こんにちは!SAYAKA(@tofurabbit)です!
今回は、ストラスブールのクリスマスマーケットについて紹介します。
わたしの彼はストラスブールの郊外に家族が住んでいて、私は2011年ごろからストラスブールのクリスマスマーケットに毎年訪れているのでかなり詳しい方だと思います。
そんなわたしがストラスブールのクリスマスマーケットの簡単な歴史やおすすめのマーケット場所5箇所を紹介します。
2021年も12月にストラスブールのクリスマスマーケットへ行きました。
私は12月1週目の土曜日の夜に行きましたが、週末は本当に混んでいます!
ストラスブールのクリスマスマーケットを動画にて撮影しました。Youtubeにて公開していますのでぜひお時間ありましたらご覧ください。
Contents
ストラスブールのクリスマスマーケットの歴史を簡単に紹介!
2022年の開催日は11月25日からとなっています。
ストラスブールのクリスマスマーケットは1570年から始まります。
実はそれ以前からも12月にはストラスブールではマーケットが行われていました。
12月6日は、サンタクロースのモデルになったとも言われているサンニコラの命日で、中世ヨーロッパの時代では、12月6日には家族が子どもたちにお菓子などをプレゼントをする習慣があり、そのプレゼントを買うためのマーケットが数日前に開かれており、それが後のクリスマスマーケットになります。
しかし、1525年に、ストラスブールのキリスト教の教派がカトリックからプロテスタントに変わると、そのプロテスタントの人々がサン・ニコラのためのマーケットを開くことをよく思わず、代わりにイエス・キリストの誕生を祝う日のためのマーケットにしようとそのマーケットの主旨が変わります。そのためマーケットの開催時期も12月24日までの1週間に変更となったのが1570年でした。
当時行われていたのは、Christkindelsmärikという名前で、ストラスブールの大聖堂の前でマーケットが行われていました。
1830年には大聖堂前からPlace Kléberでの場所に変更になります。
1870年、ストラスブールはドイツ領となった際、1871年より行われたマーケットは"Place Broglie"という場所に変更となりました。そしてドイツ領からフランスに戻った後もそして現在も変わらず同じ場所で開かれています。
アルザス地方では、長い間ストラスブールのみでのクリスマスマーケットが開かれていました。
1970年代には、クリスマス飾りなどはスーパーなどでも買えるようになったりしたため、わざわざマーケットまで足を運んで買う人が少なくなりとても地味な存在となっていきましたが、1987年に、カイゼルベルグというコルマールから近い場所で、アルザス2ヶ所目のクリスマスマーケットが開かれると想像以上の人気となり、ストラスブールの人たちも、もっとクリスマスマーケットを大きくして観光客を呼ぼう!とやる気を出し1992年より、カテドラルでのクリスマスマーケットが約150年以上ぶりに再スタート、その後2000年には期間を長くし、12月末頃まで開かれるようになり現在に至ります。
ストラスブールのクリスマスマーケットに関する注意
ストラスブールのクリスマスマーケットは数年前からセキュリティチェックが義務付けられています。
中心部近くの何箇所かの橋の上で手荷物を見せたり、コートを脱ぐ必要がある場合もあります。
上の写真のように長い列を作っている場合があるので、もしレストラン等予約などがある場合は、早めに行ったほうがいいと思います。
※2021年はこのような検査はありませんでした
できるだけ、あまり大きな荷物を持ち込まないようにするためにも、スーツケースなどは駅構内にあるコインロッカーやチェックアウトしたホテルに預けるのがいいと思います!。
その預け方に関する記事はこちらに詳しく載せています。もし良ければ是非参考になさってください。
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ストラスブールのクリスマスマーケットのオススメ場所
ストラスブールのクリスマスマーケットは1箇所だけではなく、10箇所以上で行われています。
L'ill(リル)という名前の川で囲まれた場所のいくつかの場所にてクリスマスマーケットが開かれています。
クリスマスマーケットが行われている場所は無料で配布される地図に詳しく載っています。
2022のはまだ出ていないので、2021年の地図をぜひ参考にしてみてください。
⇨このまま2022年の地図に変わったようです!
