こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！
2024年10月に南フランスの村、サン・シル・ラポピー（Saint Cirq Lapopie）へ行きました。
こちらを訪れた時の動画をYoutubeにて公開しています。
もしよければぜひご覧ください。
Contents
サン・シル・ラポピーの基本情報
サン・シル・ラポピーは、オクシタニー地域圏、ロット県にある人口約200人の小さな街です。
この村は、フランスの最も美しい村のひとつにも選ばれています。
フランスの最も美しい村については、ブログでも紹介しているので、もしよければ是非ご覧ください！
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【フランスの最も美しい村は全部で181ヶ所！】概要と美しい村の調べ方、過去50ヵ所以上訪れた村々もご紹介します！2024年10月最新版
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また、2012年にはフランス人が選ぶ好きな村にも選ばれました。
2024年の10月に訪れた時の動画もYoutubeに載せているので、もしよければぜひご覧ください。
サン・シル・ラポピーを訪れるベストシーズン
サン・シル・ラポピーのベストシーズンは、春から夏にかけてです。
私たちは4月上旬、6月、10月の上旬と下旬に訪れたことがありますが、割といつ訪れても観光客は結構いました。
そのため、4月上旬や10月などの観光客が少し少ない時でも、レストランなどは全部ではありませんが、営業しています。
11月から3月くらいまでは閑散期のため、お店が営業していない場合もあるので、オススメは4月〜10月くらいまでです。
お花が美しい時期なら5月から7月くらい、紅葉だと9月から11月くらいだと思います（その年の天候によって変わることもあるので、あくまで参考としてお願いします。）
サン・シル・ラポピーの治安
サン・シル・ラポピーは、車で行く方がほとんどで、パリのようなザ・観光地という感じの場所でもないので、治安は悪くないと思います。
ですが、ここは外国で、フランスです！
夜にはなるべく訪れない、身につけるものはなるべくどのブランドかわからないものにしたり、目立つような服装よりもできるだけジーンズにスニーカーといったフランス人の普段着のような服装をオススメします。
田舎の場合、人に気をつけるだけでなく、野生の動物にも気をつけなければいけません。
（私の住む南フランスの比較的大きな都市でも、イノシシに襲われる被害が年々増加しています。）
何かあった時のために海外旅行保険や、クレジットカードにもともと付帯されているカードを持っていくなどは準備されていた方が安心して旅行ができると思います！
エポスカードは年間費が無料で、2023年10月からは利用付帯となりますが、交通費のひとつだけでもエポスカードで支払うと、海外旅行保険が適用になるので大変お得です！
サン・シル・ラポピーの近隣観光スポット
サン・シル・ラポピーの近隣の観光スポットを紹介します！
フィジャック（Figeac）
フィジャックへは車で約50分ほどで行くことができます。
中世の雰囲気が今でも残る美しい街で、土曜日に行われるマルシェが有名です。
また古代エジプト学の父と呼ばれるジャン＝フランソワ・シャンポリオンの出身地でもあり、シャンポリオン博物館という考古学の博物館もあります。
フィジャックについては、以前Youtubeで紹介しています。
もしよければぜひご覧ください♪
ヴィルヌーブ（villeneuve）
ヴィルヌーブという街や村はフランスにたくさんある名前ですが、今回紹介するのは、アヴェロン県にある村です。
こちらは2024年からフランスの最も美しい村のひとつに選ばれている村です。
サン・シル・ラポピーから車で45分ほどで行くことができます。
現在Youtube動画とブログを準備中なので、公開されましたらこちらに追記しますね♪
サン・シル・ラポピーのおすすめ観光場所
サン・シル・ラポピーは小さい街なので、村を散策して展望台へ行くくらいなら、1時間〜2時間もあれば十分だと思います。
