【フランス国内での引っ越しの流れ】フランス現地の引越し業者の決め方や新しい家の決め方、郵便の転送の仕方などご紹介! - カトル・セゾン

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【フランス国内での引っ越しの流れ】フランス現地の引越し業者の決め方や新しい家の決め方、郵便の転送の仕方などご紹介!

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フランス国内で引っ越しの手順。引っ越し業者決め方、引っ越すときにするべきこと

こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@quatresaisons44)です!

2018年8月の下旬に2年間住んでいたトゥールーズから南仏・プロヴァンスにあるエクス=アン=プロヴァンスへ引っ越しました。

もともと彼が新しい職種での仕事を始めるにあたって、その研修のための2年間の滞在と決まっていたトゥールーズでの生活。

配属先がエクスに正式に決まって書面をもらったのは7月後半ごろ。

そこから急いで引っ越しの準備をしていきます。

引っ越しが決まったらやるべきことはいくつかありますが、今回わたしたちが行ったのはこちらです。

①新しい住居を探す
②住居の見学に行く
③現在の大家さんに引っ越す旨を伝える
④引越し業者を決める
⑤退去時の確認を不動産会社とする
⑥郵便局に転送の依頼を出す
⑦まとめ

①新しい住居を探す(私たちが使用していたサイト)

彼の仕事が始まる日が決まっていたので大急ぎで決めました。
まずはサイトにて自分たちの条件をもとに家を探し始めます。わたしたちが使っていたのは主にこのサイトです。

SeLoger
こちらのサイトはいろんな不動産会社が貸したい家をお金を払って登録しているのでわりと信用ができると思います。
ただ中間手数料が発生します。
PaP
こちらのサイトはどちらかというと個人の大家さんが登録しているサイト。
個人の大家さんとの直接のやり取りのため、不動産会社に払う手数料がなくなるのでお得感はありますが、その分もし何か問題があった場合はやや面倒なことも起こる場合もあるため、借りる際は家さがしの経験のある人などに相談をしながら借りることをおすすめします。

②住居の見学に行く

住みたい家が見つかったら、電話やメールにて不動産会社に連絡を取ります。
連絡をとったとしてもすでにもう決まってしまっている場合や、つながらない場合も多々あるので住んでみたいと思ったらなるべく早めに連絡をとることをおすすめします。

わたしたちの場合は、10件以上行きたいなと思う物件を見つけましたが、実際に見学に行けたのは4件でした。エクスはもともと賃貸の物件が少ないため今回とても苦労しました。

またトゥールーズからは4時間近く車でかかるため、1泊しての滞在だったので今回で決めなくてはとプレッシャーもありました。

アポが取れて見学をする際、もしその物件が気に入ったら、不動産会社に少しでも早く選考してもらえるよう、以下のような書類のコピーをすぐに提出できるよう持参します。

  • 給料明細(夫婦それぞれ)
  • 税金を支払った証明書
  • 現在借りている家の家賃を払った領収書(3ヶ月くらい)
  • IDのコピー(日仏カップルならその結婚やPACSの証明も)
  • 給料によっては保証人が必要となる場合もあるため、保証人のID・給料明細など

これらがすべてではないため、前もってどんな書類が必要か不動産会社に聞いておくほうがいいと思います。

見学するときに、自分がどうしても譲れない条件などがあると思うのであらかじめメモしていくのがいいかと思います。

たとえば、我が家はインターネットはファイバーが使えるか、ガスが使えるか、駐車場は含まれているかなど必ず確認をしていました。

特に混むのは6月以降、沢山の人が自分たちと同じように物件を探しているので見学に行っても別の時間や別の日に他の人も見学に行ったりしているため自分たちが必ずその物件が契約できるとは限りません。
その返事を待っている間は、試験の合否を待っているかのように緊張します(笑)

また自分の書類を出してその物件に決まったら、まだ金銭のやり取りはないとはいえ断るのが難しいです。
よく考えて書類を出すようにしたほうがいいと思います。

1日に3件物件の見学があるなら全て見た後に、担当者のメールアドレスをあらかじめ聞いておきメールですぐに送るというやり方もありだなと思います。

③現在の大家さんに引っ越す旨を伝える

借りる家が決まったら、現在、家賃を支払っている大家さん(不動産会社)に書面にて引っ越す旨を伝えます。
引越し日の3ヶ月あるいは1ヶ月前に伝えます。

仕事による転勤など仕事が理由での退去の場合や、大都市(パリやマルセイユなど)の場合は通常1ヶ月前で大丈夫です。大都市といっても結構大丈夫で(私の住むエクスもOK)もしご心配な場合は、コチラ(SAVOIR SI UN LOGEMENT EST SITUÉ EN ZONE TENDUEというページに飛びます)をクリックすると、
都市名やcode postal(郵便番号)を入力すると1ヶ月で大丈夫か確認ができます。

