今回はドーローム・プロヴァンサルの村、グリニャンについて紹介させてください。
2020年の7月にグリニャンへ旅行へ行きました。
グリニャンは、2019年からフランスの最も美しい村のひとつになっています。
わたしはフランスの最も美しい村の会員になっているので、年に数回この会報誌が送られてきます。
そこにこの情報が載っていました。
フランスの最も美しい村についてはこちらもご覧ください。
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【フランスの最も美しい村とは?】概要と美しい村の調べ方、過去30ヵ所以上訪れた村々もご紹介します!2020年最新版
こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@tofurabbit)です! みなさん、フランスの最も美しい村をご存知ですか? フランス語でLes plus beaux villages de Franc ...
Contents
グリニャンとは?場所と簡単な歴史について
グリニャンはフランス南東部のオーヴェルニュ-ローヌ-アルプ地方のドローム県にある村です。
モンテリマール(Montélimar)から25キロほどのところにあり、またオランジュとヴァランス(Valence)のちょうど中間くらいにもある村です。
村が始まるところにはおなじみの看板もあったのですが、彼の古いスマホだと写りがこんな感じになってしまいました。見づらくてすみません。
でも"Grignan"の雰囲気がわかっていただけると嬉しいです。
簡単な歴史
グリニャンは12世紀頃から人が住み始めます。
12世紀後半にはアデマール(Adhémar)と言うモンテリマールに拠点をおいている貴族の家族の一部がやってきて少し古かった城を修理し始めた。住み始めた理由はモンテリマールから近かったという理由らしいです。
1239年にはその家族が、住んでいたモンテリマールからグリニャンに完全に引っ越してきます。
グリニャンは、彼らが来たことによって評判が良くなったようで人口が増えていき、グリニャンに住むアデマール家の貴族のランクも上がっていきます。
16世紀はさらに人口が増え、家を作る場所がなくなったため、村の外にも家を作った。
また城を大きくしたり、ルネッサンススタイルの教会(Collégiale Saint Sauveur)を作りました。
1558年に最後のアデマール家のルイ アデマール氏が死ぬも、彼には子どもがおらず、カステラーヌ
(Castellane)に嫁いだお姉さんの子どもが男の子だったためその彼が引き継ぐが、1714年彼の子孫が死んだあとは引き継ぐものがいなくなりました。
残った市民たちが議会でその都度問題などを解決していき、フランス革命後は市役所や市長ができて現在に至ります。
1950年からはラベンダーとワインのぶどうがメインの特産物となりました。
グリニャンの見どころや観光について
グリニャンの見どころをご紹介していきたいと思います。
グリニャン城
お城へ入るには長蛇の列ができていました。
中には美術館があったり、お城を周るツアーや演劇などのイベントが季節ごとや日替わりなどであったりして(別料金)、子どもと一緒でもとても楽しめるようになっています。
入場料は8ユーロ、17歳までと25歳以下の学生も6ユーロ。12歳以下は無料とのことです。
わたしたちもぜひ入りたかったのですが、他にも行きたい場所がいくつもあったため、今回は断念しましt。
次回は是非入りたいと思っています。
営業時間:毎日 10時〜18時
公式ホームページ:https://www.chateaux-ladrome.fr/fr/
Collégiale Saint Sauveur
お城の近くに教会があります。
一瞬教会かどうかわかりませんでした。
そして教会の前では、ハープの素敵な演奏をしていました。
(あとの動画でご覧ください)
歴史のところで出てきた、ルイ・アデマールさんが、イタリアに行った際にみた教会にインスパイアされて、それをイメージして作ったそうです。
教会の中、正面のところが確かにイタリアの教会のような感じがします。
中のようす。
そこまで大きい教会ではありませんが、外の光が中にしっかり入ってきてすごく明るい印象でした。
教会はわりと暗い感じのところが多いイメージだったのですが、中の一つ一つをしっかり見れてよかったです。
村の中を散策
わたしはグリニャンの路地がとても好きでした。
この向こうにも何があるのかな〜とワクワクしますね。
この Hotel de Villeの前の広場もとても素敵でした。
お花もあちこちできれいに咲いていました。
また、高いところからの眺めも素敵です。
動画を少しですが、2020年7月に行った際の旅で撮ってきたので、もしよければご覧ください。
グリニャンのおすすめレストラン
グリニャンは意外と大きい村で、レストランはたくさんあるのでわりと見つけやすいほうだと思います。
このような感じで結構食べるところがたくさんあります。
あちこちフランスの最も美しい村へ行きましたが、ここが一番レストランがあるかも?と思うほど見かけました。
その中でも今回わたしたちが利用したレストランもとても良かったので、ご紹介させてください。
わたしたちが入ったレストランは、"Restaurant L'Eau à la Bouche"と言うところです。
選んだ理由はテラスの雰囲気が可愛かったのと、空いていたから。
頂いたものはラム料理。
ポテトグラタンが付け合せについていて、これメインでは!?とボリュームの多さに驚きました(笑)
想像よりもガッツリ系でした。
でも夏の度は体力勝負。しっかり食べておかないとあとで暑さにバテてしまいます。
彼に手伝ってもらいながら完食!
