こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2024年4月にフランスの街ストラスブールを訪れた際に、ドイツの街・フライブルグ(Freibourg)も訪れました。
フライブルグへは過去5回ほど訪れたことがありますが、今回は初めてじっくりと観光をしてきました。
今回のブログでは、ドイツの街・フライブルグについて紹介していきます!
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
フライブルグの基本情報
フライブルグの正式名称は、Freiburg im Breisgau(フライブルク・イム・ブライスガウ)と言い、バーデン=ヴュルテンベルク州の郡独立市で、人口約23万6千人の街です。
フライブルグは、学生が多くいる街で知られており、また近年では環境を重視した街づくりをしていて、1992年にはドイツ国内で「環境首都」に選ばれ、環境都市としても世界から注目を集めています。
フライブルグの簡単な歴史
フライブルグは、1120年にツェーリンゲン家によって創設されました。
ライン川と黒い森に近いという立地条件のおかげで貿易が盛んになり、経済的にも人口的にも大きく成長していきました。
1368年にはオーストリアのハプスブルク家の領地となり、1457年には大学が設立されます。
フライブルクは三十年戦争(1618~1648年)で部分的に破壊され、ハプスブルク家とフランス王国のライン右岸支配をめぐる対立の舞台となりますが、1745年にオーストリア帝国に復帰します。
ナポレオンの征服(1805年)をきっかけにバーデン大公国の一部となり、1871年にはドイツ帝国の一部となりました。
19世紀後半、フライブルクとバーデンの主要都市(カールスルーエ、ドナウエッシンゲン)、フランスのコルマール、スイスのバーゼルを結ぶ鉄道が敷かれ、町は工業ブームに沸きます。
このような開発の結果、中世以来の著しい人口増加を経験し、中世の歴史的地区や街の北部や、南部とは対照的に、鉄道路線の西側に工業・労働者階級の地区が建設されました。
フライブルクは、ナチズムの台頭と第二次世界大戦の影響を深く受けました。
1938年にはシナゴーグが焼き払われ、1944年11月27日には激しい爆撃を受け、街の一部が破壊されました。
戦後、町は1952年に誕生したバーデン・ヴュルテンベルク州の一部となり、同州の第二の中心地のひとつとなりました。
1990年にドイツが再統一され、占領軍が撤退するまで、この町はフランスが占領した地域の一部でした。
フライブルグの近隣観光スポット
フライブルグの近隣の観光スポットを紹介します!
コルマール(Colmar)
コルマールはフライブルグにフランスから一番近い街です。
過去に2度、ドイツ領となったこともあり街の雰囲気はドイツっぽさが残る街ですが、建物がとても可愛いです!
また、11月末から1ヶ月ほど開催されるクリスマスマーケットもとてもおすすめです。
コルマールについては、Youtubeやブログで詳しく紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
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フライブルグを訪れるベストシーズン
フライブルグのベストシーズンは、春から夏にかけてと冬だと思います。
大きな街なので、お店全部が閉まってしまうのはクリスマスや祝日の時だけですが、春から夏にかけては、お花も綺麗に咲きますし、観光客で賑わっていて活気もあります。
また冬は、そんなに規模は大きくないですが、クリスマスマーケットが開かれます。
フライブルグの治安
フライブルグは、車で行く方がほとんどで、ザ・観光地という感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、ドイツです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったドイツ人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
フライブルグのおすすめ観光場所
フライブルグはそこまで大きな街ではないので、街を散策するだけなら、1〜2時間もあれば十分だと思います。
以下で見どころを紹介していきます。
フライブルグのノートルダム大聖堂(Freiburger Münster)
フライブルグの大聖堂、ノートルダム大聖堂。
タンバンのところにある小さな像が素晴らしかった!
