【南フランスのミモザ祭り2023に行ってきた！】ミモザ街道の街・マンドリューラナプールのパレードを見に行った時のことについてご紹介！

こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！

2019年と2023年2月に、マンドリューラナプールで行われたミモザ祭り(Fête du Mimosa)のパレードを見に行ってきました。

今回は実際に見てきたパレードの様子やマンドリューラナプールでミモザが見れる場所、ミモザにまつわるお菓子についてなど紹介していきたいと思います！

※2024年のミモザ祭りの開催も既に決定しています！

マンドリューラナプールのミモザ祭りの歴史とミモザについて

マンドリューラナプールというミモザ街道にある街では、ミモザ祭りが毎年2月の中旬から後半くらいに1週間ほど行われます。

このお祭りはマンドリューの観光局によって企画され、1931年2月16日に競馬場で行われたのが最初でした。

伝統的な花の山車が並んだり音楽隊の演奏や、曲芸が見られるカーニバルでした。

1985年は前年にあった火災や冬の寒さの影響のためミモザが不作となり、それから10年間お祭りは行うことができませんでした。

そして1996年にまたミモザ祭りを復活することができ、現在に至ります。

（2021年と2022年はコロナウイルスの感染拡大防止の為行われませんでした）

このミモザはもともとオーストラリア産でした。

18世紀の後半、当時植民地だったオーストラリアにイギリス人のボタニストなどがオーストラリアから持ち帰った花のひとつだったようです。

イギリスの気候では今の南フランスのように自然に育つことは難しく、キューガーデンでイギリスはじめてのミモザが咲いたと言われています。

1850年ごろ冬にバカンスに来ていたイギリス人の伯爵たちよって、南フランスのいくつかの街（ニース、カンヌ、サン・ラファエルなど）に持ち込まれたそうです。

1864年にカンヌの城の庭に園芸家によって植えられたミモザ、1880年ごろには街のあちこちで咲き始めるようになり、19世紀後半には人の手を借りずに自然に毎年美しく花開くようになっていきました。

ミモザ祭りのカーニバルが行われる場所や駐車場について

カーニバルは、予約など前もって登録した人しか参加することができないと思っていたのですが、全くそんなことはなく、突然飛び入り参加した私たちのような観光客でも気軽に参加することができました。

日曜日のパレードは、もちろん予約すると椅子の席が確保されますが、2020年の分はすでに売り切れでした。

ちなみにその席はこのような感じの場所です。

お金を払っているだけあってたくさんのミモザをもらえていました。

そもそも今回わたしたちが参加した経緯ですが、実は当初全く違う場所へ行こうとしていたのですが、たまたま聞いていたラジオで、その日はミモザ祭りが行われる日で、会場付近は交通渋滞があるから注意してくださいと聞いたことがきっかけで急遽目的地をマンドリューに変更したのでした。

日曜日の一番大きなパレードが行われる場所がAvenue Henry Clewsです。
場所はこちらです。

駐車場はいくつかあります。

会場近くにも用意されているようでしたが、近いところから埋まっていってしまうので、わたしたちは一番遠いマクドナルドがあるスーパーcasinoの駐車場にとめてそこから30分ほど歩いて会場まで向かいました。

駐車場から会場までは以下のとおりです。

2019年にマンドリューラナプールで行われたミモザ祭りのパレード

2019年のテーマはマルコポーロ。

とにかくアジアな雰囲気で、アジアの方も参加していました。

会場に入るまでには手荷物検査があって、一箇所に並ばされるのですが、大きいフランス人に囲まれ、165cmあるわたしでも息がしづらく苦しかったです（笑)また、横入りする人がたくさんいるのでなかなか前に進まず、30分以上かかりました。

通りに面したところでは、ミモザを投げてくれる人たちからとにかく取ろう！と必死なフランス人が多数いてなかなか受け取ることができません。

もらった人たちはだんだんと帰っていき、まだな人たちが少しずつ前へ行けるようになります。

わたしたちもなんとか受け取ることができ良かったです。

もちろん、パレードも楽しみました！

子どもたちも可愛い服を着てミモザを頑張って遠くに投げようとしていました。

すごい量のミモザが使われていますね！

帰る人たちはみんなミモザをもらって嬉しそうでした。

かわいい髪飾りのように頭に載せていたワンちゃんも発見。

最初は一緒に写真は撮ってくれなかったので、なでなでしてるときにパシャッと一枚。

とっても可愛い子ちゃんでした。

トイレにずっと行きたくて、帰りにマクドナルドでかなり遅いランチを食べつつトイレへ行ったらとても大変なことになっていました。

フランス、どこへ出かける際にもティッシュは多めにご準備お願いします〜。

2023のミモザ祭りに参加しました

2023年のミモザ祭りに参加しました。

今年は、ちゃんと前持って席を予約してから行きました。

私がX（ツイッター）で投稿した動画をぜひご覧ください♪

On est allés à la fête du mimosa! On a récupéré des mimosas!
ミモザ祭りへ行ってきました。今回はちゃんと席を取ってゆっくり座って見れました♪動画は撮ってきたので、編集できそうならYoutubeにもアップします💛☺️ pic.twitter.com/1dfiucjJ5J

