【フランス・メッスのおすすめ観光地・大聖堂】サンテティエンヌ大聖堂にあるシャガールのステンドグラスは必見です! - カトル・セゾン

ロレーヌ地方

【フランス・メッスのおすすめ観光地・大聖堂】サンテティエンヌ大聖堂にあるシャガールのステンドグラスは必見です!

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こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!

2019年8月にロレーヌ地方にあるメッス(Metz)へ行ってきました。

メッスには美しいゴシック様式の大聖堂があり、とても大きい建造物のため、遠くからでもその存在を確認することができます。

位置は、コチラです

実はこの大聖堂、わたしが2度めのフランスへ行ったときに見て以来でした。

なぜわたしがこの大聖堂をというかメッスへ行ったのかは、以前載せたメッスへ行った際に訪れたレストランのところに少し載せているので、もしよければご覧ください。

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今回はこちらの大聖堂と、シャガールのデザインしたステンドグラスなどについてもご紹介していきたいと思います。

メッスの大聖堂・サンテティエンヌの概要

メッスの大聖堂の正式名称はサンテティエンヌ(La cathédrale Saint-Étienne de Metz)といいます。

この時代たくさんの大聖堂がフランスのあちこちで建設されていて、メッスの大聖堂もそのひとつです。

有名どころで言えば例えば、

・ランス(Reims)

・アミアン(Amiens)

トゥール(Tours)

など。

そしてこの大聖堂の建設期間が1240年から1552年とおよそ3世紀にもおよんでいます。

一時お金がなくなって100年ほど工事が止まったそうで、2回に分けて建設を行いました。

住所:Place d'Armes, 57000 Metz
電話番号:+33 3 87 36 12 01
開館時間:月曜日〜土曜日 09:30–12:30 13:30–17:30 日曜日14:00-18:00
サイト:http://cathedrale-metz.fr/
※鉄道駅からは歩いて20分ほどで行くことができます。

メッスのサンテティエンヌ大聖堂の中の様子

美しすぎる外観

メッスの大聖堂は遠くからも目立ち、圧倒的な存在感です。

また近くで見ても大変素晴らしい作りになっています。

この土地特有の黄身がかった石を使用しているため、壁の色も特徴的です。

以前はネオクラシックだったこの大聖堂もドイツ領になった1874年にドイツによってドイツ風のネオゴシックに替えられたそうです。

その工事は1903年まで続き、1904から現在の形になったそうです。

1918年には第一次世界大戦は終わりましたが、この形が美しいとのことで、フランスに戻った後も、このデザインを維持したそうです。

聖堂内の様子

メッスの大聖堂は、外見もですが、中にはいると大きさに圧倒されます。

天井までの高さは、フランスの大聖堂の中で3番目の高さだそうで、この背の高さもさらに大きく見せてくれるのだなと思いました。

私が訪れたときたまたま歌っている方がいました。
動画が短いですがあるのでもしよければご覧ください。

また、聖堂内の動画を撮っているときにパイプオルガンの美しい演奏がありました。
そちらももしよければご覧ください。

 

 

 

素晴らしい数々のステンドグラス

メッスの大聖堂にはたくさんの美しい・古典的なステンドグラスがあり、ステンドグラスを見にこの大聖堂と訪れる人がいると言っても過言ではありません。
そしてこの大聖堂、なんとフランスで一番ステンドグラスが多い大聖堂なんです。

メッスの大聖堂では3人の画家がステンドグラスをデザインしています。

  • Jacques Villon(ジャック ヴィロン)
  • Roger Bissière(ロジェ ビシエール)
  • Marc Chagall(マーク シャガール)

シャガールについては以下で説明します。

シャガールのステンドグラス

メッスの大聖堂にはシャガールのステンドグラスもあります。

シャガールのステンドグラスは2箇所あります。
どちらも旧約聖書からのものです。

旧約聖書の

①Moïse recevant les Tables de la Loi(モーゼの十戒)

②David et Bethsabée(ダビデとその妻バト・シェバ)

③l'exode du peuple juff (ユダヤ人がエジプトから逃げてくる)

創世記のはじめの章をイメージして作られたものだそうです。

シャガールのステンドグラスが取り付けられたのは、1963年。

戦争で大聖堂や教会のステンドグラスが壊されてしまい、その後通常のガラスを利用していましたが、1959年に3人の画家にステンドグラスのデザインを頼みました。

その中のひとりにシャガールのものもあり、ランス(Reims)の工房で作られました。

当時のフランスでは、戦争で壊れたステンドグラスを新しいものに変えようという取り組みが政府自体も行っており、シャガールに頼むのもそこまで難しくなかったようでした。

シャガールのデザインしたステンドグラスは、他にもフランスでは、ランスの大聖堂他やドイツのマインツの教会、スイスのチューリッヒ、イギリスにもあります。

シャガールのステンドグラスを巡る旅なんてしてもいいですね。

メッスまでの行き方

パリからメッスまでTGVと言う高速列車に乗ります。

時間はだいたい1時間半程度で、ストラスブールへ行くのと同じ東駅(Gare de l'EST)から乗ります。

パリ東駅(Gare de l'EST)

パリから直接メッスまでは行くのが一日に7本ほどあるそうなのでそれに乗ると便利です。

パリからメッスまでの電車はコチラをクリックすると直接そのページへ行きます。

ぜひ、ストラスブールなどのアルザス地方へ行く際にメッスへ立ち寄って大聖堂だけでも見られるのはいかかでしょうか?

まとめ

今回は、メッスの大聖堂と、大聖堂の中にあるシャガールのステンドグラスについてお伝えしました。

実はわたしは今回行くまでシャガールのデザインしたステンドグラスがメッスの大聖堂にあると気が付きませんでした。

ふと、見ていたらこの絵、シャガールっぽい??と思って、すぐそばに置いてあった説明書きを調べると、シャガールだということがわかりました。

わたしは他にもシャガールのステンドグラスをドイツのマインツでみたことがあります。

その記事についてももしよければご覧ください。

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