こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
今回は南フランスの小さい街、ファイヤンス(Fayence)を紹介します。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
ファイヤンスの基本情報
ファイヤンスは、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ヴァール県にある人口約6千人の小さな街です。
この街の名前であるファイヤンスは、ラテン語で「ブナ」を意味するFagusに由来しているそうです。
ローマ人に特に愛されたこの街は250年にキリスト教化され、794年からフレジュス司教区に属し、その後は司教たちの別荘地として利用されました。
旧市街には当時の住居が今も残っているそうです。
ファイヤンスの治安
ファイヤンスは、車で行く方がほとんどで、ザ・観光地という感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、フランスです!
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
(私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。)
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います!
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です!
ファイヤンスの近郊の街や村
ファイヤンスの近隣の観光スポットを紹介します!
ドラギニャン(Drguignan)
ファイヤンスからドラギニャンへは車で約40分ほどで行くことが出来ます
ドラギニャンについては、以前Youtubeやブログで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
タヌロン(Tanneron)
ファイヤンスからタヌロンへは車で約30分ほどで行くことができます。
タヌロンはミモザ街道と呼ばれるミモザの生産が盛んな村のひとつで、1月中旬から2月前半くらいにかけては美しいミモザを楽しむことができます
Youtubeで動画やブログでも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください♪
-
-
フランス・ミモザ街道の村、タヌロン (Tanneron) の見どころを紹介♪ ミモザの生産者さんのお店で買い物したり、レストランで食事もしました。
こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です! 私の住む南フランスでは12月中旬くらいからだんだんと、ミモザをマルシェやお花屋さんで見かけるようになります。 これら ...
続きを見る
ファイヤンスのおすすめ観光場所
ファイヤンスはそこまで大きい街ではないので、街を散策するだけなら、1時間もあれば十分だと思います。
観光案内所で地図をもらってから計画したり、スタッフの方に相談するのもいいと思います。
観光案内所の場所はこちら。
以下で見どころを紹介していきます。
ファイヤンスの教会、サン・ジャン・バティスト教会(Église Saint Jean-Baptiste)
街の中心地にあるこの教会、マルシェも行われる広場にあります。
この教会は1346年に建てられ、1738年に拡張されて現在の大きさになりました。
教会はバロック様式の建物で、ヴァール県で3番目に大きい教会でもあります。
時計塔(La Tour de l'Horloge)
時計塔は、鐘楼を冠した塔で、1807年に建設されました。
時計は2世紀以上にわたり、毎日時を刻み続けています。
展望台からの素晴らしい眺め
時計塔のすぐそばに展望台があります。
ファイヤンスの素敵な家々や、近くの街や村など美しい風景が360度見渡せる絶景が待っています。
ここまで行くのに少し上がり坂を上がらなくてはいけませんが、時間があればぜひ行ってみてほしいです。
ミタンのオーブンの博物館(Four du Mitan)
ミタンのオーブンの博物館がありました。ミタンとは古いフランス語で中心を意味します。
(下の写真のところが入り口です)
1522年にフレジュスの司教によって作られた共同オーブンは、1997年に取り壊しから免れ、修復されました。
ここには現在、1897年の衣装を着た人物などが飾られており当時を再現する博物館となっています。
ファイヤンスのサラセン門(Porte Sarrazine)
13世紀に建造されたこの歴史的建造物は、村の麓に位置し、マシキュリス(城壁の防御施設)と、町の入り口を閉ざすための門扉の操作溝を現在も残しています。
私はここまで行かなかったので写真がありませんが、もし行ったら追加で写真を載せますね!
ファイヤンスの旧市街
ファイヤンスの旧市街は、中世の街並みが今でもとても良い状態で残っています。
この旧市街を歩くと、中世にタイムスリップしたような気分になり、すぐにその魅力に惹き込まれました。
特に古い石造りの家々がたくさんあり、いっぱい写真や動画を撮りました。
日陰にはかわいい猫ちゃんもいて、少しだけ一緒に遊びました。
写真はたくさん撮ったので、時間があればまた追加して紹介していこうと思います!
ファイヤンスのマルシェは週に3回行われています
ファイヤンスのマルシェは、火・木・土の週3回教会広場の前で開催されています。
私が行ったのは8月の火曜日でしたが、ほとんどが観光客でした。
そのためか野菜や日用品などはあまり見かけませんでした。
(もしかして曜日によって違うのかもしれません)
こちらのマルシェで特に気になったお店が、こちらのハチミツを販売しているお店でした。
はちみつだけでなく、石鹸やキャンディー、ヌガーなども販売していました。
(どれもはちみつを使った商品です)
私たちは、その中でもマキ(maquis)というハチミツが気になりました。
マキは灌木(かんぼく)地帯のことで、そこで取れた様々なハーブを使用したハチミツで、試食したら本当に美味しくて、自宅でもあっという間にいただきました。
このハチミツは11ユーロでした。
またいつか絶対同じハチミツを買いたいです。
ファイヤンスのお土産やさんAux Soleils de Fayence
ファイヤンスではこちらのお土産さんで買い物しました。
ポストカードもたくさん売っていたので、お友達にお手紙書くのにもいいですね!
