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セボルガ (Seborga)イタリアにある自称独立公国の美しい村 を紹介♪フランスから日帰りで行ける美しい田舎。オススメレストランも紹介!

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フランスから日帰りで行ける! イタリアにある自称独立公国の美しい村 セボルガ(Seborga)を紹介♪

こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!

先日南フランスの街、マントンのレモン祭りを見に行った時にイタリアへも行きました。
以前から行ってみたかったイタリアの村セボルガを訪れ、大変素敵な村だったので彼と二人で大好きになり、ぜひシェアしたいと思いましたので紹介させてください♪

セボルガについては、Youtubeの動画でも紹介していますのでもしよければこちらもご覧下さい。

セボルガの基本情報

セボルガは北イタリアにあるリグリア地方にある人口300人以下の公国です。

イタリアの最も美しい村のひとつにも選ばれています。

音楽祭で有名なサンレモが近くにあります。

セボルガの簡単な歴史

954年、修道院長によって800年続く教会公国となります。

1729年1月、サルデーニャ公ヴィクトル=アメデ2世は、教会所有者のビアンケリ修道院長からセボルガ公国を買い取りますが、代金を支払わなかったため、セボルガの人々はまだ公国であると思っていました。

しかし1950年代、サルデーニャはイタリア共和国となったときに、セボルガの住民は、イタリア共和国からの独立の復活を要求し、サルデーニャ王国、そしてイタリアへの併合を違法とみなしました。
(サルディーニャ公がお金を払っていなかったから自分たちはまだ公国のままだったと思っていたらいきなりイタリアになって反対を始めたんでしょうね!)

セボルガが再び公国になったのは、1963年ですが、現在車のナンバープレートや通貨、言語やパスポートも全てイタリアのものを使用しているので、まだまだ強いアイデンティティーを持っている人もいる一方で、今の世代の人たちはセボルガがイタリアだと認め始めている人も多いのではないかと思います。

セボルガのおすすめの観光

セボルガはとても小さい村なので1時間半〜2時間もしないでまわることが出来ます。今回わたしが訪れた時によかったと思ったおすすめスポットをご紹介します。

セボルガの教会、サンマルティーノ

セボルガの中心部にある教会はサンマルティーノ教会(Piazza San Martino)と呼ばれています。

教会の正面に描かれている美しいフレスコ画は、20世紀になってから描かれたものだそうです。

私たちが訪れた時は教会の12時の鐘の音を聞くことが出来ました。小さい村なので村中によく響いて美しい音色を楽しみました。Youtube動画でもその鐘の音を聞くことが出来ます。

教会の中の様子。

この教会は16世紀にバロック様式で建てられました。

教会内に飾られていた像や絵画もとても素敵でした。

ステンドグラスもありました(見えにくくてすみません)

この教会の色使いがパステルカラーでとても可愛らしい感じがしました。
私たちが訪れたのは2月中旬だったのでオフシーズンで、他の観光客誰にも会わなかったのもよかったです。

セボルガの村歩き

セボルガは小さい村で回るだけなら1時間もあれば村中を見ることができます。
村の中は路地がたくさんあって少し迷ってしまいそうになりますが、またその雰囲気がとても素敵でした。

南イタリアの美しい村セボルガ・フランスから日帰りで行ける村

みなさん、家のまえをとても素敵にされていました。

南イタリアの美しい村セボルガ・フランスから日帰りで行ける村

こういう路地の向こうにはどんな風景が待っているんだろう!と想像しながら歩くのはとても楽しかったです。

南イタリアの美しい村セボルガ・フランスから日帰りで行ける村

階段や坂が多かったのであまり歩くのが難しい人は住むのも大変だなと思いました。

ミモザ

セボルガではミモザをたくさん栽培していました。

わたしが訪れたのは2月中旬でしたが村まで行く途中や、村の中もミモザを見ることができました。

南イタリアの美しい村セボルガの・フランスから日帰りで行ける村

村から見ると結構ミモザを見つけることができますね。

南イタリアの美しい村セボルガ・フランスから日帰りで行ける村

私たちが訪れた日は曇っていましたが、ミモザの黄色が鮮やかに木々の緑色に映えていました。

村の中を歩いているとラベンダーっぽい物も見つけたのでもしかしたらラベンダーも夏には見ることができるかもしれません。

セボルガのオススメレストランHosteria Del Coniglio

私たちが訪れたのは2月の閑散期で、レストランは一件しか開いていませんでした。
予約もしていなかったので、入るのは難しいだろうと思っていたらあっさりと入ることができました。

私たちが今回入ったのは、こちらのレストランHosteria Del Coniglioです。

隠れ家のように奥まった場所にあって路地に沿って歩いていたら偶然見つけました。

私たちが訪れた時はフランスもバカンス時期だったので1組のイタリア人のグループ以外全てのお客さんはフランス人でした。

今回私たちがいただいたのは前菜・メイン・デザートとピッチャーの赤ワイン付きで23ユーロ(3000円しない位)でかなりお得でした。

前菜にはパスタを注文。イタリアではパスタは前菜としていただくようです。

タリアテッレのジェノベーゼソースとほうれん草のラビオリのボロネーゼソース。

どちらもとてもシンプルな味付けなのにとてもおいしかったです。
パスタはもちもちしていて、普通のスーパーで売っているのではこの感じは出せないと思いました。

続いてメインはヤギ肉と豆の煮込み料理(カスレみたいでした)とセボルガ風うさぎ料理(チキンみたいでした)を注文しました。

南イタリアの美しい村セボルガのレストラン・フランスから日帰りで行ける村

サラダはバルサミコ酢とオリーブオイルが一緒に来ました!(自分で好きな量をかけて食べてくださいねってことですね)

デザートは色々と名前を言っていたんですが、ティラミスはなく、他のはちょっとよくわからなかったので私たちは無難にパンナコッタを注文。

南イタリアの美しい村セボルガのレストラン・フランスから日帰りで行ける村

パンナコッタはフランスで食べる柔らかい感じのちょっとゼリーっぽいのとは違って、まるでチーズを食べているような感じでした。
結構おもた目で、全て食べられず彼に手伝ってもらいました。

店内の様子。壁紙がとても可愛かったです。
私たちが帰ることにはイタリア人のグループと私たちだけでした。

南イタリアの美しい村セボルガのレストラン・フランスから日帰りで行ける村

Hosteria Del Coniglio

【住所】Via Giuseppe Verdi, 7, 18012 Seborga IM, イタリア
【電話番号】+39 184223820
※夏などのヴァカンスシーズンは予約をしてから行く方がいいと思います。
お店の方はわたしが行った時は英語、フランス語を話すことが出来ました

セボルガへの行き方(バスまたは車で行くことが出来ます)

わたしたちは今回車で行きましたが、バスでも行くことができるようです。
ボルディゲーラというセボルガまで一番近い街まで行ってから10番というバスに乗るのが一番良さそうです。
以下のサイトで行き方が何パターンか出ているのでぜひバスで行くことをお考えの方はご覧になってみてください

セボルガまでのバスでの行き方

私たちは今回車で行きましたが、利用した駐車場はこちらです。
思ったよりちゃんとしている駐車場でした。数は少ないので夏はとても混み合うんだろうなと思いました。お早めに行くのがいいかもしれません!

まとめ

今回はフランスの国境に近い村、セボルガ(Seborga)について紹介しました。
南フランスの街、マントンから車で30分ちょっとで行くことができるのでもしマントンへ行かれる際にお時間があればぜひオススメしたい場所です。

私たちはこのあとはサンレモという街へ行きました。
その時観光したことも近いうちのブログにしたいと思います。

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