ここから先は、これからサン・シル・ラポピーを訪れたい、訪れる予定のあるみなさんへ、私がおすすめするのサン・シル・ラポピーの観光場所や、みておくべき場所などを紹介していきます。
私たちの泊まったホテルのすぐそばに、観光案内所があったので、そこで地図ももらいました。
観光案内所ではお土産も売っていました。
ポストカードやマグネット、Tシャツやガイドブックを見かけました。
案内所のすぐ近くにはお手洗いもありました。
以下で見どころを紹介していきます。
サン・シル・ラポピーの教会（Eglise Saint-Cirq-et-Sainte-Julitte）
16世紀に建てられた教会です。
少し高い位置にあるためか、遠くからでも見つけることができて、村のシンボル的な存在になっています。
この教会が建てられる前は、11世紀の終わりに建てられた礼拝堂がここにありました。
現在はロマネスク様式の後陣だけが残されています。
教会の中はとても小さく、こじんまりとしています。
小さくて少し控えめな色が使われているステンドグラスも、この教会にあっていて好きでした。
絵も飾ってありました。
ロカマドゥールの門（Porte de Rocamadour）
この門は、サン・シル・ラポピーを紹介するときに必ず出てくるので、見たことがある方もいると思います。
Google マップではロカマドゥールの門と書かれていますが、観光案内所でもらった説明には、この場所はペリッサリアの門（Porte de la Pélissaria）と書かれています。
調べてみると、ロカマドゥール門は別名と書かれていましたが、どちらかよくわからなかったので、ロカマドゥールの門としておきました。
2019年11月に撮影した門の写真。
台風が来ていたので、嵐の中の撮影ですが、少し曇っている方が秋らしくて好きでした。
季節や時間帯によっても雰囲気が違うので、来るたびに写真が撮りたくなります！
村歩き（古い建物や街並みを楽しむ）
サン・シル・ラポピーの中心地にある建物のほとんどは、13世紀から14世紀にできたもので、とても素晴らしいです。
修復をしっかりしているため、状態もとても良いため、まるで中世の時代にタイムスリップしたような気分になります。
ちょっとした路地も素敵で、どこも写真を撮りたくなります。
丘の展望台からの美しい眺め(Point de vue)
サン・シル・ラポピーでは、小高い丘になっている場所が展望台になっていて、そこから美しい景色を楽しむことができます。
観光案内所の裏手にある階段を上がっていきます。
まずは下の写真の正面にある場所まで行きます。
こんな感じで教会が見えます。
その後さらに上がっていきます。
一番上までたどり着きました。
そこから見た教会。
少しだけキツイですが、頑張って上がっていくと素敵な景色に出会えます♪
こちらにはもっと自然が広がっています。
ロット川が見えます。
この現在展望台があるところには、その昔10世紀に建てられたお城が3つあったそうです。
グルドン家、ラポピー家、カルダイヤック家
この村の紋章のイラストも、3つのお城（というか、塔？）が感じられますね。
雨が降ると滑りやすいので、注意が必要です。
お花や紅葉を楽しむ
サン・シル・ラポピーは春から夏頃に訪れると、とても美しく咲いている花々を楽しむことができます。
赤やピンク系のお花が多いという印象でした。
バラがたくさんありました。
これは10月に行った時に撮りましたが、それでもお花を少し楽しむことができました。
秋の紅葉も美しいですよ。
これは10月末に撮りました。
サン・シル・ラポピーのお土産やさん、Musée du Vin
サン・シル・ラポピーへ訪れる度に行く大好きなお店、Musée du Vin。
お店の名前にvin(ワイン)とあるように、ワインも販売していますが、地元産のお土産も買うことができます。
そしてちょっとしたワインについての展示などもあります。
こちらではワインの説明の動画も見れました。
ワインという名前が店名に入っているので、ワインやワインに関する商品の取り扱いも多いです。
2022年に訪れたときに購入して、とても気に入ったビールを今回も購入しました。
この辺りはNoix(クルミ)が有名なので、クルミを使った商品も多いです。
これはわたしが購入したお菓子。
クルミをキャラメリゼしたものと、チョコレートパウダーをかけたもの。
どちらもとても美味しいかったです。
