうに見える場所もあります。
特に、観光案内所がある道を下っていったところは、移民の方も結構いたので、特に夜に外を出ないほうがいいと思います。
なるべく服装も、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ヴァロリスの近郊の街やオススメ観光地
ヴァロリスの近隣の観光スポットを紹介します!
ムージャン(Mougins)
ヴァロリスからムージャンへは車で10分ほどで行くことができます。
こちらはピカソが晩年過ごしていた村としても有名です。
ムージャンについては、以前Youtubeで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
ピエールボナール美術館(Musée Bonnard)
ル・カネという街に、ピエールボナールの美術館があります。
(美術館があるのは、彼が晩年住んでいた街です)
ヴァロリスから車で10分くらいで行くことができます。
行き方などブログで詳しく紹介しているので、もしよければぜひご覧ください♪
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ヴァロリスのおすすめ観光場所
ヴァロリスは村の中心地を散策するだけなら、1時間もしないで回る事ができると思いますが、海の方へ行ったり美術館へ行く方も多いと思います。
美術館に行く予定ならプラス30分〜1時間ほど時間に余裕を持っておくといいかもしれません。
ここから先は、私がおすすめするのヴァロリスの観光場所や、絶対に見ておくべき!と思う場所などを紹介していきます。
観光案内所もあるので、そこで地図ももらいました。
以下で見どころを紹介していきます。
サント・アン教会(Église Sainte-Anne)
ヴァロリスの中心地にある教会、サント・アン教会。
バロック様式のファサードは1882年に出来たものだそうです。
中の様子。
水色の壁が印象的でした。
現在あるこの教会は、礼拝堂の跡地に1839年に再建されたものです。
教会内に飾ってあった絵やステンドグラスは、とても素敵なもので、まるで美術館にいるようでした。
お時間あれば、ぜひ教会内も見学することをオススメしたいです。
羊を持ったピカソ(L'Homme au Mouton de Picasso)
教会の前の広場に銅像があります。
これは、ピカソが羊を持っているという銅像です。
1943年に作られ、この場所に1950年に設置されました。
この銅像は、街のシンボルのひとつのようでした。
国立ピカソ美術館(Musée National Picasso)
ヴァロリスの街に来る方のほとんどの目的は、このピカソ美術館だと思います。
この建物は、年にできたお城で、この中で展示がおこなれています。
中庭の様子。
入ってすぐのところで入場券を買います。
ミュージアムショップではカードは使えたのですが、入場券を買うところでは現金か小切手のみと言われました。
またリュックの持ち込みが禁止となっているので、コインロッカーが置いてあるのでそちらを利用しました。
左側の入り口。
1952年にピカソがこの絵画パネル、戦争(左側)と平和を(右側)制作し、 正面のフレスコ画【世界の四部】もピカソによって1958年に制作され、1959年に設置されました。
陶器美術館の入り口。ミュージアムショップもこちらにあります。
ミュージアムショップでは絵葉書を買いました。
この先が展示室です。
ここでは、ピカソがヴァロリスに住んでいる間に制作した作品を見ることが出来ます。
1946年、ピカソはヴァロリスの海での休暇中に、マドゥラ工房創始者のスザンヌとジョルジュ・ラミエに会い、彼らの工房で陶器の作品を製作し始めました。
1948年、本格的に陶芸に取り組むため、パートナーと彼らの子どもとヴァロリスに移り住みます。
ピカソと一緒に写っている陶器が飾ってありました。
彼は陶芸に打ち込んでいましたが、絵画や彫刻をやめたわけではなく、1949年にはかつて香水工場だった場所を、絵画や彫刻を制作するためのフルナスというスタジオに改装し、そこでも作品を作っていきました。
(戦争と平和の作品などは、そのスタジオで制作しました。)
1948年からピカソは地元の文化活動に参加し始め、ヴァロリスの陶芸家たちと展示を行いました。
そのポスターも美術館に飾ってありました。
映像での説明もあり、ピカソのヴァロリスでの詳しい話が聞けて面白かったです。
ピカソがヴァロリスでのびのびと制作活動していた時の作品をたくさん見ることができて、さらにピカソについて知ることができてよかったです。
2階でも展示が行われています。
ここでは、イタリア・フィレンツェの画家Alberto Magnelliの作品やコレクションが飾られていました。
住所:Place de la Libération, 06220 Vallauris
電話番号:0033
営業時間:10時00分~12時15分 14時00分~17時00分 休館日:火曜日
入場料:6ユーロ(2024年11月現在)
ホームページ
可愛い猫に出会えました!
住宅地の方で何匹かの猫に会えました。
私たちと長い時間遊んでくれた猫ちゃん。
私が写真を撮っていても、全く嫌そうにせず逃げたりもせずじーっとこちらを見つめてくれていた優しい猫ちゃん。
また会いたいな〜。
路地を歩いていた時に出会った黒猫ちゃん。
リラックス中に私たちがなでなでしたりしても嫌そうにもせず、私たちに付き合ってくれたこちらの猫ちゃんもとっても優しかった!
