こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！
今回はトゥーレット・シュル・ルー（Tourrettes-sur-Loup）という南フランスの村について紹介します。
わたしたちは2023年6月に初めてこの村を訪れました。
トゥーレット・シュル・ルーはすみれの村として知られており、毎年3月のはじめにはすみれ祭りも開かれるそうです。
こちらを訪れた時に撮影した動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください！
Contents
トゥーレット・シュル・ルーの基本情報
トゥーレット・シュル・ルーは、フランスのプロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏、アルプ＝マリティーム県にある村のひとつです。
人口約4.000人ほどのこの村の経済は、観光業が中心となっています。
村の中には織物、絵画、陶器、宝石、彫刻などの美術工芸品で有名な職人のアトリエもあります。
他にはスミレの栽培、ワインやヤギのチーズに野菜の生産、養蜂、果実の砂糖漬けなども行っています。
トゥーレット・シュル・ルーの近隣観光スポット
トゥーレット・シュル・ルーの近くにはたくさんの美しい街や村があります。
サン・ポール・ド・ヴァンス
シャガールのお墓がある美しい鷲ノ巣村でも有名なサン・ポール・ド・ヴァンスはとても近くにあります。
以前訪れた時のことを動画で紹介しています。
もしよければぜひご覧ください！
ビオット
電車でも行けるガラス工芸の村、ビオットも大変美しい村でおすすめです。
こちらは以前にブログでも紹介していますのでぜひご覧ください。
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またYoutubeでも紹介しています。
トゥーレット・シュル・ルーを訪れるベストシーズン
トゥーレット・シュル・ルーは、5月〜9月くらいまでの夏が一番おすすめですが、スミレの咲く時期は10月から3月なのでその頃行くのもいいかもしれません。
3月にはスミレ祭りも開かれるようです。
2024年のトゥーレット・シュル・ルーのスミレ祭は3月の2日・3日の土日に行われる予定です。
⇨ホームページはこちら（フランス語のページです）
ただ閑散期のため、お店やカフェなど長期休暇に入ってお休みの場合があります。
村の雰囲気を楽しみたかったり、散歩が目的で行くのであれば閑散期でもいいと思います！
夏でも場所によっては静かで人が住んでいるのかな？と思うことはあります。
トゥーレット・シュル・ルーの治安
トゥーレット・シュル・ルーは、公共交通機関があまりよくないため、ジプシーなどがくることはほとんどありませんが、有名な観光地のため世界中から様々な国の方がきます。
あまり高価なものを身につけた格好や、車を駐車する際に見える場所にお財布やコンピューターを置いたりすることは避けましょう。
ただ、どんなに気をつけていても、どうしても起こってしまうことはあるため、いざという時のための海外旅行保険に入っておくと安心です。
海外旅行保険は、どこの会社のどんなプランでも大丈夫ですが、特に携行品保証のある保険に入っておくことをオススメします。
しょっちゅう海外旅行に行く方など、毎回入るのが手間で、お金もかかるので、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを1枚持っておくととても便利です。
もし、海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、この機会に作られてはいかがでしょうか。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードを持たない理由がありません。
2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です！
トゥーレット・シュル・ルーのおすすめ観光場所
トゥーレット・シュル・ルーはとても小さな村なので歩いてまわるだけなら1時間もかかりませんが（足の速い方なら30分くらいかも）、せっかく来たならぜひたくさんある素敵な場所によってほしいなと思い、下記で紹介していきます！
旅の計画をたてるなら観光案内所の方が相談にものってくれます。
外に村の地図があるのでどうやって村を歩こうか計画を立てることもできます。
私のようにふらふらと歩くのもそれはそれで楽しいですヨ！
住所：2 Pl. de la Libération, 06140 Tourrettes-sur-Loup
電話番号：0033 4 89 87 73 30
ホームページ：https://www.villagesvalleesdazur-tourisme.fr/
営業時間：09:30–12:30 13:30–17:30（閑散期など営業時間が変わることがあるのでホームページなどでご確認ください）
Église Saint-Grégoire（サン・グレゴワール教会）
