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【フランス語多読におすすめ①(仏検3級レベル・初級)】フランス語で読書をしよう①〜Aki ShimazakiさんのLe Poids des Secretsシリーズ〜

2019-01-29




わたしは独学でフランス語を勉強しています。1年以上前からフランス語でも読書し始めるようになりました。はじめてフランス語で書かれた小説を読んだのは、日本人ですが、フランス語で本を書いている"Aki Shimazaki"さんという方で、彼女の本はとても読みやすく、初心者でも十分読めてしまうと思うので、今回は彼女の本についてぜひ紹介させてください。

フランス語で読書しようと思ったきっかけは?

フランスのいくつかの新聞社の携帯アプリを入れているので、重要なニュースなどが入ってくると通知してくれるようにしています。そういったものを一日になんども目を通したときに、ニュースも多少読めるんだから本も読めるかな?と思い読み始めたのがきっかけです。
どの本を読もうかなと思っていたときに、インスタグラムで仲良くしているフランス人女の子が紹介してくれたのが、Aki Shimazaki さんで、本屋さんに見に行ったら読みやすそうだったので読むことにしました。

Aki Shimazaki さんとは

1954年生まれの岐阜出身で、農業を営んでいる家庭で育ち、子どもの頃は本を読むのがお好きだったようです。
日本では5年ほど小学校で教師をしており、夜間学校で英文法を指導経験もあり。

1981年にカナダへ移住し、バンクーバー、トロントにて過ごしたあと、1991年にモントリオールに定住。本を書いたり日本語を教えたりしながら暮らし、1995年、40歳のときに学校でフランス語を学び始め、フランス語で小説も書き始めるようになった。
彼女の初めての本"Tsubaki"は、1999年に出版され、モントリオール市内で行われた文学賞の最終選考まで残る快挙を成し遂げました。

Aki Shimazaki さんが出版した本

現在出版されてる全ての本が5冊からなるシリーズとなっています。

Le Poids des Secrets
(Tsubaki,Hamaguri,Tsubame,Wasurenagusa,Hotaru)

Au coeur du Yamato
(Mitsuba,Zakuro,Tonbo,Tsukushi,Yamabuki)

●l'ombre du chardon
(Azami.Hozuki,Suisen,Fukinoto,mai-mai)

今回はわたしがすでに昨年すべて読み終えたLe Poids des Secretsシリーズをご紹介します。

Le Poids des secrets シリーズ

このシリーズは、Tsubakiからはじまる5冊の本からなっています。5冊それぞれ主人公が違い、それぞれの視点から描かれてとてもユニークです。5冊すべてを読むとすべての話の内容がつながります。
1冊1冊がそんなに長いお話ではないので、本自体もポシェットの中にポンっと収まるサイズで、文章もとてもシンプルになっていて読みやすいしわかりやすいです。お話自体はよくある日本のちょっと謎めいた恋愛小説と言う感じですが、わたしは恋愛小説が大好きなのでとても楽しめます。
第2次世界大戦中の終盤の長崎の話がメインになっていて、2017年の夏に長崎に行って原爆についての博物館へ行ってきたのでとても興味深く読むことができました。

そして、こちらの本、仏検3級くらいの方でも辞書を片手に十分読めてしまうと思います。

①TSUBAKI

ーYukikoの話ー
時代は第2次世界大戦中、Yukikoは両親と東京から長崎に引っ越し、同じく関東から長崎に引っ越してきたYukioと会う。ふたりはお互いに惹かれ合い将来も約束するが、ある現場を目撃したあとからYukikoのYukioへの態度が変わってしまう。

②HAMAGURI

ーYukioの話ー
生まれたときから父親がおらず、友人もおらず孤独に過ごしていたYukio。母親の再婚相手の義父と3人で長崎で暮らすことになり、同じく東京から父親の都合で引っ越してきていたYukikoに会い、お互いひかれあうが、ある日を境にYukikoの態度が一変。Tsubakiとは反対にYukioの視点で描かれた話

③TSUBAME

ーMarikoの話ー。
東京大震災があったすぐ後、ある韓国人の11歳の少女Yonhi はいなくなったおじを探しに行くからと母親の日記とMariko Kanazawaという新しい名前をもらい、教会にのこされ、母親の帰りをずっと待っていた。月日は流れ、自分の子どものYukioの家族とその子どもたちと平和に暮らしていた。あるきっかけで在日韓国人の女性に母親が残していた手帳を訳してもらうことになった。

④WASURENAGUSA

ーKenjiの話ー
裕福な家に生まれたKenji。最初の結婚は見合いだったが、子どもができず離婚。原因は彼自身にあると落ち込むが、ある時教会でMarikoに会い、惹かれていき、結婚を決めるが、子どももいるMarikoとの結婚を彼の両親はもちろん賛成しなかった。

⑤HOTARU

ーYukioの娘Hotaruの話ー
HotaruはYukioの3番目の子ども。一番祖母のMarikoになついている。ある日MarikoがHotaruに自分の過去にあった話を打ち明け始める。その話はMarikoが15歳だった時の話から始まる。この本の殆どはMarikoの視点で書かれている方が多いです。

 



まとめ

以上とても簡単にですが、あらすじについて書かさせていただきました。

こちらの本、そこまで難しくないので、わたしもほとんど辞書を使うことなく読めます。
わたしの場合ですが、2月上旬くらいから、4月21日くらいまで読んでいたので、2ヶ月半くらいで5冊読めたみたいです。日本に帰っていたりしていたわりにはまあまあのペースで読めたと思います。
多分結構初心者の方でも読めてしまう本だと思います。
わたしはこのシリーズの中でも特に3番目のTsubameが一番良かったです。
この話の始まりは本当に胸を打たれて涙ぐみそうになりながら読みました。

フランスでもこちらの本はなかなか置いていないので、もしフランスへ旅行にいらした際に、本屋さんで買いたいと思っていらっしゃるのであればぜひ初日にお店にあるか確認し、なければ注文して旅の最終日にとりに来るのがいいと思います!

わたしは本を読むのが好きですが、たくさんの数をこなしたいわけでなく、しっかりじっくりと読むのが好きなタイプで(これは映画でもドラマでもそう!)、セリフを覚えるくらい何度も読みます。

フランス語のテキストを何冊もとく勉強の方法もあるかもしれませんが、フランス語の本を1冊読めれば、自分でも読めるんだ!と自信にもなりますし、何より楽しめる気がします。
ぜひ、少しでも興味を持たれたら、Tsubakiからはじめてみられるのはいかがでしょうか。

またわたしが昔使っていた参考書や辞書をおすすめしているページもありますのでもしよければ是非参考になさってみてください。

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