このフライブルグの大聖堂は、ローマ・カトリック教区の教会で、ロマネスク様式で建設が開始され、大部分がゴシック様式と後期ゴシック様式で完成しました。
ステンドグラスが素敵でした。
大聖堂は1200年頃から1513年にかけて建設されました。
この先は有料でした。
マルティン塔(Martinstor)
フライブルグの街のシンボルになっている塔で13世紀に建てられました。
トラムの建設計画の際に、取り壊す計画がありましたが、当時の市長が高さをほぼ3倍にし、トラムが通れるようにする方法を考えたため、取り壊されずに済みました。
シュヴァベン塔(Schwabentor)
以前は5つあった塔のうち、現在残っている2つの塔のうちのひとつです。
こちらはあまりお店がたくさんないからか、混んでいなくてゆっくりみれてよかったです。
こちらもトラム建設時に壊されそうになりましたが、市長の提案のおかげで無くならずに済みました。
アウグスティーナ美術館(Augustinermuseum)
現在修復工事中ですが、中には入ることができます。
フライブルグ大聖堂の彫刻品やステンドグラスなどが見ることができるそうです。
住所:Augustinerpl., 79098 Freiburg im Breisgau,
電話番号:0049 761 201 4601
営業時間:9:00-20:00
聖ヨハネ教会(Johanneskirche)
フライブルグの中心地から少し離れたところにある教会、聖ヨハネ教会(Johanneskirche)。
私たちが訪れた時は中には入れず、遠くから中を見学しました。
中に入れなかったのは残念ですが、見ることができてよかったです。
私たちが訪れた時期はお花がとても素敵でした。
住所:Kirchstraße 4, 79100 Freiburg im Breisgau,
Japanischer Garten( フライブルグの日本庭園)
フライブルグの中心地からは少し離れていますが、とても立派な日本庭園があります。
門を入ってしまうと、まるでここは日本と言われてもおかしくないですね。
私たちが訪れたのは4月上旬でしたが、紅葉みたいな葉っぱが咲いていました。
フライブルグと日本の愛媛県の松山市は1989年に姉妹都市になりました。
松山出身の日本人庭園建築家がこの庭園を作ることを計画し、1990年に3人の日本人と10人のフライブルクの庭師とともに作られました。
住所:Gerberau 46, 79098 Freiburg im Breisgau,
電話番号:0049 761 201 4601
営業時間:9:00-20:00
フライブルグで見つけた面白いものや素敵なもの
フライブルグを歩いていると気がついたことが2つありました。
街のあちこちに川が流れている。
フライブルグの街のあちこちに川があります。
普通の通りにも、こんな小さい川が!
こんな感じで、飾りがしてあるところもたくさんありました。
普通に大きな川も流れています。
夏はフライブルグは結構暑くなるので、この水の音を聞いているだけで気持ちがいいんじゃないかなと思います。
石畳にお店のマークが!
歩いていると石畳の道にマークを見つけることができます。
例えばこちら、酒屋さんなんですが、ビールのマークがあります!
こちらにはクマのマークが。このホテルの名前はクマです。
こんな感じであちこちにあるので、ぜひフライブルグへ行かれた際は、探してみられてはいかがでしょうか。
フライブルグのオススメレストランFeierling
こちらはビールの醸造場ですが、食事もすることができます。
実はこちらへは2020年にも訪れていて、とても気に入ったので今回もランチを食べにきました。
1階にはビールを作る機械がありました。
私たちは予約をしていなかったので、12時前には行きました(ドイツ人は食事が少し早めな気がします。)
予約してある以外の席は、ほとんど埋まっていてすぐに座れてラッキーでした。
まずはビールで乾杯。
私たちの食事。
デザートのメニューはありません。
これらのビールと食事で、32.20ユーロでした。フランスだと一人分の食事代くらいなので、とてもお得だと思います。
地元の人がたくさんで、雰囲気もとても良く、お手洗いもキレイです。
私たちが帰る頃はかなり長い列ができていました。
2020年に訪れた時の食事はこちら。
お店のロゴのイラストも変わっていません。
住所:Gerberau 46, 79098 Freiburg im Breisgau,
営業時間:11:00-00:00 金曜と土曜のみ1amまで営業しているようです。
ネットから予約ができます⇨こちら
※電話番号の表記がないので、ネットからのみ予約を受け付けているようです。
フライブルグのオススメカフェ3件紹介!
