こんにちは!SAYAKA(@journaldesayaka)です!
フランス語の本を現在も続けて読んでいます。前回紹介させていただいたAki Shimazakiさんのフランス語小説についての記事がたくさんの方に見ていただけていたようでしたので、今回は、先日読み終えたL'ombre du chardon シリーズについてご紹介したいと思います。
わたしが以前読んだシリーズ、Le Poids des secretsについてはこちらの記事をご覧ください。
Aki Shimazakiさんについての紹介も簡単にしてあります。
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【フランス語多読におすすめ①(仏検3級レベル・初級)】フランス語で読書をしよう①〜Aki ShimazakiさんのLe Poids des Secretsシリーズ〜
こんにちは!南フランス在住のSAYAKA(@journaldesayaka)です! わたしはフランスに住み始めてから、独学でフランス語を勉強していました。 1年以上前からフランス語でも読書し始めるよう ...
Contents
L'ombre du chardon シリーズ
このシリーズは、Azamiからはじまる5冊の本からなっています。5冊それぞれ主人公が違い、それぞれの視点から描かれてとてもユニークです。
今回の話は同じ小学校だった3人が中心となって進んでいく話で、大人になって再会したそれぞれ3人のストーリーになっています。
①Azami
ーMitsuoの話ー
編集者として勤めていたMitsuoは、妻と子ども2人がいて幸せに暮らしていた。
ある日、小学校の同級生であったGoroと偶然ばったり再会し、とても有名な会社の社長になっていた。
彼はMitsuoを会員制の高級クラブに招待し、行ってみるとなんと小学生の時にクラスメイトであったMitsukoがそこで働いていたのだった。
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②Hôzuki
ーMitsukoの話ー
Mitsuoの愛人をやめた後、哲学を扱う古本屋を彼女の母親の助けを借りながら始めた。それは昔の恋人であるShojiの影響であった。また彼女には耳が聞こえず話せない、聾唖で、スペイン人とのハーフの息子がいた。Mitsukoは金曜日の夜だけ、会員制の高級クラブで働いていた。ある日、ひとりの女性とその娘Hanakoが古本屋にやってきて、夫のためにと本を買っていった。彼女はその女性が昔別れたShojiの奥さんではないかと疑い始める。
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③Suisen
ーGoroの話ー。
名古屋でとても有名な会社の社長であるGoroは、誰もが羨む順風満帆な人生を送っていた。しかし彼は幼い頃母親を亡くし、父親が再婚して妹ができいつもその妹と比べられることがストレスで、強い嫉妬心を持っていた。そのためかいつもどこかその寂しさを埋めるかのように二人の愛人のところに会いに行ったり、夜な夜なパーティーに参加したりと派手な生活を送っていた。自分には素敵な家族がいるにもかかわらず。。。しかしある日、黒い猫を見かけたあとからその日々が少しずつ狂い始める。
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④Fuki-no-tô
ーMitsuoの妻・Atsukoの話ー
6年前名古屋に住んでいたAtsukoは、畑の仕事にだんだんと興味を持ち、週末や子どもが休みのときにだけ実家に帰って農業の仕事をしていたが、本格的にその仕事を始めたいと実家のある田舎に移住し、父親の畑を継いだ。当時名古屋で編集者をしていた夫のMitsuoも会社をやめ、愛人とも別れ、その田舎で一緒に暮らし始め、新しくAzamiという雑誌を自身の会社を作り発行し始めた。Atsukoの農業の仕事はとてもうまく行っており、自分ひとりで続けていくことは難しいと判断しアシスタントを雇うことにするが、その応募してきたひとりが高校時代に知り合った友人であったのだ。
この本だけ日本のアマゾンで見つけられなかったので、フランスのアマゾンのリンクを載せています
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⑤Maïmaï
ーMitsukoの息子Taroの話ー
ある日祖母からTaroに母親のMitsukoが死んだとの連絡が入る。母親の早すぎる死にがっかりするも、母親が経営していた古本屋を自分が絵を書くためとその絵を売るためのアトリエにすることを決める。ある日アトリエの前に立っていた若い女性に声をかけられるとなんと昔母親の古本屋のお客さんの子どもであるHanakoだった。
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読んだあらすじと感想をフランス語で書く
こちらもDELF対策で以前からやっていたあらすじと感想を書くというもの。
DELF B1を受ける前からすでに読んだ本や見た映画などで少しずつ始めていて、トラベラーズノートに書き始めたのは昨年の9月から。
今回読んだMaïmaïでちょうど一年ほどで10冊読めたことになります。
DELFB2を受けたりしていた割にはまあまあのペースだったかなと思っています。
ひとつ例で、こちらに、フランス語で書いた感想などを載せますね。
①本の写真
②本についての情報
③自分が読んだ期間
④あらすじ
⑤意見
などを書いています。
別にこんなふうにノートに書かなくても、メモ程度でもぱぱっとかける練習をするといいと思います。
また、わたしはいつも書きすぎてしまうので、このノート内に抑える!というのもいい練習になっています。
インスタグラムにも読んだ本を投稿しています。
もしよければこちらも御覧ください♪
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そして他にも書く練習で、フランス語日記も数年前から書いています。
こちらに関する記事ももしよければご覧ください。
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まとめ
以上とても簡単にですが、それぞれの本のあらすじと私が書いている読書ノートについて書かさせていただきました。
こちらの本、まだ文庫本になっていない本もあり、わたしは地元の図書館で借りて読みました。
そして最後のMaïmaïに関しては今年の春に出たばかりの新刊なので、図書館でも順番待ちしていました。
彼女の本はもとからフランス語で書いているので違和感なく読むことができます。
また、難しい表現をそこまで使っていないので、特にこの最後のMaïmaïに関しては、DELFに合格したあとだったからか、辞書ほとんど使わずに読めてしまいました。
仏検準2級・DELF A2レベルくらいでもそこまで苦労せず読めてしまう本だと思っているのでぜひぜひオススメしたいです!
そしてぜひあらすじや感想も自分の言葉で書いてみてくださいね。
今回私が読んで一番好きだった本はSuisenです。
はじめは少しイライラしてしまったのですが、後半スカッとします。テンポもよく読了感もとても良かったです。
またわたしが昔使っていた参考書や辞書をおすすめしているページもありますのでもしよければ是非参考になさってみてください。
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