残念ながらデザートをいただける余裕がわたしのお腹にはありませんでした。
住所:Rue Saint-Louis, 26230 Grignan
電話番号:04 75 90 60 12
定休日:木曜日
グリニャンまでの行き方
グリニャンまではバスあるいは車で行くことができます。
公共交通機関での行き方
公共交通機関で行く場合はバスで行くことができます。
・オランジュ(Orange)から3番のバスでValréasまで、その後36番か45番のバスに乗り換えてグリニャンまで
・モンテリマール(Montélimar)から36番のバスでグリニャンまで
オランジュは、ヴォークリュース(Vaucluse)なので、バスはヴォークリュースの会社のものです。
3番の時刻表はコチラからご覧いただけます。
36番と45番のバスに関しては、ドロームプロヴァンサルと言う地域のバスになります。
36番の時刻表はコチラ、
45番の時刻表はコチラをご覧ください。
こちらの2つのバスの時刻表はそれぞれAとBとあり、少しややこしそうです。
バスに乗る前は必ず運転手さんに、"グリニャン?グリニャン?"とお乗りになられるバスがグリニャンへ行くかどうか絶対に確認してください。
わたしも昔ドイツなどを一人旅していたときは必ず運転手さんに確認していました。
利用した駐車場
わたしたちが利用した駐車場は無料でした。
場所はこちらになります
すみません、わたしたちが利用した駐車場はグーグルに駐車場として載っていませんでした。
もしかしたら、夏だけの限定駐車場かもしれません。
でもここ、場所もよく良かったです。
もし停められるようでしたらぜひおすすめしたいです。
まとめ
グリニャンはフランスの最も美しい村になる前からお城が有名だったので、人気のある観光地で、意外と賑やかな村です。
私が行ったのは2020年7月で、マスクなどしなくては行けない時期でしたが、ヨーロッパのあちこちからの車も見かけかなり混み合っていました。
ラベンダーの満開の時期などはさらにもっと混むことが予想されるので、朝など早めに行くのがいいと思いました。
また、わたしはフランスの最も美しい村を訪ねる旅をしています。
今回ご紹介したグリニャンもそのひとつです。
公式ガイドブックの英語版のほうですと日本のアマゾンでも取り扱いがありました。
また、こちらの2020年の最新版が9月1日に発売とのことです。
とても詳しく乗っていますし眺めるだけでもとても楽しいです♪ぜひお求めになられてみてはいかがでしょうか。
少し重たいので、ネットで購入することをオススメします。
2019年度版はすぐ購入できるようです。
フランス語版はアマゾンフランスでしか取り扱いがないようでした。
またもう1つがこちらの地図です。
いまだにアナログ人間なので、Google mapよりも地図を見ると落ち着きます(笑)
こちらはフランスでは定番のミシュランの地図で、フランスの最も美しい村が記されているバージョンの地図です。
もし将来車でフランスの田舎を回ろうとお考えの方がいらっしゃるのであればこの地図はとても役立つと思います!
本や地図を見ながら次の目的地を探してみてはいかがでしょうか。
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