南フランスのおすすめの村、サン・サトゥルナン・レ・ザプト(Saint-Saturnin-lès-Apt)を紹介♪ゴルドやルシヨンから近い村です。

こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！

今回は、サン・サトゥルナン・レ・ザプト（Saint-Saturnin-lès-Apt）という村を紹介します！

南フランスにある村で、私たちは2023年4月に訪れました。

Youtubeでもこの村を訪れた時のことについて紹介しているのでぜひそちらもご覧ください！

サン・サトゥルナン・レ・ザプトについて簡単に紹介

サン・サトゥルナン・レ・ザプト（Saint-Saturnin-lès-Apt）は、プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏のヴォークリューズ県にある村です。

一番近くにあるのはApt(アプト)という街で、その北にある人口約3.000人の村です。

他にも近くには、オークルで有名なルシヨンや、

それからプロヴァンスで最も人気のある観光地のひとつ、ゴルドがあります。

ガイドブックなどには載らない村ではありますが、わりと見どころがたくさんある、南フランスへよく行ったり好きな方にとっては、人気のある村のひとつです。

村自体はとても平和で、治安もいい方だと思いますが、日が短くなる秋から春のはじめにかけてはひとりで歩いたりしないほうがいいです。

地方都市ではよく野生の動物（イノシシやシカ）も動き回っているため、夜道を歩いたりするのはできる限り避けましょう。

サン・サトゥルナン・レ・ザプトの見どころを紹介！

ここからは、この村の見どころをひとつずつ紹介して行きたいと思います。

写真は街で出会った可愛い猫

サン・サトゥルナン・レ・ザプトの教会

この村の教会はとても高く、あちこちからその姿を見つけることができます。

村の中心に位置するこの教会は、10世紀にできた教会の跡地に、1858年から1862年にかけて建てられたものです。

私たちが訪れたのは日曜日のお昼頃だったため、残念ながら教会の中には入ることができませんでした。

また訪れた際はぜひ中へ行ってみたいです。

風車

村には風車があります。

この風車は17世紀から18世紀に製粉用に建てられました。

元々は4基ありましたが、現在は2基のみとなり、羽根が残っているのはこの風車だけです。

お城

街の中心から約10分ほど上がるとお城へ行くことができます。

まあまあな上りなので、体調整えて、暑い日はお水をお持ちになったり帽子を被ったりして行ってくださいね！

11世紀に建てられたこのカストラーレ礼拝堂は、お城に付属していたロマネスク様式の礼拝堂です。

中には入ることができませんでしたが、ここからの眺めは素晴らしかった！

教会がとてもよく見えます。

また、少し降りてきたところから見た礼拝堂。

お城の跡地には壊れた石の壁？もたくさんありました。

ジョセフ・タロン像

街の広場には、トリュフ栽培の発明者であるジョセフ・タロン(1794-1872)の像があります。

農民だった彼は、庭にどんぐりを植えた数年後、その木の根元にトリュフを発見します。

彼はトリュフで大儲けしますが、彼が庭にどんぐりを植えるのを見た人々はそれを真似ると、トリュフの生産量も増えていきました。

ダム

私たちは今回行きませんでしたが、ダムとなっている湖を見ることができます。

場所はこちらです

最初のダムは1763年に建設されました。氾濫により村の一部が被害を受けた後、1835年に嵩上げと補強が行われました。

安全でないと判断されたため、最初のダムの下流に新しい構造物が建設され、干潮時にはその頂部が見えるようになりました。

1902年に完成したこの貯水池の最大容量は2,200m³と推定され、3つの貯水池の貯水量を加えると、住民の必要量を十分に満たすことができました。

村の中にある素敵な建物の中から自分のお気に入りを探す！歴史的記念物となっている建物もあります♪

村の中には、歴史的記念物となっている建物があります。

先ほど紹介した礼拝堂もそうですが、住宅地の中にもその指定された建物があります。