こういう地元の方が作られているお菓子をお土産に買って、おやつの時間にちょこっと食べることが多いです。
2022年に訪れた時に購入したビールとワイン。
このワインがめちゃめちゃ美味しくて、飲みやすすぎて、もしこちらへ行く機会があって、荷物に余裕があるならぜひオススメしたいです。
他にはこのワインのクイズの本も買いました。
ワインに興味があって、フランス語がわかるならぜひこちらもオススメです。
住所：Rue de la Peyrolerie, 46330 Saint-Cirq-Lapopie
電話番号：0033 5 65 31 21 20
営業時間：10時00分～18時30分
ホームページ
11月の中旬から2月上旬くらいまでヴァカンスをとっていることが多いです。
サン・シル・ラポピーのレストランRestaurant Le Gourmet Quercynois
サン・シル・ラポピーで私たちのお気に入りのレストラン、Le Gourmet Quercynois。
ひとつ前で紹介している、Musée du Vinと経営している方は同じようです。
今回で3度目の利用になります。
こちらでは、地元の食材を使った新鮮なものを美味しく食べられるので、彼ととても気に入っていて、普段の会話でもあのレストランまた行きたいね！などと話したりもします。
2024年10月に訪れた時にいただいた食事を今回は紹介します。
私たちは前菜+メイン+デザートのコースを選びました。
まずはワインを注文。
お肉料理を頼んだので通常は赤ワインを頼むところですが、私たちは白ワインが好きなので、白ワインを注文しました。
アミューズブッシュの前に出てきた、クルミをキャラメリゼしたもの。
実はわたし、先ほどのお土産屋さんで同じものを買いました。
そしてアミューズブッシュ。
シェーブルチーズのクリームみたいで、シェーブルチーズの味がとても強かったです。
この赤いクーリというソースは甘かったです。
彼が注文した前菜はフォアグラ。
色の濃いのは焼いたフォアグラ。
トリュフのフォアグラ、生のフォアグラ、普通のフォアグラ
私が注文した前菜はサラダで、ジンジャーブレッドの上のチーズはカベクーというヤギのチーズがのっています。
彼が注文したメインは、カモの胸肉にワインのソースがかかったもの。
表面の焼いた部分が香ばしく、そしてとても美味しかった！
私が注文したメインは、ラム肉。
とても柔らかくて美味しかった！！
彼が注文したデザートは、カフェグルマンでした。
パンナコッタ、くるみのケーキとその上には、中にレーズンが入ったチョコ。アイスの上にビスケットがのったものでした。
私が注文したデザートは、洋梨をカオールのワインで調理したデザートです。
実は2年前にも注文して大好きだったデザートです。
こちらのレストラン1階にも食事できるところがあったり、テラス席もあるので、特に夏は夜遅くまで明るいので、美味しいワインを飲みながら食事を楽しむのも最高です。
住所：En haut du village Rue de la Peyrolerie, 46330 Saint-Cirq-Lapopie
電話番号：0033 7 79 86 48 75
営業時間：2025年は2月7日までお休みするそうです。
ホームページ
サン・シル・ラポピーの村の中にあるホテルAuberge du Sombralに泊まりました
2024年10月に滞在した時に、村の中心地にある、Auberge du Sombralというホテルに泊まりました。
駐車場は少し離れたところにあるので、私たちはまず荷物を置いてからこちらに来ました。
田舎の村にあるホテルと言えども、部屋はそんなに広くはなかったです。
大きなスーツケースを2人分置くのはかなり難しいかなと思いました。
シャワー。水圧は弱めです。
お手洗いはドアを閉めると膝がドアにつくほど狭かったです。
ですが、このホテルの建物は古く、その建物を大事に修復しながら使われているため、部屋が狭かったり、トイレなどの大きさを十分に確保できなかったということも考えられます
わたしは、昔からある古い建物を見ることが好きなので、そういったことはあまり気にしませんが、気になる方は日帰りで訪れて、違う場所に泊まられるのが良いと思います！
朝食をいただいた場所がまたとても素敵な食堂でした。
私たちの朝食。