フライブルグのカフェFili Café
2024年に訪れた時は、このFili Caféに入りました。
注文したもの。
彼はカプチーノとラズベリーストラッチャテッラケーキで、私はコーラを注文しました。
(ランチに食べすぎて、お腹の調子が少し悪かったのでコーラにしました。)
店内は細長い感じで、席はあまりありません。
テラス席もあるので天気がいい日はテラス席に座るのも気持ちが良さそうでした。
住所:Gauchstraße 3, 79098 Freiburg im Breisgau,
営業時間:月〜金:8:00–18:00 土曜日:9:00–18:00 日曜日:11:00–17:00。
インスタグラム
⇨店舗が他にもあるようで、このインスタはそちらがメインかもしれません
フライブルグのカフェCafé Marcel
2020年1月に訪れたこちらのカフェ、Café Marcel。
とーってもお気に入りだったところで、また絶対行きたいと思っている素敵なカフェなので紹介します。
こちら公園の中にあるカフェで、家族連れが多く訪れていた印象でした。
注文したもの。
【Café Marcel】
住所:Im Stadtgarten 1, 79098 Freiburg im Breisgau,
営業時間:月〜金:10:00–18:00
インスタグラム
フライブルグのカフェ・グマイナーGmeiner
こちらを訪れたのは、2017年でした。
彼の妹の学校生活を見に行くという彼の両親と一緒にフライブルグを訪れた時です。
この旅行の時に写真はあまり撮っていませんでしたが、注文したものの写真はありました!
お店の商品も少しだけ写真を撮りました。
秋に行ったのでシュトーレンもありますね!
実はこちらのカフェはフライブルグだけではありません。
私は他にも、オッフェンブルグやバーデンバーデンでも行ったことがあります。
また日本のデパートでも店舗があるのを見かけたことがあります。
【Gmeiner】
住所:Kaiser-Joseph-Straße 243, 79098 Freiburg im Breisgau,
電話番号:+49 7614 299 1730
営業時間:月〜金:9:30–18:30 土曜日:9:00–18:30 日曜日:10:00–18:00
ホームページ
フライブルグのオススメパン屋さん!
シュヴァベン塔の近くにあったパン屋さんです。
私たちが購入したパン。
甘いシナモンロールみたいでおいしかったです。
【Bäckerei Pfeifle】
住所:Oberlinden 18, 79098 Freiburg im Breisgau,
電話番号:+49 7 6147 91021
営業時間:火〜金:6:30–18:30 土曜日:6:30–17:00 定休日:日曜日・月曜日
フライブルグのお気に入りの雑貨屋さん、Spielzeugladen Holzpferd
フライブルグで2回訪れたことのある雑貨屋さん、Spielzeugladen Holzpferd。
メインは子ども用のおもちゃを販売しているようですが、キッチングッズ、ポストカードなども販売しています。
購入品。
店内での買い物の様子は、Youtubeに載せているので気になった方はぜひご覧ください。
住所:Gerberau 24, 79098 Freiburg im Breisgau,
営業時間:月〜金 09:00-18:30 土曜日10:00-18:00 定休日:日曜日
インスタグラム
フライブルグへの行き方
フライブルグへは電車・バスあるいは車で行くことができます。
フライブルグへ電車での行き方
フライブルグへ電車で行くことができます。
フランクフルトからや、スイスのバーゼルから電車が出ています。
電車の発着は全て地上階でした。
駅構内もとても綺麗でした。
サンドイッチなどの軽食を買えるパン屋さんや、この写真では見えませんがスタバもこの奥にあります。
建物など、まだ結構新しいかなと思いました。
フライブルグへバスでの行き方
フライブルグへはバスでも行くことができます。
バスは、Flixbusが出ていて、フランスのコルマールへバスで行くこともできます。
フライブルグの駐車場
駐車場は、街のあちこちにあるので、みなさんの都合に便利な場所に停めるといいと思いますが、今回私たちが停めた駐車場を紹介します。
中心地から少し離れていますが、わかりやすくて良かったです。
まとめ
今回は、ドイツの街・フライブルグを紹介しました。
フライブルグは、フランスからの観光客が多いようで、私が訪れた時も、フランスの学校の集団が訪れていたり、カフェの店内はフランス人だらけだったりとかなりフランス人にも大人気な街のようでした。
この村はガイドブックでもあまり多く紹介されないような小さな街ですが、フランスからも近く、可愛い雑貨屋さんもたくさんあったりととても楽しめる場所でした。
ぜひ気になった方がいらっしゃれば、フランスから日帰りでも行くことができるので、ぜひ訪れてみてくださいね♪
私は、フランスやイタリアなどのヨーロッパの小さな村や街を定期的に訪れて、Youtubeやブログ、SNSに投稿しています。
ぜひシェアしてもらえたり、皆さんのページで紹介してもらえると嬉しいです!
どうぞよろしくお願いします。
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