— Sayaka@南仏在住🇫🇷 quatre saisons (@quatresaisons44) February 14, 2023

Youtubeにも2023年のミモザ祭りに参加した動画を公開しました。

天気も良く、ミモザもたくさんもらえてとても楽しかったです。

今回は席を予約したので、とてもよく見れました。

確かスイスからのゲストの方がきていました。

民族衣装が可愛い！

みんな頑張って取ろうとしていました。

最後にはお決まりで、落ちたミモザをみんなが拾っていました。

ニースのカーニバルのような大きいイベントも良いですが、地元の人たちが楽しそうに参加しているイベントのも大好きです。

お時間ありましたらぜひご覧ください♪

ミモザ祭りのチケットの買い方。2024年は2月18日日曜日の14:30から開催！

ミモザ祭りのチケットは、マンドリューラナプールの観光案内所のホームページから購入が可能です。

チケットを購入するページに飛びます⇨こちらから

○大人　15ユーロ　(Plein tariff)

○子ども　13ユーロ、2歳から17歳まで(Tarif réduit)

英語のページがなく、フランス語のページのみです。

それにプラスで送料がかかります。

調べてみると、ヨーロッパへの発送はしてくれるようですが、日本への発送は行っていないようです。

滞在する予定のホテル宛にして、ホテルに前もって手紙が届く旨を伝えておくのがいいかもしれません。⇨断られることもあるので必ず確認してください。また、ご自身のご判断でお願いいたします。
（やりとりは残るように、メールがいいですね。）

2月8日現在、チケットは完売していました。

席がなくても、立ち見ですが見学することはできるので、お時間ある方、近くへ行く予定の方、ぜひ行ってみてくださいね！

パレード会場のすぐ近くのところでミモザのスイーツが購入できます。

マンドリューラナプールにあるロアジス(l'Oasis)というパティスリーで、ミモザのタルトを購入することができます。

このパティスリーは、2020年に同名のレストランの隣に建てられました。

店内ではこんな感じで販売されています。

こちら残念ながらカフェスペースがないため、購入して駐車場で食べました。

箱も可愛いですね。

ミモザタルトを2つ買いました。
ちなみにひとつ6,9ユーロ（1ユーロ155円計算するとひとつ1083円くらい）とかなり高級ですね！

甘いバニラ生地、ミモザのチーズケーキ クリーム、キャラメリゼしたピーナッツ、ミモザの香りがほんのり香る白いガナッシュ。のタルトだそうです。

周りの緑色は、お砂糖でした。

タルトは全く甘すぎず、すごく軽くてクリームがふわっとしていました。

私の知っているチーズケーキの味はしませんでした。

もう一度食べたい〜！という感じではありませんでしたが、美味しかったです。

とにかく食べてみたかったので、食べれて嬉しかったです！

インスタもあるので、フォローしておくといつ頃から販売が開始するのかわかって良いですね！

 

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マンドリューラナプールのホテル

日曜日のパレードの後は疲れることもあると思うので、ホテルに泊まることをオススメします。

マンドリューラナプールは小さい街なので、たくさんのホテルがありませんが、いくつか見つけたホテルを紹介します。

マンドリューラナプールのホテル・プルマン カンヌ モンドリュー ロイヤル カジノ

ミモザ祭りパレードの会場から歩いて10分ほどの、プルマン カンヌ モンドリュー ロイヤル カジノ。

マンドリューは、カンヌの隣にあるので、ホテルの名前はとてもゴージャスですね!

館内にはプールもあったり、朝ごはんも美味しいとのこと。

立地もよく、ホテル内にレストランもあるので、ゆっくり出来そうですね！

マンドリューラナプールのホテル、ラ・コーニッシュ　ドール

マンドリューの駅からすぐそばにあるホテルです。

日曜日に泊まる場合は、こちらに荷物を預けてからパレードを見にいくことができて便利かもしれませんね！

まとめ

今回は、ミモザ祭り参加したことについて紹介しました。

2019年にミモザ祭りが終わったあとは、丘の上の方へ行って、更にミモザの写真を取りに行ったりもしました。

丘の上から街を一望でき、その景色がとても素晴らしかったです。

あれだけの量のミモザを使っていたのでもうほとんど街中のミモザはないんだろうなと思っていたら、上から見るとまだ結構残っていて驚きました！ミモザの街と言われたこの街には本当にたくさんのミモザがありました。

ミモザ祭りに参加しなくても、2月に南仏にいらっしゃるのでしたらたくさんのミモザを見に来るのもいいかもしれませんね！

最初のところでも書きましたが、2024年も開催が決まっています。

テーマはオリンピックだそうで、行くかはまだ決めていませんがちょっとどんなパレードなのか気になります！

行く場合はまたこのブログで紹介しますね！

A08 地球の歩き方　南仏 プロヴァンス コート・ダジュール&モナコ 2020~2021

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ミモザ街道にある街のひとつ、タヌロンへ2022年に訪れた時のことについて動画にしました。

もしよければぜひご覧ください♪