街の中心地に入る前のところにあるサン・グレゴワール教会。
入り口はロマノ・ルネッサンス様式となっています。（見えにくくてすみません）
このサン・グレゴワール教会は12世紀に建てられた教会です。
教会内には大変古く、素晴らしい絵画や彫刻の数々が飾られています。
中でも15世紀にブレア兄弟が作ったとされる、この三連画はとりわけ貴重な作品だそうです。
まるで美術館に来ているような素晴らしい絵の数々を見ることができてよかったです。
電話番号：0033 4 93 58 42 00
Chapelle Saint-Jean（サン・ジャン礼拝堂）
サン・ジャン礼拝堂は街の北側にあって、中心地からは少し離れています。
1674年に建てられ、1925年の暴風雨の影響で一度破壊されますが町民からの寄付金のおかげで、修復することができた礼拝堂は1959年に落成しました。
壁面は2005年に修復され、画家Ralph Soupaultによるフレスコ画で飾られています。
ステンドグラスもシンプルですが、とても美しいです。
（とても小さいチャペルなので、閑散期にはしまっている可能性もあります）
すみれの博物館（La Bastide Aux Violettes）
2010年3月6日に、スミレの博物館、バスティード・オ・ヴィオレットがオープンしました。
場所はひとつ上で紹介した礼拝堂の先です。
ここは入場料が無料で、私たちは博物館の展示や温室栽培している様子を見学することができます。
スミレの開花期間は10月1日～3月31日とされていますが、その年によって早かったり遅かったりすることもあるので、心配な方は電話で問い合わせたほうがいいと思います。
電話番号：0493590697
ホームページ：https://www.facebook.com/labastideauxviolettes/
営業時間：10:00–12:30 14:00–17:30定休日：土曜日・日曜日
美しい景色を見る展望台
村をずっと奥の方に行くと、トンネルがありその向こうには眺めのいい展望台があります。
向こうの村まで見えますね！
素敵な橋も見えます。
展望台へは少し下っていきます。
そして行く途中のトンネル？の空いたスペースには洋服屋さんが商品を広げていました。（若い観光客の女の子たちがワンピースを試着したり買ったりしていました！）
トゥーレット・シュル・ルーの路地と猫
トゥーレット・シュル・ルーには思わず写真を撮りたくなるような素敵な路地がたくさんありました。
この場所とかこの先に何があるのかワクワクしますよね！
特にお気に入りだった通りはRue du Brecという通りです。
この車が絶対通れないであろう道が大好きです。
美しいお花がたくさん飾ってあったお家。
先がよく見えない細い通り。
もう1箇所お気に入りだった通りは Grand'Rueの東側。
このお店の近くです。
基本は住宅街ですが、ぽつりぽつりと時々お店があるところも好きでした。
石の色も好きでした。
可愛い猫にも出会いました。
暑い日でしたが日陰を探してうまく休憩していました。
写真以外の猫にも会いましたが、どの猫ちゃんもとても可愛くて、癒されました。
ぜひYoutube動画を見ていただきたいです♪
トゥーレット・シュル・ルーのマルシェ（朝市）
市場は、毎週水曜日の9時から13時にPlace de la Libérationで開かれます。
夏以外の閑散期は規模が小さかったり、行われない場合もありますのでご注意ください。
トゥーレット・シュル・ルーで購入したもの（お土産）
トゥーレット・シュル・ルーではいくつか素敵なお店を見つけたので、お店と購入した商品を紹介します♪
すみれを専門に扱うお土産やさん・Violettes de Tourrettes
トゥーレット・シュル・ルーではすみれに関するものを何か買いたいなぁと思っていたので、すみれグッズがたくさんありそうなお土産やさんに入りました。
まずはポストカードを選びました。
たくさん種類があってかなり悩みました。。。
店内にもすみれを使用した商品がたくさんありました！
キャンディや、クリスタリゼ（砂糖漬け）、スミレの香りがする石鹸や、オードトワレなど。
スミレのワインやジン、はちみつ酢にスミレが入ったものも売っていたりして見ているだけで面白かったです。
今回私が購入したものです。
・トゥーレット・シュル・ルーのポストカード(1€)150円
・グリモーのポストカード(1€) 150円
・トゥーレット・シュル・ルーのすみれでできたキャンディ(4€)600円
※1€150円の計算です。
ポストカードはレトロっぽい雰囲気に惹かれました。
キャンディは、日持ちするもので手軽に買えるもの。。。と思い購入しました。
【Violettes de Tourrettes】
住所：2 Tour De L Horloge, 06140 Tourrettes-sur-Loup
電話番号：0493593383
ホームページ：http://www.violettesdetourrettes.fr/
営業時間：10:00〜19:00
（閑散期などでオープン時間が変わることがあるのでホームページなどでご確認ください）