それ以外にも、街の中を歩いていると、昔からある歴史を感じる美しい建物をたくさん見ることができます。

サン・サトゥルナン・レ・ザプトでランチを食べたレストラン

予約をしていませんでしたが、レストランで食事をすることができました。

食事をしたのは、可愛い建物で素敵だなぁと思っていたレストランHôtel Restaurant des Voyageursです。

私たちが訪れた時は蚤の市が行われていたので、蚤の市の出店者さんが食事をしていました。

そしてお客さんが自分の商品を見ていたら、その場に戻っていました。

私たちは今回、メインとデザートを注文しました。

私たちはメインに子羊のもも肉をグラティネしたものを注文しました。

彼も同じものを注文しました。

付け合わせのジャガイモはグラタン・ドフィノワ、茄子はラタトゥイユのようなお味でした。

メインの子羊のもも肉はパン粉に味がしっかりついていて中のお肉も柔らかくとても美味しかったです。

ソースはおしょうゆみたいなお味がした気がしました。

デザートは、私はトリュフチョコのケーキを注文しました。

かなりのボリュームで、半分くらいは彼に手伝ってもらって食べました。

とても美味しかったです。

彼はヤギのチーズを注文しました。（フランスでは、デザートにチーズを頼む人もいます。デザートとチーズ両方頼む人もいます！）

ヤギのチーズを注文しました。オリーブオイルがかかっています。ナッツやレーズンも添えてありました。

写真には写っていませんが、チーズと一緒にいただくためのパンも来ました。

私たちは今回テラス席でいただきましたが、店内もとても素敵でした。

この街には他にも素敵なレストランがあって、またこの街を訪れることがあれば利用してみたいと思いました♪

サン・サトゥルナン・レ・ザプトのマルシェ

サン・サトゥルナン・レ・ザプトでは、マルシェ（朝市）は毎週火曜日の午前中に開かれています。

場所はこちらです。

Place GambettaとRue Albert Trouchet で行われているそうです。

サン・サトゥルナン・レ・ザプトへの行き方

サン・サトゥルナン・レ・ザプトへは車あるいはバスで行くことができます。

サン・サトゥルナン・レ・ザプトへバスで行く方法

バスはアプトから出ているバスに乗ることができます。

○アプト(Apt)⇄ソー(Sault)　16番のバスで行くことができます⇨時刻表はこちら

○前日16時までに予約しなくては乗ることができないバスというのもあるそうです。

こちらに載っていたので、詳細はここからご覧ください⇨こちら

サン・サトゥルナン・レ・ザプトの駐車場

私たちは、サン・サトゥルナン・レ・ザプトまで車で行きました。

その時に停めた駐車場はこちらです。

この場所は駐車場として地図には載っていませんでしたが、街の標識を見てここに駐車場があることを知りました。

無料でした。

まとめ

今回は、サン・サトゥルナン・レ・ザプトという南フランスの村を紹介しました。

近くにはゴルドやルシヨンなど日本でも有名な観光地から近いので、少しでもお時間ある際はぜひ立ち寄ってみていただきたいです。

私たちが訪れたのは4月だったので、春の美しい花も歩きながら楽しむことができました。

下の写真にもありますが、南フランスでは3月下旬から4月中旬くらいまで藤の花も楽しむことができます。

南フランスにはガイドブックに乗らないような素敵な街や村がまだまだたくさんあって、みなさんがこちらへいらした時に時間があればぜひよってもらえたらなと思いこれからも私のお気に入りの場所を紹介して行きます！

また、わたしはフランスの最も美しい村を訪ねる旅をしています。

フランスの最も美しい村を紹介した本があります。

少し以前のものですが、眺めているだけでもワクワクすると思うのでご興味がありましたらぜひ♪

増補版 「フランスの最も美しい村」 全踏破の旅

2009年に刊行されたフランスの最も美しい村の本。2017年に追加された10ヶ所を加え全156ヶ所をのせた増補版です。

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