https://noel.strasbourg.eu/en/chalets
わたしがストラスブールのクリスマスマーケットでお気に入りの場所が5箇所あるのでそちらを紹介していきたいと思います。
まずは以下の地図をご覧ください。
地図の☆の3、教会前で行われている食事系が多いマーケット
サン・トマ教会(Église Saint-Thomas)という大きなプロテスタントの教会のすぐ目の前で行われているクリスマスマーケットです。
教会とクリスマスマーケットのイルミネーションがとても綺麗です。
昼間のバージョンもあります。
ここは、食べ物が多いなという印象でした。
アルザスといえばプレッツエル。
こちらを使ったスナック的な食べ物もあります。プレッツエルにチーズを入れて焼くのです。これをあの寒い中、アツアツでいただくのが本当に幸せです!
他にもバゲットフランベという、バゲットの上にタルトフランベが載っているものも見つけられます。アルザス出身の彼がそれはストラスブールのクリスマスマーケットの名物料理と教えてくれました。
Youtube動画ではそちらも紹介していますのでぜひご覧ください。
地図の☆4にあるPlace Kléber(プラスクレベール)にある巨大なクリスマスツリーと2021年から始まったマーケット
アルザス地方だけでなく、フランスでもこのクリスマスツリーが設置されたなどよくニュースでも報道されています。
このツリーが夜になったときのイルミネーションがとても素敵です。
ぜひこちらにいらっしゃったら、昼間と夜とどちらのバージョンも見ていただきたいです。
実は2021年からこの場所でかなり大規模なクリスマスマーケットが開かれるようになりました。
クリスマスツリーを見て写真を撮っている人と、クリスマスマーケットで買い物をしている人両方いたので、今回行った中でこの場所が一番混んでいるなと思いました。
すごくたくさんお店が出店されていましたが、私はこのキャンドルを飾る入れ物を販売しているお店でギリギリまで買おうか悩みました。
見てください、これ!とても可愛くないですか?
私は自宅でキャンドルをつけるのが好きなので、それを飾る入れ物など可愛いものを見つけるとついつい欲しくなってしまいます。
また、こちらの場所では最近クリスマスの時期になるとスケートリンクが置かれるようになりました。※2021年にはこの場所ではありませんでした
以前は大聖堂のそばにあり、何年かやめていたのですが、2018年くらいからまた再開したようです。
地図の☆7にある、ドイツ領となった後の1871年よりplace Broglieで行われているクリスマスマーケット"Christkindelsmärik"
この名前は、アルザス語でクリスマスマーケットという意味で、現在でもこの場所のクリスマスマーケットはそう呼ばれています。
また、マーケットの前にもこのように書かれています。
私の彼がはじめて連れてきてくれたストラスブールのクリスマスマーケットがここで、わたしにとっても思い出深い場所です。
ここでだいたいいつも同じお店でヴァン・ショー(ホットワイン)をいただきます。
このお店はヴァンショーなどの飲みのもの専門店ですが、温かいリンゴジュースやオレンジジュースもあって、ヴァンショーが苦手な方でも楽しめます!
昔使用していた動画ですが、もしよければぜひ雰囲気だけでも味わえると思うのでご覧になってみてください。
カップも私が最初に来た時は使い捨てでした。
それがここ数年は再利用できるカップが使用され自宅へ持ち帰ることも可能ですが、カップを返すと1€返してくれます。
このカップ、コルマールへ行くとHansiという人が描いたアルザスの民族衣装を着た可愛い絵柄のついているカップだったりして日本にお土産として持ち帰りたくなります!
他にもキラキラしているクリスマス飾りもたくさんあって、みているだけで楽しいです。
クリスマスに飾られるサントン人形もこちらの会場ではたくさん見つけることができます。
ただ、ここの通りも狭く、いつも誰かが近くにいるので、スリなどにはお気をつけください!
地図の☆8にある大聖堂の前にあるクリスマスマルシェ。
私は大聖堂前で行われていると書きましたが、大聖堂の横でも行われています
ここは一番行きやすく目立つのでいつ行っても混雑をしています。
特に週末は本当に混んでいるので、感染対策やスリなどにはお気をつけくださいね!
