こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！
2024年5月に南西フランスの村、ベルヴェス(Belvès)へ行きました。
私たちが訪れた日のことについてYoutubeで動画で紹介しています。
お時間ありましたらぜひご覧ください。
ベルヴェスの基本情報
ベルヴェスはヌーヴェル＝アキテーヌ地域圏、ドルドーニュ県の人口約1,200人の村です。
ベルヴェスはフランスの最も美しい村のひとつです。
フランスの最も美しい村についてはこちらのブログも是非ご覧ください。
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ベルヴェスの名前の由来
ベルヴェスという名前の意味は、
オック語のbèl ves「美しい眺め」
に由来するもので、フランス語の「belle vue（美しい眺め）」もここから来ているそうです。
ベルヴェスの村は高台にあるため、村のどの側にいても美しい景色を眺めることができます。
ベルヴェス近くにある近隣観光場所を紹介！
ベルヴェスを訪れたときに、もし時間があれば一緒に訪れてほしい街や村を紹介します。
ドンム（Domme）
ベルヴェスからドンムへは車で35分くらいで行くことができるので、一緒に行く方が多いと思います。
ドンムについては、以前Youtubeやブログで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
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サルラ・ラ・カネダ（Sarlat-la-Canéda）
ベルヴェスから車で来ると大体40分ほどで行くことができる街です。
水曜日と土曜日に行われているマーケットが有名で、多くの観光客が足を運びます。
以前Youtubeでも動画を公開しているので、もしよければぜひご覧ください♪
もしよければぜひご覧ください♪
ベルヴェスを訪れるベストシーズン
ベルヴェスのベストシーズンは、春から夏にかけてだと思います。
私たちは5月後半に訪れたため、ほとんどのお店は営業もして、観光客もたくさんいました。
ベルヴェスは、とても人気のある観光地なので、5月から9月くらいまではほとんどのお店は営業していると思いますが、秋から冬にかけて長いお休みをとるところも多いです。
もしいきたい場所があれば、あらかじめ電話をしたりするのが良いと思います。
ベルヴェスの治安
ベルヴェスは車で行く方がほとんどで、そこまで観光地すぎる感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、フランスです！
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
（私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。）
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います！
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です！
ベルヴェスのおすすめ観光場所
ベルヴェスは小さい村なので、村を散策するだけなら、1時間もあれば十分だと思います。
できればまず最初に観光案内所によって、村の地図などをもらってどこに行くか計画するのがいいと思います。
私たちが到着したのは19時で、観光案内所はすでに閉まっていたため行くことができませんでした。
ここから先は、これからベルヴェスを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめするのバノンの観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。
以下で見どころを紹介していきます。
ベルヴェスの7つの塔
11世紀にベルヴェスに修道院が建てられ、それは7人の貴族によって守られていました。
修道院を守るために貴族たちは塔を建てたため、この村は塔の村と呼ばれるようになったそうです。
その塔のひとつ、観光案内所すぐ隣にある鐘楼は、元々は11世紀に建てられた防御塔で、鐘楼は1450年に建てられますが、現在の鐘は1679年に鋳造されたものです。
こちらは、夕食を食べたレストラン近くにあった、鐘楼。
この建物は昔修道院や学校だったところで、現在は市役所として使用されているそうです。
7つの塔のことを鐘楼と書いているサイトも見つけたので、どちらかはわからなかったのですが、私は塔としました。
いつかまた行く機会があれば、7カ所全部訪れたいです。
ベルヴェス城 （Le Château）
夕食を食べたレストラン近くの場所にベルヴェスのお城がありました。
この城は、14世紀初めにできました。
遠くから見ると結構小さく、ちょっと地味かな？と思いました。
2008年に新しい所有者によって、ベルヴェス城はよみがえりました。
2010年には、2階の部屋の壁に描かれた古い2組の壁画を公開したそうで、これらの絵画の質の高さは、イタリア・ルネッサンスに影響しているとのこと。
現在も修復中だそうで、まだまだお宝な素晴らしい壁画や貴重なものが見つかるかもしれませんね！
完全予約制ですが、見学をすることができるそうなので、気になる方はこちらのホームページをご覧ください。