ヴァロリスには優しい猫ちゃんがたくさんいて、また猫だけにでも会いにいきたくなりました!
旧市街を散策!
ヴァロリスの旧市街は、コート・ダジュールらしいカラフルで温かみのある色味の建物がたくさんありました。
路地も素敵です。
坂も多いです。
可愛い建物や、路地も多いです。坂の上にある建物、写真を撮るのが難しい(笑)
アトリエ。
こちらもアーティストの方の家でしょうか。ドアが素敵。
これはほんの一部で、もっともっと素敵な路地やお家がたくさんありましたので、ぜひみなさんも街中を散策してみてくださいね!
陶器のお店がたくさんあります
陶器の街というだけあって、陶器のお店をいくつか見つけました。
これらのお店はすべて観光案内所のある通りで見つけました。
外観がとても素敵なお店!こちらのお店はお休みで残念でした。
建物もモダンな陶器やさん。
ディスプレイの感じで、合羽橋にあるどこかの食器やさんに似ているなぁと思っていました。
こちらのお店が一番お客さんがいるなと思いました。
私たちは少ししかヴァロリスの街にいなかったので、あまり見つけられませんでしたが、陶器屋さんは他にもあると思うので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
ピカソが最初に陶器の作品を作ったマドゥラ工房(Atelier Madoura)
1946年、ピカソはヴァロリスの海辺、ゴルフェ・ファンでの休暇中にマドゥラ工房の創設者であるスザンヌとジョルジュ・ラミエに出会い、ピカソは彼らの工房で陶器の作品をいくつか制作しました。
その工房を見学することが出来ます。
ですが、2024年9月現在工事中でした。
googleを見ると、5年前は開いていたようですが、その後コメントがほとんどなかったので、ずっとお休み中なのだと思います。
いつか行ってみたいですが、再開の目処がたっていなそうですね。。。
ネロリウム美術館(NEROLIUM Golfe-Juan - Boutique Ecomusée)
ヴァロリスの海側の近くに、ネロリウム美術館があります。
こちらでは、ビガラード・オレンジの歴史や、オレンジの花についての歴史を知ることができるそうです。
ヴァロリスでは昔、香水の原料のために栽培されていたんですね!
またミュージアムショップでは、ネロリの精油を使った商品なども購入することができるそうです。
私たちは時間がなくて行くことが出来ませんでしたが、少しでも興味がある方ぜひ行ってみられては、いかがでしょうか🎵
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住所:140 Av. de la Liberté, 06220 Vallauris
電話番号:0033 4 93 63 74 29
営業時間:10:00-12:30 – 14:00-18:00(5月〜9月)
10:00-12:00 – 14:00-17:00(10月〜4月)
定休日:日曜日、月曜日
ホームページ
ヴァロリスでランチ利用したカフェCheesecakes and Pies
ヴァロリスでは、簡単に食事がしたいねと彼と話していて、ネットでたまたま見つけたCheesecakes and Piesでパニーニを食べました。
この写真を撮ったのは食事をした後ですが、到着した時はちょうどお昼の時間だったので、テラス席は満席で人気店なことが伺えました。
住所:12 Av. du Stade, 06220 Vallauris
電話番号:0033 7 68 28 33 56
営業時間:8時00分~18時00分 定休日:日曜日〜火曜日
ホームページ
ヴァロリスへの行き方
ヴァロリスへは電車やバスあるいは車で行くことができます。
ヴァロリスへバスでの行き方
ヴァロリスへはバスでも行くことができます。
バスは、アンティーブから8番のバスで行くことが出来ます。
→8番のバスの時刻表
もうひとつ、カンヌから18番のバスでも行くことが出来ます。
→18番のバスの時刻表
ヴァロリスで私たちが利用した駐車場
駐車場は、ピカソ美術館からすぐそばのこちらを利用しました。
この場所をgoogle mapで見ると、地下駐車場になっていますが、その地下駐車場がどこにも見つけられず、私たちは外にある駐車場に停めました。
平日の午前中に到着しましたが、ほぼ満車で場所を見つけるのに苦労しました。
まとめ
今回は、ヴァロリスの街を紹介しました。
ピカソの美術館があることで有名なので、日本人でも訪れる方が多いと思います。
美術館だけでなく、せっかく来たら街を散策したり、お店に入ったりもしてみてくださいね🎵
気になった方がいらっしゃれば、ニースなどから日帰りでも行くことができるので、ぜひ訪れてみてください。
このブログが、みなさんの次の旅の参考になれば嬉しいです!
南仏旅行なら、このガイドブックが絶対オススメ!
私は、フランスやイタリアなどのヨーロッパの小さな村や街を定期的に訪れて、Youtubeやブログ、SNSに投稿しています。
ぜひシェアしてもらえたり、皆さんのページで紹介してもらえると嬉しいです!
どうぞよろしくお願いします。
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