大家さんに出す手紙を出すときは記録が残るよう必ず書留で発送してください。
手紙の例はコチラをもしよければ参考にしてみてください。

④引越し業者を決める(引越し業者の決め方・荷物の受取日についてなど)

退去日が決まったら、引越し業者を決めていきます。

私たちが今回使った業者はこちらのサイトで検索して見つけました。

引越し業者検索

私たちの場合は、3社ほど見積もりを取りにお願いし、その中の1社に決めました。

時期にもよりますが、8月後半から9月にかけては繁忙期なので早めに予約をしても1週間ほど荷物到着に必要なこともあります。

わたしたちの場合

月曜日に引っ越し・鍵の返却


火曜日に新居にて鍵の受け渡し


金曜日の午前中に引越し業者が私たちの荷物を持ってくる

という流れでした。

また荷物が到着する日程は急に変更することもあります。

以前トゥールーズに引っ越してきた際は、予定より2日早く荷物が届きましたし、また到着する日が決まっていても、何時ごろ業者の方が来てくれるかは前日の夜などではないと教えてくれない場合が多いです。

郵便にしても配達にしても、引っ越しにしても日本のシステムがすごすぎるだけだと思うので、そういうもんだと気長に待つのがいいのではないかと思います。
(イライラするとこちらの負けというかするだけ無駄なので😉)

日程や時間など急に変更になることが多いので、念の為、前後の日程はあけておくほうがいいと思います。
フランスでの引っ越しは余裕を持っておこないましょう♪

⑤退去時の確認を不動産会社とする

引っ越しする当日は、引越し業者が荷物を運び終えたあと、我が家の場合はひたすら掃除の時間となりました。

なるべく退去は引越し業者が来た日の夕方や夜にするほうがいいと思います

退去するにあたり、不動産会社または委託された会社の人が今まで使っていた部屋の状態を確認しに来ます。
ひとつひとつチェック項目があり、フランス人でもこんなに気にするのかと思うほど細かく丁寧に見られていきます
またこれは入居時にも同じ確認があります

どちらの場合も部屋の数や大きさにもよりますが、1時間半〜2時間前後くらい時間を見ておくのがいいと思います。

その場合、水や電気・ガスのメーターの数字も確認するのですが、わたしたちは運悪く一度そのメーターの数を書き間違えられていて大変な思いをしたので、自分の身を守るためにもスマホなどで写真を撮ることをくれぐれもおすすめします。

⑥フランス国内での引っ越しの際、郵便局に新しい住所への郵便物の転送の依頼を出す

退去日が決まったら、最寄りの郵便局で郵便の転送依頼を出します。

こちら、日本と違って有料です。
期間も半年間・1年間などと選べますが、それぞれ値段が違います

6ヶ月・・・28.50€⇨38.70€
1年・・・51.50€⇨64.50€
【2018年11月現在⇨2022年3月現在(ずいぶん値上がりしましたね)】

※1年以上は延長できません

一家族に付きこの値段なので、1人ぐらしでも3人ぐらしでも同じ値段になります。
手続きは、直接郵便局へ行く方法もありますが、web上で行うのが一番簡単だと思います。
URLは以下になります。

フランスでの郵便転送の手続き(La Posteのサイトに飛びます)

最初のページのみ日本語で説明を書いておきますので、もしよければ参考になさってください。
(2022年3月現在確認していないので変わっている可能性があります)

①6ヶ月か1年かの選択
②引っ越す日
③その家に住んでいた引っ越す家族の情報。夫・妻・子供などとそれぞれ記入します
④今住んでいる住所
⑤すでに引っ越したかどうか
⑥新しい家の住所

※こちらはこの記事を書いていた日によるもの(2018年11月)で、それ以降、値段や記入の項目が少し違うこともあるかと思いますが、そのときはすみません。




⑦まとめ

フランスでの引っ越しは、物件を決めるまでにも、そして実際に引っ越しするまでも日本よりも長く、うまく物事が運ばずイライラする事もあるかと思いますが、あまり深く考えすぎず少しでも早めの準備と対策などできることから少しずつやっていくのがいいかと思います。

トラブルを避けるためにも、もしなにか困ったことがあればまわりの人に早めに相談されることをおすすめします。
この記事がみなさまの引っ越しに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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