カストルム〈要塞〉(Le Castrum)
観光案内所近くに、要塞の入り口を見つけることができます。
この要塞は11世紀に遡ります。
入ると、急にタイムスリップしたかのような中世の雰囲気に包まれます。
特に私たちが訪れた時間帯は、もう21時過ぎていたので、さらに神秘的に感じました。
門をまっすぐ通ると、素敵な建物を見つけることができます！
1882年に建てられたこの建物は、1305年にローマ教皇クレメンス5世に戴冠した、ベルヴェスの一時的な領主ベルトラン・ド・ゴスに敬意を表して建てられたものだそうです。
さらに進んでいくと、工事中の建物がありました。
こちらはなんと、コワーキングスペースになるようです。
こんな素敵な建物で仕事ができるなんて。。。。完成したら行ってみたいです。
その隣にはとても古く美しいタワーがありました。
正面の建物は、Tour de l'Auditeur(監査の塔)で、11世紀と書いてあります。
左に曲がってもっと進んでいくと、また塔がありました。
現在は病院として使用されているようです。
この通りは本当に素敵なところだったので、その様子はぜひYoutube動画でご覧になっていただけると嬉しいです！
ベルヴェスのマルシェが行われる屋根のある木造の建物 （La halle）
駐車場から村に入ると最初に目にする、アルム広場にある木造の建物はホールといい、毎週土曜日の午前中にマルシェが開かれるそうです。
この木造の建物は15世紀に建てられ、16世紀にさらに増築されたそうです。
ベルヴェスの村の路地裏散策
ベルヴェスは、路地裏を歩くのが楽しいです。
こんな感じで素敵な路地がたくさんあります。
迷うように、どんどん路地に入り込んでいくのもワクワクして楽しかったです。
たまたま見つけた素敵なおうちも見つけることができて、嬉しかったです。
こちらはテラスがとても素敵♡
とても素敵な建物やお花、お庭などに出会えることができます。
ベルヴェスで利用したレストラン、Le Parfum des Mets
ベルヴェスで利用したレストランは、テラス席からの眺めが素晴らしい、Le Parfum des Metsです。
まずはワインを注文。
彼が選んだワインは、シャルドネ。フルーティーでちょっと酸っぱさがあるとのこと。
私が選んだワインは、ベルジュラックのワインです。結構辛口でミネラルの味がします。
アミューズブッシュのエビフライが来ました。タルタルソースがかかっています。
彼が注文したメイン料理はカモの胸肉です。
私のメインは、ホタテやザリガニがのったシーフード料理。黄色いソースは多分柑橘系のもので、酸っぱかったです。
彼が注文したが頼んだものは、一番下にプラムのお酒、次にコーヒーが入っている、アイリッシュコーヒーみたいな飲み物でした。
プラムのお酒が甘いせいか、ちょっと甘かったです。
私が注文したデザートは、ムースオショコラ。ちょっと思ったよりも甘めでしたが美味しかったです。
お客さんは私たち以外、全員イギリスから来た方のようでした。
今回いただいた食事の会計は85ユーロ(約13,700円)でした。
住所：12 Av. du Lieutenant Giffault, 24170 Pays-de-Belvès
電話番号：0033 53 59 60 34
営業時間：12:00–14:30 18:00–23:00 ※土曜日は夜のみの営業
ホームページ
ベルヴェスへの行き方
ベルヴェスへは電車あるいは車で行くことができます。
ベルヴェスの駐車場
駐車場は、村のほぼ中心地にもあります。
場所はこちらです
かなり停めることが出来る場所があったので、よっぽどのことがなければ停められないということはないのではないかと思いました。
ベルヴェスへ電車での行き方
ベルヴェスには鉄道駅があります。
電車の本数を調べたところ、かなり少なく、1日に2本のみの営業のようでした。
鉄道駅のページを見つけたので、電車の時刻なども載っているので、もしよければこちらもご覧になってみてください。
⇨こちら
駅の場所はこちらです。
まとめ
今回は、ベルヴェスの村、を紹介しました。
正直、最初村に到着した時はちょっと地味な田舎の村かな。。。と思っていたのですが、歩いて行くと、どんどんベルヴェスの世界に引き込まれて、もっと村の隅々までみてみたい！と思いましたが日がかなり暮れてきてしまい、全ては周れませんでした。
この村は日本のガイドブックにも載らないようなとても小さな村ですが、公共交通機関で行くのが難しく、まるで隠れ家のようにひっそりとしている村で、中世の街並みが今も強く残っているので、タイムスリップしたような気分になれました。
ぜひ気になった方がいらっしゃれば、ドンムやサルラ・ラ・カネダから日帰りでも行くことができるので、ぜひ訪れてみてくださいね♪
私は、フランスやイタリアなどのヨーロッパの小さな村や街を定期的に訪れて、Youtubeやブログ、SNSに投稿しています。
ぜひシェアしてもらえたり、皆さんのページで紹介してもらえると嬉しいです！
また、わたしはフランスの最も美しい村を訪ねる旅をしています。
今回ご紹介したベルヴェスもそのひとつです。
フランスの最も美しい村を全て紹介した本があります。
日本語版はこちらです。少し以前のものですが、眺めているだけでもワクワクすると思うのでご興味がありましたらぜひ♪
本を見ながら次の目的地を探してみてはいかがでしょうか♪
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