イギリス生活

ワーホリビザと学生ビザ、とるならどちら?〜イギリスでの経験をもとにわたしの体験談を話します〜

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こんにちは!SAYAKA(@tofurabbit)です!

現在フランスに住んではや5年以上、もう数年で10年となりますが。。。(はやっ!!)
フランスに住む前には長いことイギリスに恋して、イギリスでの生活をしていました。

イギリスが好きになった話は私の自己紹介のところに書かれているのでもしよければぜひ読んでみてください。

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わたしの場合ですが、20代のときに英語を上達させるために学生ビザで渡英、その後ワーホリビザで再渡英しました。
なぜ学生ビザをはじめにとってからワーホリを後にしたのか書いていきたいと思います。

学生ビザとワーキングホリデービザの違い

学生ビザ
入学する予定の学校の入学許可証をビザ取得時に提出しなければならないので、目的は”勉強すること”だけです。

ワーキングホリデービザ
オールマイティー何でもできるカードのようなビザです。
ビザの期間、旅をずっとしていようと、語学学校に通おうと、仕事をしようと自由です。
ただ年齢の制限があって30歳までしか応募できません(入国時に31歳になっているのはOK)
また、ひとつの国のワーキングホリデーに応募できるのは一度まで、次に滞在したい場合は学生ビザなど別のビザを取得しなければいけません。

語学を上達させることを目的としているのなら学生ビザをまず取るべき

私は大学生のときにスコットランドに短期留学をしていたことがありますが、そんなものでは英語は全然上達しませんでした。
私が勉強していたのは、スコットランドにあるスターリング大学というところでした。

その短期留学後にわたしがぼんやりと掲げていた夢があります。
それは、

"イギリスのオフィスで働くこと"

でした。

イギリスのオフィスでいつか働くためにはどうすればいいのだろうと考えた際に、まず自分がやるべきことは、

"英語力を上達させること"

でした。そのために、フルタイムで働くことができるワーキングホリデーのビザを取る前に少しでも英語を上達させたいなと考え、迷わず学生ビザを申請し、イギリスのエディンバラへ向かいました。

わたしがエディンバラに決めたのは、エディンバラが好きだったことが一番ですが、少しでも日本人が少ない環境に行こうと考えたからでした。わたしの選択は正しかったと思います。

エディンバラはとてもポッシュで、少し保守的でもあったので、英語を使う環境にはとても良かったです。また、学校に勉強に来ている人たちは各国のわりと経済的に余裕のある家庭の子が多く、金銭的なトラブルに巻き込まれることもなく、育ちが良い子も多く集まっていて、また、少しお金に余裕のある家庭の子どもの両親が英語の勉強のためにエディンバラに送り込むと行った人たちが多く、人にもよりますが、学校にいたクラスメートたちで下品だったり、ドラッグをしている人もロンドン程多くいなかったように思えます。きっと家族もロンドンのような都会だと心配で送り込まなかったのではないかなと思いました。

また、その当時、イギリスの学生ビザでは週に20時間の労働を許可されていたので、3ヶ月ほどですが、エディンバラのレストランで働くこともできました。

学生ビザの後にワーキングホリデーを取得し再渡英

わたしはとてもラッキーだったのですが、私が行く少し前からイギリスのワーキングホリデーのビザで2年間の滞在が可能になりました。
日本で1年ほど働いたころ、ワーキングホリデーの申し込みがあって、運良く行く権利を得ることができました。

しかし、日本で働いていた会社での仕事がなかなか辞められず、5ヶ月間ほど無駄にしてしまったのが残念でしたが、今度こそ"イギリスのオフィスで働くこと"を達成すべく、まずは、

仕事の経験

を得るために滞在して1週間後に2つの仕事を決め、どれも短い時間しか働けなかったので、3つ目も見つけ、休めないときは月に2日ほどしか休めない状態もあったりときつかったですが、良い経験になったと思います。

帰国のタイミング等も考え、少し時間ができたときにすぐ、日系の企業で働くため派遣会社に登録に行きました。

その際にその日に紹介してもらった仕事の面接にすぐに行くと決まり、登録から10日もしないで"イギリスのオフィスで働く"夢が叶いました。

私が仕事探しや家探しをする際に利用していたサイトをまとめたものがあります。
もしよければこちらもご参考にしてみてください。

【イギリス生活便利情報】ロンドン・イギリス地方都市での家探し・仕事探しサイトのまとめ

わたしはイギリスへは語学留学・ワーキングホリデーと2度の滞在を経て現在フランスエクサンプロバンスで暮らしています。 わたしの自己紹介ももし良ければあわせてご覧ください。 はじめの語学留学はエディンバラ ...