店内は可愛いお土産がたくさんありました。
セミグッズが気になってずっとチェックしていました。
私はマグネットとセミのフックを買いました。
セミのフックの方はかけるところが取れてしまって、現在修理中です。
オリーブの木で作られたグッズもありました。
いろんな種類のお土産があって、みているだけでも楽しいので、ファイヤンスでお土産が買いたい方はこちらのお店オススメです!
住所:3 Pl. Léon Roux, 83440 Fayence
電話番号:0033 4 94 76 02 80
営業時間:10時00分~19時00分
ファイヤンスのレストラン、Le 8
ファイヤンスでたまたま歩いていて見つけたレストラン、Le 8。
ここのテラス席が素敵だなと思い、こちらでランチをいただきました。
このかけてある布が日本のお布団を干しているように見えました。
(実際は、この中で食事している人たちのための日よけになっていました)
彼はジェノベーゼソースのパスタを注文しました。上の白いものはパルメザンです。
私はドーブと呼ばれるプロヴァンス風牛肉の煮込みが入ったペンネパスタを注文しました。
フランスの家庭の味という感じのお料理で、なんだかホッとする優しい味でした。
食後に彼はコーヒーを注文。
ミルクのポットがビレロイ・ボッホのもので可愛かったです。
雰囲気もとてもよく、お値段もお手頃で、対応してくれたスタッフの方もとても感じが良くて、もしまた行く機会があれば利用したいなと思いました。
住所:Pl. de l'Olivier, 83440 Fayence
営業時間:日曜日〜木曜日18時00分~22時00分 土曜日 9時00分~14時30分 金曜日:定休日
ファイヤンスでオススメのホテルMoulin de la Camandoule
ファイヤンスを訪れたときに利用したホテルがとても良かったので紹介します。
私たちが滞在したのは、ホテル・ムーラン・ド・ラ・カマンドゥール(Moulin de la Camandoule)
ファイヤンスの中心地から少し離れてはいますが、街からも歩いて行ける距離です。
こちらにはレストランもついているので、食事のことを気にせずホテルでゆっくりできるのも良かったです。
レストランはほとんどイギリス人やドイツ人で、フランス人はあまり見かけませんでした。
お値段もそこまでお高くなく、居心地の良い快適な部屋と親切なスタッフに大変満足した滞在でした。
ブログやYoutubeでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
住所:159 Chem. de Notre Dame, 83440 Fayence
電話番号:+33 (0)4 94 76 00 84
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
ホームページ
予約はこちらから
ファイヤンスへの行き方
ファイヤンスへはバスあるいは車で行くことができます。
ファイヤンスの駐車場
私たちが訪れたとき車は、中心地近くにある無料駐車場に停めました。
私が訪れた日はマルシェが行われていたのでかなり混み合っていました。
マルシェが行われている日はお気をつけください!
ファイヤンスへバスでの行き方
ファイヤンスへはバスでも行くことができます。
フレジュスやサンラファエルという街から、837番のバスが出ているのでそれに乗っていくことができます。
時刻表は⇨こちらをご覧ください。
まとめ
今回は南フランスの小さな街、ファイヤンスを紹介しました。
街並みがとても可愛らしい素敵な街で、また絶対再訪したいと思いました。
昔、フレジュスの司教達がこの街を気に入った理由がわかりました。
次回は違う季節に訪れてみたいと思っています。
南仏へ旅行ならこちらもマスト!
最新版が出ました♪
\\SNSアカウントやYoutubeでもフランス生活の発信をしています//
コーヒーやおうちカフェ、日常についてはsayalogというYoutubeチャンネルのインスタでも紹介しているのでもしよければぜひフォローお願いします。
Instagram(sayalog)
@sayalog_insta
主にストーリーズに私の日常をのせています。♪私のインスタグラムアカウントです。
ストーリーズでも旅したキロクやでかけた先での写真や動画をシェアしています。
皆様からのフォローやいいね、コメントが励みになっています。どうぞよろしくお願いいいたします。
インスタグラム(フランスの美しい景色を紹介しています)
@tofurabbit
フランスの旅や景色を載せているアカウントです。この写真から入れます♪カトルセゾンのYoutubeをはじめました!南仏の村や朝市、蚤の市などを紹介しています。
もしよければ是非チャンネル登録をお願いいたします。
Youtube
quatre saisons Youtube
もチャンネル登録ぜひよろしくおねがいします!2022年からsayalogというYoutubeチャンネルを始めました。
こちらはわたしのフランス生活のことやちょっとカジュアルなヨーロッパ旅行の動画をアップしています。
sayalog Youtube
もチャンネル登録ぜひよろしくおねがいします!ファイヤンスから香水で有名なグラースという街も車で40分ほどで行くことができます。
Youtubeで過去に紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。