トゥーレット・シュル・ルーの陶器工房・Poterie Tournesolで買い物
トゥーレット・シュル・ルーにはたくさんのアトリエがありましたが、わたしが特にいいな！と惹かれたのがこの、陶器工房トゥーヌソル（Tournesol、意味はひまわり）です。
この工房は約50年前に二人の友人によって設立され、そのうちの一人が今も経営しています。
今回私たちがの対応をしてくださったマダムは、この作業場で25年間働いているそうです。
店内には素敵な商品の数々がありました。
使用している炻器（半磁器）は天候や急激な温度変化に強いため、屋外での使用に最適なのだそう。
私は特に時計が欲しいなと思いました。
猫がついたものとお花がついたものどちらかにしようと思いましたが、なかなか選択できず選ぶのに時間がかかってしまいました。
今回私が購入したのはこの時計です。
スミレの手書きのイラストがとても可愛くてこちらに決めました。
お値段は50ユーロ(7500円)でした。
※1€150円の計算です。
時計はほとんどそれくらいのお値段でした。
街中に彼らが作った標識や地図などがありました。
これはほんの一部で、村の中を歩いているとたくさん見つけることができます！
どれもとても可愛くて素敵なデザインなのでぜひ行った際は探してみてくださいね。
【Poterie Tournesol】
住所：7 Grand'Rue, 06140 Tourrettes-sur-Loup
電話番号：0033 6 61 19 13 96 （これは携帯だと思います）
ホームページ：http://poterie-tournesol.fr/
トゥーレット・シュル・ルーでいただいたもの
私たちはアイスクリームをいただきました。
（お手洗いはありませんでした。）
私はスミレのアイス。
彼はジャスミンとプロヴァンサルというアイス。
プロヴァンサルには、はちみつ、オレンジフラワー、松の実が入っているそうです。
スミレは上に砂糖漬けがのっていて、お味もスミレの味だ！と思いました（スミレの味の詳しい説明は難しいですね）
彼が食べていたプロヴァンサルは、いろんな味がしました（食レポが下手ですみません）。
ジャスミンは、あまりジャスミンっぽい味はしませんでしたが、爽やかな感じで夏にぴったりなアイスだと思いました。
私の住む南フランスの方はパープル色のアイスですとラベンダーですが、コートダジュールですとスミレなのかな？と思いました。
【Tom's】
住所：25 Grand'Rue, 06140 Tourrettes-sur-Loup
電話番号：0033 4 93 24 12 12
営業時間：10時〜19時 月火水は21時まで、休みなしと書いてありますが、ちょっと時間は怪しいので電話などして確認してから行くことをオススメします！
トゥーレット・シュル・ルーへの行き方
トゥーレット・シュル・ルーへはバスあるいは車で行くことができます。
トゥーレット・シュル・ルーへバスでの行き方
教会の近くにバス停があります。
これはグラースGrasseからVenceヴァンス行きのバスで、終点のところに書いてあるFoch Lycee Matisseというバス停の場所はここです。
バスの時刻表には651と書かれて小さく511となっています。
最近、南フランスのバスZOUはバスの番号を変更する作業を行っていて以前は511だったけど現在は651だよ！という意味です。
市役所のホームページでバスの時刻表を見つけましたが1年前のもので、時刻が少し違いますが参考として載せておきます。
こちら現在のものではないことをご了承いただいた上でご覧ください。⇨時刻表
トゥーレット・シュル・ルーの駐車場
トゥーレット・シュル・ルーで駐車場は私たちはこちらに停めました。
通常駐車場で利用できる場所は、村の中にあると思いますが、私たちが訪れたのは夏至で、音楽祭の準備をしていたため停められませんでした。
でもこの少し遠くに停めたおかげで村全体を少し離れたところから見ることができました。
まとめ
今回は、南フランスの村、トゥーレット・シュル・ルーを紹介しました。
コートダジュールにはとても可愛い村がたくさんあり、私も様々な村を訪れたことがありますが、ここは本当にお気に入りのひとつで、たくさんの人に行ってもらいたいと思い今回ブログを書きました。
公共交通機関があまり良くなく、たくさんバスなどは来ませんが、それだけ隠れ家的なひっそりとした村であり観光客もそこまで訪れない素敵な村なんです！
ぜひコートダジュールへ行く機会がありましたら、こちらの村へ訪れて見られてはいかがでしょうか。
南フランスにはガイドブックにのらないような素敵な街や村がまだまだたくさんあって、みなさんがいらした時に時間があればぜひ寄ってもらえたらなと思っているので、これからも私のお気に入りの場所をどんどんブログなどで紹介していきますね！
また、わたしはフランスの最も美しい村を訪ねる旅をしています。
フランスの最も美しい村を紹介した本があります。
少し以前のものですが、眺めているだけでもワクワクすると思うのでご興味がありましたらぜひ♪
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