しかしその仕事、2ヶ月半ほどの期間限定の仕事で、且つフルタイムではなく少し短い時間での勤務だったので、金銭的な不安のため仕事をひとつやめられず、週に6日働く日が3ヶ月ほど続き、そしてその後のことを考えると胃のキリキリ痛む毎日を送っていましたが、わたしはここでもとても運が良く、働いていた会社で、毎月人がやめていったこともあり、結局フランスに移動するギリギリまで約一年ほど週5日フルタイムで働くことができたのでした。

わたしはそれを、このオフィスの仕事が決まる前、きつかったけどたくさん頑張って働いた神様からのご褒美なのではないかととても喜びました。週に6日働くのが体力的に限界も来ていて、時々原因不明の腹痛に襲われ苦しむ日々もあったりしたので、その後はわりとゆったりした日々が以前より過ごせて、有給もあって時々旅行に行ったり、イギリス生活を楽しみながら過ごすことができたそれもとても良かったです。

私が働いていたオフィスの近くにはこのような憩いの場所もあって、同僚とこの広場で時々ランチを食べたりしました。

わたしは"アルバイト"としての契約で、その後延長になった際もアルバイトとして契約になったので、他のほとんどの人は契約社員で、お給料の差が正直半端なく、生活が本当に本当にきつかったです。
でもわたしのようなアルバイト待遇でも、みんな本当に優しく、親切で、ホテルのレストランで開かれたクリスマスパーティーも本当はわたしは社員でないので参加できなかったのですが、その際もみんな当然のように誘ってくれました。

私が働いていた職場では他にもワーホリで滞在している人がいましたが、その方も大学生のときに一年交換留学をしていたという方で、英語でのコミュニケーションには問題のない方でした。

わたしから見たフランスでワーホリをしている人たちの傾向

わたしはフランスでワーキングホリデーで滞在したことはありません。

現在はエクス=アン=プロヴァンス(エクス)に住んでいますが、はじめは彼の仕事がパリのオフィスの仕事だったので、パリに住んでいました。

そのパリに住んでいたとき、フランス語の語学学校でイチからフランス語を学びました。

その際に出会った方はみんな私と同じくらい初心者の方で、語学学校に3ヶ月ほど通った後、日本食レストランで仕事しながら、旅行へ行ったりカフェ巡りしたりなどという方が多く、どちらかと言うとバカンス目的で来ていて、日本人とばかり接点を持っていたので、日本に戻る際もそこまでフランス語も上達せず、イギリスにいたときに出会ったワーホリの人たちとは違うなと思いました。

フランスでワーホリに来る人は、正直ちょっとミーハー気分の方が多いなというのがわたしの感想です。(もちろんそうでない人もたくさんいますが!)
"憧れ"の延長で来ている方を多く見かけました。

ワーホリでの滞在に"正解"などありませんが、具体的な目的は持っていたほうがいい

わたしは"イギリスのオフィスで働きたい"と言う目的がありました。
その目的のために逆算して何をすればいいかを考え、とりあえず経験を積むためにとにかく時間さえあれば働きまくりました。

企業での面接では、ワーホリで来てから何をしていたのかと言う質問もあったので、やはり何をしていたのかと言うのも合否を決めるポイントだったのかなぁなんて思いました。

わたしはたまたまこういう選択肢をしただけで、人によっては、旅行をたくさんしたいとか、そういった目的でもいいと思います。
目的がしっかりしていないと日本に戻ってきてから仕事探しするときに面接で聞かれたときなどにどもってしまって、自信を持って答えられない可能性がある気がしました。

日系企業で働くとこんなことも起こるかも・・・

ただ、日系企業で働いた場合、英語を話す機会は減るかもしれません。

"日系"なので、社内はやはり日本人が多く、日本のお客さんを相手にすることが多いと思うのです。

実際にわたしも、企業で働いていたときより、現地のお店で一人で店番していたときのほうが確実に英語を話す機会が多く、電話とったり注文したり、苦手なものはないか聞いたり、説明したりとほぼ一日中英語を話していました。

英語を使った仕事はしたい場合、そのあたりも面接時によく確認するのがいいと思います。

わたしが学生ビザを先にとってワーキングホリデーを後にした理由(まとめ)

以上がわたしが学生ビザを先にとり、その後ワーホリビザで再渡英した理由でした。

わたしはこの選択を全く間違っていなかったと思っています。もし、ワーホリビザで先に渡英しても英語に自信がなかったので、ワーホリで滞在中無駄に過ごす可能性があったからです。

先ほども言いましたが、ワーホリビザはオールマイティ。勉強しようが、働こうが、ずっと旅行してようか自由。それなら先に勉強してからまた行きたければワーホリビザでイギリスに行けばいいと思っていたので、本当によくよく考えて決断してよかったです。

人生は一度きり。ワーホリビザも一つの国では一度だけです。
この記事が若いみなさまの決断材料のひとつになりますように。
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