ソミエールのおすすめ観光〜中世の街並みが今も残る美しい南フランスの街〜ユゼスやニーム、アヴィニョンから日帰りで行ける街

こんにちは！南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44）です！

2022年3月にソミエール（Sommières）という街に行きました。

私はその日はユゼスに滞在しており、ユゼスから午後に日帰りでソミエールへ訪れました。

中世の美しい街並みが今でも残っている大変素敵な街だったのでぜひ紹介させてください。

ソミエールを訪れた時のようすはYoutubeで動画でも紹介していますのでお時間ありましたらありましたら併せてご覧ください。

Contents

1 ソミエールの基本情報
2 ソミエールのおすすめの観光
3 ソミエールのマルシェ（朝市）は毎週土曜日に開催
4 ソミエールで年に4回開かれる蚤の市
5 ソミエールのおすすめカフェ
6 ソミエールへの行き方
- 6.1 ソミエールで私たちが利用した駐車場
- 6.2 バスでの行き方
7 まとめ

ソミエールの基本情報

ソミエールはオクシタニー地域圏のガール県にある人口約8,300人の街です。

ヴィドルル川のほとりにある中世の町ソミエールは、ガール県で初めて "Petites Cités de Caractère（個性豊かな小都市）"の称号を与えられた街です。この名誉ある称号は、人口6,000人以下の町で、質の高い建築遺産が密集しており、その修復と維持に努め、住民や観光客にアピールしている町に与えられるものであるそうです。

何世紀にもわたって貿易とコミュニケーションの交差点であり、現在では中世の街並みがそのまま残っています。中世以降、有名な見本市や毎週開かれる市場によりさらに発展してました。

ローマ帝国時代にはローマ街道のひとつ「Via domitia（ヴィア・ドミティア）」がこの街を通過しました。

ソミエールのおすすめの観光

ソミエールへ私が行った時に実際に訪れた場所などを紹介して行きます。

ロマン橋(LE PONT ROMAIN)

橋は紀元1世紀（アウグストゥスまたはティベリウスの時代）に、ニームからトゥールーズへ向かうローマ街道の通行を可能にするために建設されました。

ヴィドルル川（Vidourle）は、オクシタニー地方のセヴェンヌ県、ガール県、そしてボワセロンからその下流域でエロー県に隣接するフランス沿岸の川で、カマルグそばを通って最後は地中海に流れ込みます。1960年代には、河口でコースが変更されました。

この川から何度も洪水の被害を出したことがあるそうです。

2023年4月に蚤の市へ行った際に橋の写真を撮ってきました。

ソミエール城

ソミエール城は私たちが訪れた3月は閉館していて、入ることができませんでした。

開館は、6月の14日から9月17日までのみだそうです。ちょっと残念ですね。

ソミエール城の起源は正確には特定できておらず、10世紀または11世紀にさかのぼると考えられているそうです。セヴェンヌ川と海を結ぶヴィドルル川の唯一の交差点であるロマン橋を見下ろす位置にあったことがこの城における最も重要な点になっていました。

ソミエールの教会（Saint Pons サンポン教会）

ロマネスク様式の礼拝堂の跡地に19世紀に建てられたネオ・ゴシック様式の教会です。

11世紀、城の丘の下、洪水の水位より高い位置にあるこの町の一角に建てられた原始的な教区教会は、何度も改修されました。　宗教戦争の際に一部が破壊され、一度は神殿に変わりますが、17世紀末にカトリックの礼拝堂に戻されます。

18世紀に何度も修復されたものの（鐘楼は以前のまま残っていたそう）、サン・ポン教会は1850年代から60年代にかけて完全に再建され今の形になりました。

教会の中はとても素晴らしかったです。

特に壁の色使いや模様、またはステンドグラスも大変美しかったです。

ソミエールへ行くことがあれば教会は絶対行って欲しいおすすめ場所の一つです（みなさんが行く時に開いていますように）。

中世の面影のこる街を歩く！

ソミエールの街歩きはとても楽しいです。16～17世紀の頃の家々のファサードが現在もとても良い状態で残っているので、まるで中世にタイムスリップしたような気分になります。

下の写真のアントナン・パリ通りは、ソミエールで最もにぎやかなショッピングストリートの一つでたくさんのレトロなファサードの建物を見ることができます。

例えば、ファサードが昔のまま違うものが売っているお店（馬肉屋だったようですが、現在は洋服店）

特に可愛くてお気に入りだったのがタイヤード通り（Rue Taillade）

お城から街に向かって下がって歩いてきた時にも可愛いおうちが♡

ソミエールの陶器のアトリエもありました。

鐘楼も街のシンボルの一つです。1926年に歴史的建造物に登録された鐘楼は大切に保護されて今でも大変美しい状態で残っています。

ソミエールのマルシェ（朝市）は毎週土曜日に開催

ソミエールのマルシェは毎週土曜日の午前中13時まで行われています。
マルシェについては、コーヒーをいただいたお店のマダムが結構大きくて楽しいと教えてくれました。

冬でも行われるそうですが、規模は春や夏に比べるとかなり小さいそうです。

行われる場所はこちらです。

ソミエールで年に4回開かれる蚤の市

ソミエールでは年に4回大きな蚤の市が開かれています。

私は2023年の4月末に行きました。

2024年は、下記の日程で開催される予定です。

全て日曜日です。

○4月21日

○7月7日

○8月18日

○10月20日

場所は、L'esplandeというレストランのある広場です。

地図もご覧ください。

フランス語ですが、ソミエールの街のサイトにも日程が掲載されていました。

ページへはこちら

ソミエールの蚤の市は、一見フリーマーケットのようにも見えますが、よく見ると段ボールの奥底から運がいいと素敵な商品を見つけることもできます♪

こんな可愛いお人形も！

プロの骨董屋さんの方もたくさん出店していました。

2023年4月に訪れた時の動画もYoutubeにて公開しています。

もしよければこちらも併せてご覧ください。

購入品なども紹介しています。

ソミエールのおすすめカフェ

私たちは休憩をしにLe Chat Sucréというお店へ行きました。

場所は以下の地図にてご確認ください。

私たちはコーヒーを注文。

こちらの店内では猫を使った雑貨や、地元産のビールやジャム、オリーブオイルなども置いてありました。
私たちは地元のビールと星の王子さまのマグカップを買いました。

住所：　5A Rue Marx Dormoy, 30250 Sommières
ホームページ：Le chat Sucré

ソミエールへの行き方

ソミエールへは車、あるいはバスで行くことができます。

ソミエールで私たちが利用した駐車場

ソミエールまでは、車あるいはニームからバスで行くことができます。
私たちが今回使用した駐車場はこちらです。

駐車料金は機械にて払って支払った紙を車内に見えるように置いておかなくてはいけません

バスでの行き方

ニームからソミエールまではバスが出ています。
時間帯にもよりますが、1時間かからないくらいのようでした。

ニームからソミエールまでのバスの時刻表はこちら

まとめ

今回は南フランス・オクシタニー地方にあるソミエールという中世の街について紹介しました。

日本ではあまり知られていない街ですが、とても素敵なので、ぜひ時間がありましたらオススメしたいです！

私たちはユゼスから車で訪れましたが、ニームやアヴィニョンあたりからでも車で行くことができます。

今回のユゼスを中心に訪れた旅についてをブログにまとめています。こちらももしよければご覧ください。

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オクシタニー地方については他にもたくさんの場所を訪れたことがあり（以前トゥールーズに住んでいました）、ブログでもいくつか紹介しているのでぜひご覧ください。

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