こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!
2019年の11月にフランス南西部に旅行した際、アルビという街に立ち寄り、トゥールーズ・ロートレックの美術館を訪れました。
彼の描いた絵ももちろん素敵でしたが、美術館の建物もとても素晴らしいものでした。
ぜひ皆様にもオススメしたいと思っているので今回は是非こちらの美術館について紹介させてください。
Contents
トゥールーズ・ロートレックの美術館がある場所はここ!
トゥールーズ・ロートレックの美術館があるのは、アルビ(Albi)という、フランス南西部でも北の方で、トゥールーズの北東にあります。
場所は以下でご確認ください。
アルビの司教都市は、2010年に世界遺産に登録されています。
そして美術館はアルビ大聖堂のすぐそば(ほとんど隣)に位置しています。
写真のように、美術館の窓から大聖堂を見ることができます。
トゥールーズ・ロートレックについて紹介!
本名はアンリ・マリー・レイモン・ド・トゥールーズ=ロートレック=モンファ、とても長い名前ですね。。。
彼は、1864年にアルビで生まれました。
彼の両親は伯爵の家庭で両親はいとこ同士で、弟が生まれてすぐ死んだあと、両親は離婚し、彼はパリへ。
1874年に彼の左の大腿骨が折れ、翌年は右の大腿骨が折れてしまったため背が152cmほどしか伸びなかったそうです。
この原因は両親がいとこ同士だからではないかという説があります。
高校卒業をした後、パリで絵描きになることを決心し、1884年、モンマルトルに住みはじめ、見た目もオリジナルだったためかとても目立っていたため、すぐに有名人となりました。
モンマルトルのムーランルージュなどで、キャバレーの絵をたくさん書き、その女性たちと関係を次々にもち、アルコールも好きだったトゥールーズ・ロートレック。
彼はそれらが原因で36歳(1901年)のときに両親に看取られ死んだと言われています。
脳出血だったという説もあります。
彼が死んだ後、友人が彼の両親から金銭的な支援を受け、1922年に彼の作品を展示する場所をアルビに作りました。
それが大聖堂の隣りにある美術館で、現在も同じ場所に存在しています。
トゥールーズ・ロートレック美術館のみどころ
この美術館の見どころは、彼の絵を見れるのはもちろんのこと、建物も大変美しいです。
この建物は、中世の司教館だったベルビー宮殿、司教の権力を示している貴重な建物です。
フランスの重要文化財にも指定されています。
館内はこんな感じ。
上でも書きましたが、館内から大聖堂が見えます。
庭園も少し見えます。
わたしが訪れたときは曇り空で残念でしたが、晴れている日はとても美しいのだろうなと思いました。
トゥールーズ・ロートレック美術館で特に印象的だった絵
わたしが知っているトゥールーズ=ロートレックの絵は、華やかなムーランルージュのお客さんや、女性を多く描いているような絵ばかりどこかでみたことがあったので、こういったスポーツの絵は初めてみました。
彼は、足が不自由だったので、こういった絵は描きたくなかったのではないのかなと思っていたのですが、もしかしたら憧れもあって、こういった絵を逆に描きたかったのかなとも思いました。
あともうひとつはトゥールーズ・ロートレックの自画像。
彼の自画像を初めてみました!
そしてどの絵にもありますが、彼自身のサイン入りです。
トゥールーズ・ロートレックは日本の影響を受けていたそうで、そのサインも日本の漢字を真似たもののようだとも言われています。
美術館には彼が実際に日本の着物を着て写真を撮っているものがありました。
わたしが特に印象に残ったのはこの2点でしたが、定番のものもたくさん飾られていて楽しめると思います。
そして入り口すぐのお土産屋さんではポストカードなども買えます。
日本語版のトゥールーズ・ロートレックの本も見つけました!
同じ本がアマゾンでの取扱がありました。
他にもいろいろありましたが、時間がなくあまり見ることができませんでした。
アルビまで電車での行き方
アルビまでの行き方はトゥールーズからSNCFの運行するTERに乗っていくのがわかりやすいと思います。
下の写真はトゥールーズのマタビオ駅(Toulouse Matabiau)です
アルビ行きは1日に数本で、直行ですと1時間ほどで到着しますが、乗り換えですと、乗り換え時間にもよりますが、2時間以上かかることもあります。
Googleでトゥールーズ駅からアルビ駅まで調べると以下のように次に出発する電車を調べることもできます。
こちらに行く予定の日付を入れていただければこちらのサイトで時刻表をまず確認することができます。
また予約する場合は、こちらのSNCFのページから予約することができます。
まとめ
今回はアルビにあるトゥールーズ・ロートレックの美術館について紹介しました。
わたしたちはこのあとサン・シル・ラポピーへ行く予定で、宿泊先のチェックインの時間まであまり時間がなかったのと、閉館まで一時間をきっていて入館したので、急いでみましたが、そこまで大きな美術館ではないのでじゅうぶんに楽しんでみることができました。
みなさまもアルビへ行く機会がありましたらこちらの美術館にぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
住所:Palais de la Berbie Place Sainte-Cécile BP 100 81003 Albi
営業時間:6月〜9月:10時〜18時 10月〜5月:10時〜12時半・14時〜18時(10月〜3月末まで毎週月曜日休館)
※1月1日/5月1日/11月1日/12月25日は休館日
入場料:10ユーロ(17歳までは無料、18歳以上の学生は5ユーロ【2023年3月現在】)
サイト:http://musee-toulouse-lautrec.com/
ブログでは、アルビまでの電車が出ているトゥールーズについても紹介しています!
もしよければぜひご覧ください。
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