私はここにある、毎年この時期に期間限定で出店しているドイツのクリスマス飾りのお店、 ケーテ・ウォルファルトに行きます。
ここは期間限定でこの店舗があるので、プレハブのような簡易的な建物でできていて店内はとても狭いです。
スフレンハイム焼きのお店も出ています。
アルザスの民族衣装を着た方が接客をしていました。
クリスマス飾りのお店もたくさん出ています。
私はここのマーケットでこれを買いました。
木でできたサンタクロースのクリスマス飾り(ハンペルマン)です
私は木でできたクリスマス飾りが大好きで、可愛いものを見つけるとすぐ購入したくなります。
母とお揃いで、12月中に到着するようにとすぐ送りました。
これを購入した時のことをYoutube動画にて紹介していますので、クリスマスマーケットの雰囲気も味わえるかと思いますのでぜひご覧ください!
私が購入したのはこちらのお店です。
この写真は彼が私が行った後にまたアルザスの実家へ戻った時に時に撮って来てくれました。クリスマスがもう近いクリスマスマーケットが終わり頃だったので、お店の商品がほとんどなくなっていました。
実は私は買わなくて後悔したクリスマス飾りがあるのですが、それは残っていて買って来てくれました!
それがこの小さいサンタさんです。
これを見た時にハウルの動く城に出てくるマルクルの変身した姿を思い出してどうしても欲しくなりました。
この子は私のデスクの上に一年中飾られています。
地図の☆9にある食べ物がメインのマルシェ、Les délices de Noël
場所は、Terrasse Rohan(テラスロアン)という大聖堂のすぐ近くで行われています。
行くにはこの門を通っていきます。
こちらではアルザスのビスケット"ブレデル"が販売されていたり、シュトーレン、ホットワインなど食べることの大好きな私には大好きな場所です。
クリスマスが来るまで少しずつ食べてクリスマスを待つというシュトーレンが販売されていたり、
ヴァンショーのお店もあって、私が通りがかった時には補充している場面に遭遇して、実際に作っているところを見れて楽しかったです!
クリスマスマーケット以外も美しい
クリスマスマーケットもとても美しいですが、街の中のあちこちに飾られているイルミネーションもとても美しいです。
大聖堂の前
街の中、
夜のまち。
いろいろなところに飾られています。
ぜひ皆さんのお気に入りを見つけて一緒に写真撮ったりされてみてくださいね!
(写真を撮っている間もスリなどにはご注意くださいね)
毎年別の国のクリマスマーケットがゲストで出店
わたしが数年前にみたときは、ルクセンブルク、昨年はアイスランド、今年はレバノンが招待されているそうです。
残念ながら2021年は行われていませんでした。
ストラスブールクリスマスマーケットについてのまとめ
今回は、ストラスブールのクリスマスマーケットについて紹介しました。
ストラスブールのクリスマスマーケットは毎年同じように見えて、少しずつ変化していることがあるのでその変化を探すのが楽しいです。
2019年は12月30日まで開かれていますので、ぜひ、フランスを訪れる予定のある方は数時間でも滞在してみられてはいかがでしょうか。
そして少しでも皆様の滞在・観光に私の記事が役立てたら嬉しいです。
2020年は中止となったクリスマスマーケットは2021年には行われることになりました。
日程は、11月26日から12月24日となっております。
2022年も開催予定です!
2022年は11月25日から12月24日まで開催予定となっています。
クリスマスマーケットについてはコチラのオフィシャルサイトもご覧ください。
⇨ストラスブールクリスマスマーケットのサイト(英語)
2022年の他のアルザスのクリスマスマーケットについても紹介しているのでこちらの記事もご覧ください!
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【2022年保存版】フランス・アルザス地方のクリスマスマーケット日程一覧(ストラスブール、コルマール、リクヴィルなど)
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ただ、この時期とても混み合います。クリスマスマーケットで買い物しているとき、写真を撮っているとき、誰かと話をしているとき、スリに狙われる可能性も考えられるので、よくよくお気をつけて、みなさまの滞在が素晴らしいものとなりますように。
そして少しでもこの記事で楽しんでいただけたり、役に立てば嬉しいです。
ストラスブールのおすすめ、他にもたくさん紹介させていただいているので、お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。
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ところでみなさん!海外へ行く準備は万端ですか?
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