こちらでいただいたホームメイドジャムが美味しかったので、購入しました。
この日泊まったのは私たちだけだったのか、宿泊者は朝食を予約していなかったかはわかりませんが、食堂で朝食を食べていたのは私たちだけでした。
わたしはかなり気に入ったので、また来る機会があれば泊まりたいと思いました。
またこちらはレストランもあるそうです。
いつか食事もしてみたいです。
宿泊代は110ユーロで、駐車場付きの価格です。
朝食は、ひとり12ユーロです。
住所：Place Sombral, 46330 Saint-Cirq-Lapopie
電話番号：0033 5 65 31 26 08
チェックイン：14:00
チェックアウト: 11:00
※私たちはBooking.comから予約しましたが、現在は行っていないようです。
ホームページ
サン・シル・ラポピーへの行き方
サン・シル・ラポピーへはバスあるいは車で行くことができます。
サン・シル・ラポピーの駐車場
駐車場は、いくつかありますが、どこも少し村から離れています。
一番近くにある駐車場はこちら。ただ、夏などかなり混み合っているのでお気をつけください。
駐車料金は、2024年10月現在は、7ユーロでした。
私たちが過去に停めたことのある駐車場。
村までは結構歩きますが、停める場所もまあまああります。
2019年10月末と2022年6月に訪れたときはこちらに停めましたが、2024年10月に通りがかったときは閉まっていたので入れませんでした。
サン・シル・ラポピーへバスでの行き方
サン・シル・ラポピーへはバスでも行くことができます。
カオールからカジャルクまで行く878番のバスで行くことができます。
多くの方は、トゥールーズを拠点に行くと思うので、まずはトゥールーズからカオールまで電車で移動します。
その後、カオールからバスに乗るのが良いと思います。
バスの時刻表は調べましたが、期間が夏のものだけしか見つけられませんでした。
多分、この時期以外も同じ時間で行くことができると思いますが、行く場合は念のためカオールに着いたらすぐに時刻表を確認に行ってみてくださいね。
時刻表はこちらです。→こちら
現地ツアーに参加する
サン・シル・ラポピーへはバスか車で行くことになりますが、慣れない土地で車の運転をすることが不安だったり、フランス滞在日数が短すぎるのでバスでゆっくりと移動すると他の街や村にいけないと思っている方にオススメしたいのが、現地ツアー。
今回オススメするベルトラは、日本人アシスタントの方や、日本語を話せる方に頼めるオプションを選ぶことができます。（時期や混み具合などにより選べない場合もあります）
バスやレンタカーよりはどうしてもお値段上がりますが、なかなか行くことができない場所に来たなら、たくさんの場所へ行って楽しみたくないですか？
サン・シル・ラポピーだけでなく、ロカマドゥールへも行くことができるそうですので、ぜひ気になればご覧になってみてください♪
まとめ
今回は、フランスの最も美し村のひとつ、サン・シル・ラポピーの村、を紹介しました。
この村はとても人気があるので、週末や夏頃はかなり混み合いますが、朝一番にきたり、秋ごろに来るのもそこまで混んでいなくてオススメです。
夏の夕方遅くも、夏時間でまだまだ明るいのでオススメです。
サン・シル・ラポピーは、何度訪れてもまた行きたくなる、わたしにとっては美しすぎる素敵な村です。
季節によっても全然違う顔をも見せてくれるので、いろんな季節に行ってみるのも良いですよね♪
ぜひ気になった方がいらっしゃれば、日帰りでも行くことができるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
また、わたしはフランスの最も美しい村を訪ねる旅をしています。
今回ご紹介したサン・シル・ラポピーもそのひとつです。
少し前のものですが、フランスの最も美しい村を全て紹介した本があります。
眺めているだけでもワクワクすると思うのでご興味がありましたらぜひ♪
本を見ながら次の目的地を探してみてはいかがでしょうか♪
＼＼SNSアカウントやYoutubeでもフランス生活の発信をしています／／
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もしよければこちらもぜひご覧ください。